え!
ついこの間まで鬱陶しいくらい元気だったのに!
っていうか、今朝も元気だったのに!

(1日で葉っぱがクシャクシャ)
日 々 草 が 瀕 死 状 態 。
やっぱ寒かったのかな。
越冬は無理だったのかな。
っていうか。
でも。
もしこれが去年や一昨年の今日だったなら、あたしは日々草に何かを投影して、それはもう立ち直れないほど凹んでいただろう。
片付け始めてからの1年数ヶ月で随分強くなったんだなあと、しみじみ思った。
まあいいや。
大人になって初めて育てた日々草は、十分あたしを楽しませてくれたし、花を愛でることの楽しさも少し味わったもの。
もちろん枯れて欲しくはないけれど、その時がきてしまったら、枯れたことを嘆かずに、鬱陶しいくらいに咲いた夏のことだけを思い出そう。
咲き終えて絨毯の上にポロリと落ちた花を拾い続けた今年の夏を。
・・・・という、後ろ向きなんだか前向きなんだかサッパリわからない話を書いているのは。

(今回の花のチョイスはあたしに非ず)
最近墓参りに行ったから。
何回この日を迎えても全然慣れなくて、相も変わらずアレコレ考えてしまうけど、でも、ゆっくりでも確実に、前に進んでるのは確かだ。と思うことにしよう。そうしよう。
ただし。

(ダンボールの上が服置き場と化しているの図)
片 付 け は ち っ と も 前 進 し ね え で や ん の 。
#本を読んでいない人にはだいぶ意味不明でした。
(全国の書店、Amazon
#明日から片付け記事、復活しましょう。
#まずは服をたたむところから。 ←低レベル
まさか!蟲師が罰ゲーマーになるわけないから!
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携帯の方はこちらからどうぞ。 夏目父、帰宅。 あたしもたった今帰宅。 部屋のドアを開けるまでは、出張の労をねぎらって一緒に晩酌でもしようと思ってたけど、しない。 絶対にしない。 してやんない。 |
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| あ た し の 部 屋 に 戻 す な 。 |
ゴールは遠いですが、どうか長ぁーい目で見守ってやってください! |
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携帯の方はこちらからどうぞ。 夏目父と二代目が正座して話った「カエルを置いた理由」を聞いたあたしは、二人のアホさ加減に脱力し、その後、衝撃を受けることとなる。 それは4畳半が台風被害に遭う、少し前の、ある夏の夜のこと。 日中、あたしと麻雀をしていつものよーにボロ負けした二代目は、夏目父を誘って呑みに出かけ、麻雀をしている時のあたしがいかに非情な人間なのかを夏目父に切々と語っていた。 夏目父はそんな二代目の話を最初は笑いながら聞いていたのだが、ふと、前日に家で起きた小さな出来事を思い出した。 詳しい状況は夏目父も忘れたらしいが、とにかく、夏目父とあたしがリビングでくつろいでいた時、少しだけ開けていた窓から部屋に蜂が入ってきた。 娘は部屋にいる虫と蜜月ってるというのに、夏目父は異常なほど虫が嫌いだ。 ましてや部屋に入ってきたのは大きな蜂だった。(夏目父基準) 我が物顔で部屋を飛び回る蜂。 慌てて逃げ惑う夏目父。 格好の遊び相手を見つけた!とばかりに蜂を追いかける猫。 リビングはパニくっていた。(夏目父基準) しかし、その時あたしがどうしていたかと言うと。 視界を時々遮る夏目父を疎ましく思いながら、テレビを見ていた。らしい。 前日のそんな出来事を思い出した夏目父は、二代目に言った。 「そーいえばアイツ、感情が顔に出ないんだよなあ」 言い訳させて貰うと。 二代目は麻雀をしているあたしのことを非情だと言うけれど、二代目にとっては同卓した相手全てが「非情」に思えるハズだ。 だって二代目、麻雀、超弱ぇーんだもん。 そして、夏目父は「感情が顔に出ない」と言うけれど、そんなことはない。 驚くこともあれば焦ることだってある。 部屋に蜂が入ってきたことにパニくらなかっただけである。 だって騒いで暴れたら却って刺されそうな気がするもん。 その後二人は、あたしの驚く顔が見てみたいという話になり、驚かせる策を練り、二代目の店にあるカエルをチョイスした。 その後の二人の行動は、想像に難くない。 いつの間にか脚を崩していた泥酔男×2は、話をしているうちにその時のワクワク感が甦ってきたらしく、とても楽しそうだ。 手を叩いたりしながら、「タヌキとカエルでだいぶ悩んだんだよなー。でもほら、先生はこのカエルが気に入っちゃったんだよねー」などと言って笑っていやがる。 |
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どうやら。 楽しくないのはあたしだけらしい。 そもそも。 いい歳した大人の男二人が、片や「麻雀に負けた」、片や「部屋に蜂が入ってきたのに平気な顏をしていた」なんつう理由で、こんな重いものをわざわざ人の部屋に運び入れるだろうか。 普通はしないだろう。 つまり、だ。 その時も二人はものすごく酔っていたわけだ。 あげく、肝心の驚かせたい相手は、カエルが置かれたことに何年も気づくことなく、その上にどんどん物を重ね、ついにカエルを隠してしまった。 ・・・・む、む、虚しい。 しかしまあ、酔った上のことなら仕方ない。 それに。 今現在も酔っているわけで、そんな状態の二人にアレコレ言ったところで、糠に釘、豆腐にかすがい、暖簾に腕押し、蛙の面にしょ・・・である。 ただ、あたしにはひとつ、解決しておきたい疑問があった。 娘 「あの」 父 「はいはーい」 ←逆戻り 娘 「このカエルはさ」 二代目 「持ってカエルー!」 ←コイツも逆戻り 娘 (無視して)「とーちゃんが二代目のところから買ったの?」 父 「そーですよーーーーん」 ←うぜー 二代目 「そーですよーーーーん」 ←コイツもうぜー 娘 「いくらで?」 父 「・・・・え?」 娘 「い く ら で ?」 夏目父は無駄遣い番長だ。 あたしの無駄遣いとは桁が違う。 だから、果たしてこのカエルをいくらで買ったのか?が知りたかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ま、ま、ま、まあ、ほら、売った時の目安にもなるしね☆ 娘 「 い く ら で ? 」 あたしがドスを効かせてそう言うと、夏目父・・・・ではなく、二代目が指を三本立てた。 え・・・・!? さんぜんえんっ!? こんなモノにさんぜんえんっ!? いやいや待てよ。 夏目父のことだ。 3万円で買った可能性もある。 だから続けた。 娘 「ケタは?」 父 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 娘 「ケ・タ」 二代目 「あの・・・・」 娘 「その指1本はいくらなの?」 二代目 「えっと・・・・」 娘 「 い ・ く ・ ら ? 」 期待と不安が入り混じっていた。 高ければ、それを払った夏目父のアホさ加減にがっかりするけれど、売る楽しみが増す。 安ければ、売る楽しみはなくなるが、自分の父親が酔って大枚をはたくような嫌味な人でないことが判って安心できる。 さあ。 |
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| ど っ ち ? |
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終始無言を決め込んでいる夏目父の代わりに、今度も二代目が口を開いた。 二代目 「さん・・・・・円」 娘 「あ゛?」 声が小さい上に、呂律が怪しい。 あたしが聞き返すと、二代目は覚悟を決めたように、大きな声で言った。 |
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| 「 さ ん び ゃ く え ん っ ! 」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 というわけで。 カエルの行き先が決まった。 売らないし、捨てもしない。 だって二代目が言ったもの。 カエルが帰る場所はココしかないのだ。 |
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![]() ココにこうして置いてぇー ![]() 毛布をかぶせたら、はい、おしまーい♪ |
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ココがカエルの居るべき場所だ。 だって。 二代目が言ってたもの。 |
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| 「 先生はこのカエルが気に入っちゃったんだよねー 」 | |||
って、確かにそう言ってたもの。 二代目のその言葉に、夏目父はコクンと頷いてたもの。 ええ。 夏目父のベッドにカエルを仕込みました。 当の本人はまたもや出張中。 帰宅は明日の夜。 わーい、楽しみぃー♪ とーちゃん早く帰ってこねーかなー☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あの。 |
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| 「 蛙 の 子 は 蛙 」 っ て 言 わ な い で く だ さ い 。 |
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ゴールは遠いですが、どうか長ぁーい目で見守ってやってください! |
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携帯の方はこちらからどうぞ。 ゴミ屋敷 ごみ屋敷 家政婦 片付けられない 4畳半から発見された、出所の判らないカエルについて頂いたたくさんのコメント欄には、「キモチワルイ」という意見の他に、「いかしてる」とか「欲しい」とかいう発言があったりする。 「売ってみては?」系のコメントもちらほらあり、それを読んでいるうちに、なんというか、その、あの、よ、よ、欲が出てきた。 欲は、人にいい夢を見させてくれる。 もしかすると。 あのカエルは、大金に化けるかもしれない・・・・。 そしたらお正月の夏目家の食卓には・・・・。 |
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![]() ぐふぐふふふ。 |
そんな夢・・・・というか妄想を抱きつつ、夕べ、家から徒歩で行ける場所にあるリサイクルショップ・・・・というよりは「骨董品店」ちっくなお店を訪ねてみた。 骨董品店の二代目店主は、あたしの麻雀友達であり呑み友達でもある。 それが縁で、夏目父とも呑むようになり、今では骨董品店を営む傍ら、夏目父の仕事のアシスタントもしている。 そして。 夏目父を「先生!」と慕っている。 掃除機で猫を追い回し喜んでいるようなオッサンがどーすれば「先生」になれるのかはわからないけれど、そんなオッサンを慕っている二代目は、あと10年もしたら夏目父みたいになりそうな、なんというか、人生の全てにおいてヤル気がなさそうで、生き生きするのは麻雀の時だけという、絶対結婚したくないタイプの男だ。 ちなみに麻雀は、一緒に打っているこっちが生きる気力を無くすくらい、弱い。 そんなヤツではあるけれど、あたしが、カエルが出現した経緯を掻い摘んで伝えた後で質問すると、本業に関することだからか、かったるそうではあったものの一応答えてくれた。 あたしが訊きたかったのは、 ・ああいう類いのモノをリサイクルショップに持ち込む人がいるのか? ・持ち込む人がいたところでそれは捌けるものなのか? だったのだが、結論から言えば どちらも YES らしい。 ただし。 「お前が盗んだモノじゃなかったらね」というのが前提だった。 普通なら「キミ!失敬だぞ!」とキレてもいいような発言だが、何せあたしは叩けば土埃(と綿埃とヒメカツオブシムシが脱いだ皮)が出る身なので、 「盗んでたとしても時効だよね」 「つーか盗んだのは確実に10年以上前?」 「いや、わかんない」 「窃盗の公訴時効は7年だぞ」 「わ、判った。気をつける」 と、ブラックジョークのよーな生々しいよーな話をした後、麻雀の話や、ほんの少しだけ虫の話をすると、近々カエルを引き取ってもらう約束をして店を出た。 さっき別れたハズのその男が我が家にやってきたのは、あたしが帰宅してから10分も経っていない時だった。 早速件のカエルを引き取りにきたのか?と思いきや、「それもあるけどメインは別件」と言う。 その男は両手にそれぞれ袋を下げていた。 |
![]() (不味そうに撮れちゃった☆) 「かあちゃんがキャベツ持って行けって」 |
この男のお母さんは、外食ばかりしている我が家の食生活をいつも気にかけてくれ、月に何度かは元・料理人の息子に食材を持たせ我が家に派遣してくれるのだった。 2人が3人になったところで、キャベツ4個は一晩で捌けやしない。 元・料理人のこの男は、キャベツ1個を使い手際よく夕食を作ると、他の3個は千切りにしたり浅漬けにしたりロールキャベツにしたりしてくれた。 そしてそれが終わると、リビングのソファーにどっかと腰を下ろした。 で。 酒盛りが始まった。 なぜかいつもよりハイペースで呑み続ける夏目父と二代目。 酒盛り開始から1時間後にはだいぶ酔いが回っていた。 「このままではカエルが・・・・」 あたしも酔ってはいたが、なんとかカエルを忘れずにいられる程度だったため、二代目に話をふってみた。 |
| 「ねえ。今日カエル、持ってカエル?」 |
駄洒落ったつもりはないのに、二代目には「山田くん!座布団全部持ってっちゃって!」と馬鹿にされ、夏目父には「そんな娘に育てた覚えはない!出て行け!」と叱られた。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 酔っ払ってるくせにツッコミを入れるタイミングだけは早い二人をリビングに残して4畳半に行き、重ーいカエルを持ってリビングに戻った。 |
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すると、だ。 あたしが抱きかかえていたカエルを見て二代目が大笑いし、そして、少し怒ったフリをして、驚愕の言葉を口にしたのだった。 |
| 「俺が売ったモンに文句つけんなよっ」 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え? 今なんと? なんとおっしゃったの? そう訊き返そうとしたのだが、あたしは瞬時に全てを把握した。 そうだ。絶対そうだ。 4畳半にコレを置いた犯人は夏目父だ。 理由は判らないけど、二代目の店でカエルを買い、4畳半の部屋のベッドの上に置いたのは夏目父だ。 なぜなら。 あたしは見てしまったのだ。 二代目の驚愕発言の直後、 |
| 少し慌てて二代目に目配せする夏目父の姿を。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ここで夏目娘、インスタントヤ○ザに変身。 ←○=「ク」 |
| 以下、良い子は真似しちゃダメよ☆ |
「ちょっと」 あたしが野太い声で言った。 すると、夏目父と二代目は声を合わせて言った。 |
| 「 ち ょ っ と ! ち ょ っ と ち ょ っ と
! 」 (もちろんアクション付き。しかもとっても楽しそうに) |
・・・・しょ、初っ端からキレそうになるがそれをぐっと堪えて話を続ける。 娘 「どういうことなの?」 父 「なんのことー?」 しらばっくれる気満々なようだが、あたしには白状させる自信があった。 何故ならあたしには切り札があるのだ。 だから続けた。 娘 「どーしてカエルをあたしの部屋に置いたの?」 父 「しらなーい。俺が置いたんじゃないもーん」 二代目 「もーん」 娘 「お前ら、グルだろ?」 父 「何のことー?」 二代目 「グルってなあにー?」 父 「グルってなあにー?」 父&二代目 (声を揃えて)「グルってなあにぃーーーーーー?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 泥酔者とマトモに話そうとした経験がある方にはこの状況が判って貰えるであろう。 あたしも、自分自身が酔ってこんな風になった経験があるからよく判る。 なんかね。 酔ってこーゆーテンションになっちゃうと、いろんなことが楽しく思えちゃうの。 ふざけてる自分がやたら面白いっていうかー、とにかく、冷静になるきっかけがないと止まらないの。 延々続けちゃうの。 相手がキレるまで続けちゃうの。 で。 キレられて自己嫌悪に陥るの。 だからあたしは、すぐに切り札を出した。 深呼吸をして落ち着いて、怒りが声に表れないように気をつけながら、切り札の言葉を口にした。 ちなみに。 あたしがこの言葉を口にして、夏目父の態度が改まらなかったことは一度もない。 「とーちゃん」 「はいはーい」 ←まだ気づいてない 「あのさ」 「はいはいはーい」 ←全然気づいてない 「今晩からさ」 「・・・・・・・え?」 ←ちょっと気づいた? |
| 「トラ(仮名・猫の名前)と寝るの禁止ね」 ↑ え?これが切り札ですよ? |
夏目父はシュンとなり、それにつられて二代目もシュンとなり、そして二人は何故かソファーの上に正座して、真実を語り始めた。(つづく) |
ゴールは遠いですが、どうか長ぁーい目で見守ってやってください! |
| 昨日の夕方、出張から戻った夏目父を迎えに車で空港へ行った。 夏目父の顔を見た途端、例の件と同時に、あの時嗅いだ、気を失いそうになるほどの臭いまでもを思い出してしまった。 でも、5日も前のことを今更責める気にもなれず、その件には触れないでいた。 なのに。 市街地へ戻る道すがら、夏目父のほうから例の件について話し出した。 父 「あのゴミ、ちゃんと捨てた?」 娘 「ん」 父 「お風呂ってすごくいいアイディアだと思わない?」 娘 「・・・・・・・・・・・・・・」 父 「袋から何かが漏れてジワーっときてもだいじょうぶだしね」 娘 「そーですね」 (いいとも風に) 父 「これからさ、ゴミを捨て忘れたらお風呂場に置くといいよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
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| お前が捨てればいいだけなんだがな。 | |||
心の中で悪態を吐いてみるも、その件について話そうとすると、鼻の奥のほうで臭いが蘇る気がして、どーにもこーにもいただけない。 とりあえずそのことは考えないようにした。 で、2人で呑みに出かけた。(またかよ) |
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![]() (この冬、初アン肝!) |
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呑んでいる途中、夏目父が席を離れた時のこと。 夏目父の旧友である、お店の店長(夏目父好きのオカマ)が小声で語り始めた。 店長 「ねえねえ。最近何やら片付け魔になってるんだって?」 夏目 「・・・・ぶっ!」 ←マジで吹き出した 店長 「お父さんが言ってたよ」 夏目 「片付け魔って程じゃないよ。あまりにも酷いからやってるだけ」 店長 「それだ・・・・け?」 夏目 「何が?」 店長 「片付け始めた理由って、それだけ?」 夏目 「うん。それだけ」 店長 「そうなんだあー。いや、アタシもそんなことだろうって言ったんだけどね」 夏目 「ん?何なの?」 店長 「あのね。それ。「あまりにも酷いからやってるだけ」ってこと」 夏目 「うん」 店長 「お父さんに話してあげたほうがいいよ」 夏目 「どーして?」 店長 「お父さん、「嫁に行く気なんじゃないか?」って気にしてたから」 夏目 「・・・・へ?」 店長 「「急に部屋を片付け始めるなんて、それくらいしか考えられない」って」 夏目 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 店長 「「俺、独りになるかも」って寂しそうに言ってたよ・・・・」(しんみり) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 なんというか、想像力が豊か過ぎるにも程がある。 でも、訊かれてもいないのに、敢えて「片付け始めた理由」を夏目父に語る気にはなれない。 あたしがそう言うと店長は、「わかった。アタシに任せて☆」と言ってウィンクをした。 ヒゲ剃り痕が青々とした、見た目は100%オッサンのオカマなのに、ウィンクをしやがった。 夏目父が席に戻り、今度はあたしが席を立つ。 モヤモヤした気分のまま用を足して戻ってきてみると、オカマとオッサンは高らかに腕を上げ、テキーラで乾杯をしていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 お前ら、何に乾杯してんだよ。 もしかしてあれか? 「行き遅れた末娘が嫁に行くのかと思ってハラハラしてたけど、やっぱ嫁には行かないんだってさ!よかったね!つーか、よくよく考えたら、アイツが嫁に行けるワケないんだよね!そうだよね!うははは!かんぱーい!うははははー!」か? そうか? そうなのか? つうかお前ら仲良さそうじゃねえか。 結婚すればいんじゃね? いーじゃんいーじゃんお似合いじゃーん。(棒読みで) そんなことがありつつも悪酔いはせず、楽しく呑んで、上機嫌で帰宅した。 で、今朝のことだ。 夢の中で掃除機の音が聞こえる。 いや、夢じゃないかも。 あ・・・、隣の家の音か。 いや違う。 この音は家の中だ。 家の中で誰かが掃除機をかけて・・・・る? おかーさん・・・・・・・・はとっくに死んでるから、おとーさん? そこまで考えが至った途端、一気に目が覚め、ガバ!っと布団を剥がして起き上がった。 時計を見ると朝8時。 夕べは、呑んだ割に帰りが早かったからそろそろ起きてもいい時間ではある。 でもまさか! いや!でも! 確かに家の中で誰かが掃除機をかけている・・・・! |
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| 誰 だ ! ! ! ? ? ? | |||
普通ならば、「二人暮しなんだもん。自分じゃなかったらもうひとりがかけてるに決まってるじゃん」と思えるのだが、あたしは生まれてからこのかた、夏目父が掃除機をかけているところを見たことがない。 掃除機の置き場所は知ってるだろうけど、使い方は知らないんじゃ?と思うくらい、掃除機と夏目父は縁がない。 なのに、家の中で掃除機の音がするのだ。 寝起きだというのにあたしはリビングへ走った。 そして、掃除機の音と、何やらバタバタと音がするリビングの扉の前で立ち止まり、深呼吸をした。 もしかすると。 あたしが片付け始めたことが影響して、とーちゃんに変化が起きたのかもしれない。 今までは「あたしが片付けること」=「嫁に行く準備」と思っていたから、面白くなくて協力できなかったのかもしれない。 それが夕べ、嫁に行くわけではないことを判り、「じゃあいっちょ俺も掃除っちゅーもんをやってみるかー」っていう気になったのかもしれない。 そんなことを考えながらリビングのドアを開けた。 そしてあたしが見たものは。 |
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| 掃除機を持ち、楽しそうに部屋を駆け回る父親の姿と、 追いかけられて逃げ惑う猫の姿。 ![]() (今朝は怖かったっス・・・・) |
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そういえば、昨日あたし、掃除機を出しっぱなしにしてたんだった・・・・。 そして夕べ飲み屋で、「掃除機をかけると決まって猫が逃げ惑う」っていう話をしたんだった・・・・。 そうか。 とーちゃんってば、その姿が見てみたかったんだね・・・・。 っていうかね、とーちゃん。 とーちゃんは知らないかもしれないけど、掃除機っていうのは掃除するものなの。 床に落ちてるゴミをね、シューっと吸ってくれる便利な機械なの。 猫の遊び道具じゃないの。 猫を追いかけるためのものじゃないの。 ほらほら。 どーせ掃除機かけるなら、その、今通ったところの10センチ横に埃が落ちてるでしょ? そこに掃除機をあてるといいんだよ。 いやいや、同じとこばかりじゃなくてさ、もうちょっと右!右! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 って。 |
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| 朝からバタバタとうるせーんだよ。 | |||
我が父親のアホな行いに呆れて、声も出せずに唖然と立ちつくしていると、あたしの存在にようやく気づいた夏目父が、それでも猫を追うことをやめずに言った。 「おっはよー!」 脳天気な夏目父の声で更に脱力したが、やっとのことで「おはよう・・・・」と挨拶を返した。 ・・・・と、その直後。 夏目父が掃除機で、ベンジャミンの鉢をひっかけた。 |
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猫は鉢が倒れた音に驚いて、テレビの裏側に逃げ込んだ。 鉢からびゃーっと土がこぼれ出て、床を汚した。 すると。 夏目父はようやく走るのをやめ、掃除機を止めると楽しげに言った。 |
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| 「はい!トラ(仮名・猫の名前)の負けー!」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あたしは黙ってリビングを後にした。 それ以降リビングには行っていないから、汚れた床を夏目父がどーしたのかは判らない。 その後、掃除機の音は止んだから、多分片付けていないのだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そのままでいんじゃね? リビングの上に直植えすればいいじゃん。 そしたらもう、掃除機で遊んでも鉢を倒すことないしね。 いや、掃除機は遊び道具じゃないけどね。 でもいんじゃね? 遊びたきゃ遊べば。 いい歳してアホみたいだったけど、よその人に見せなきゃいいもんね。 せっかくあたしが片付けてるのにとーちゃんがどんどん散らかしやがるけど、でもいいよね。 片付けなんてやめたやめたー。 どうせなら、家中、土まいちゃう? 土の上で寝ちゃう? それもいいかもね。 あはは。 あはは。 あははははー。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 っていうか、とーちゃん。 あたしは誰とも結婚できないんで、今のままだと一生二人暮しなワケですよ。 どっちかが死ぬまで二人っきりで暮らしていかないといけないんですよね。 で。 今のままだと家、荒れ放題なワケですよ。 だからね。 ここはひとつとーちゃんが。 |
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| オカマの店長と結婚すればいいと思うの。 | |||
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ああ・・・・。 あたし、ブログやってて良かったなあ・・・・。(しみじみ) さすがカナさんは優しいなあ・・・・。(しみじみ) 片付けブロガーの人達ってみんな優しいなあ・・・・。(しみじみ) というわけで! カナさんのコメントを読んですぐに、mameさんのブログ「すくすく まめたろう」のエントリーを覗いてみましたっ! なーーるーーほぉーーどぉーーーーーーーーー! ほっかむりだよ、ほっかむり! オッカシイと思ったんだよねぇ。 青ポットさんのところに、超キュートな小人さんが登場したあたりから、「なーんであたしのところには来ないのかなあ」って不思議だったんだよねぇ。 ほっかむりっスよ、ほっかむり!(シツコイ) そうと判れば実践!実践! |
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![]() (どーもー。今夜はよろしくねー) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←ちょっとキテます。 さあさあ、被らせてあげましょーねー。 ←だいぶキテます。 |
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![]() (奮発して、ワイルドなドルガバのハンカチを被せてみました) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←ほんと、キテます。 さあさあ、奥さんもいらっしゃーい。(三枝風に) |
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![]() (未だに右腕は上がりっぱなし) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←殴ってください。 さあさあ、奥さんも被りましょうねー♪ ←鼻血が出るほど殴ってください。 |
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![]() (奥様には、女性らしいINGEBORGのハンカチを) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←歯の1本や2本、折れたっていいです。 こうなれば息子さんもねー♪ ←大丈夫でしょうか、あたし。 |
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![]() (息子さん、ご両親に似てないんじゃ・・・・?) ![]() (今から大仕事が待っているのに余裕の表情でスタンばる、プー御一家) |
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さーてーとっ! やって貰いましょうか! 準備はいいかい? いくよ? よーーーーーーーーーーーーーーいっ! すたーとぉーーーーーーーーー! ぴぃー! |
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![]() ぴぃぃぃぃーーーーーーーーーーっ! ![]() (動かないので動かしてみた) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ![]() (旦那に背後から念を送ってみる) 奥さん。 お宅の旦那、いつもこんな、スロースターター? あの。 すみません、旦那さん。 ![]() 何時に始めるんスかね? ![]() 寝 る な 、 く ま 。 |
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むむむむ。 今晩も夏目父の部屋に居候させてもらわなくちゃ・・・・。 どーか、朝起きたら部屋が劇的に変わってますよーに。 いや、それよりも。 |
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明日こそはあたしにヤル気が起きますよーに。
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