モノで溢れかえった部屋にある不要品を捨てて捨てて捨てまくった女が次にすべきこと、それは。
・・・・まあ、あたしのように、「汚部屋暮らしのさなかでダメにした4畳半の部屋ひとつをリフォームしなければ先に進めねー」というヤツは置いといて、普通の汚部屋住人(オカシイ)が次にするのは、部屋に残った要る物を家具に収納することだろうと思う。
ところが、夏目調べによると、汚部屋住人の多くは収納も苦手。
そして多分、収納名人を部屋に連れてきて、鮨をおごって酒もたんまり呑ませて「じゃ、よろしくお願いしやす!」と言ったところで、その時だけは部屋が片付くんだろうが、元汚部屋住人がそれを維持することは多分できない。
これも夏目調べ。
モノを捨てる基準が人それぞれなように、自分の便利が他人の便利とは限らない。
自分の生活スタイルや性格を一番知っているのは自分なわけで、その部屋で生活するのも自分なわけで。
知識が無いのだから収納のスペシャリストにヒントを貰うのは有効だろうが、結局は、自分の頭と身体を使い苦労して工夫しなければ、自分にとって居心地のいい部屋を作ることはできないだろう。
・・・・と、ここ1年半くらいずっと思ってきたのだが、そんなあたしの思いを、まんま実践した人がいる。
それにしても。

(この便箋だって、サっと取り出せたハズ!)
なんてカワイイ字なんだ。
そう、あたしの中での彼女は、とても女性らしくてカワイイ人だ。
あたしとはまるっきり違うタイプの、オッサンっぽくない女性。
でも。
今回の本の中の彼女は、迷って悩んで立ち止まって、凹んで挫けて膝をつき、それに疲れて立ち上がりまたゆっくりと動き出す。
小さいことで大いに自分を褒め、ちっちゃくガッツポーズをしながら少しずつ前に進んでいく。
失礼なのを承知で言えば、その不器用さはやけに自分と重なる。
失 礼 過 ぎ ま す ね 。 そ う で す ね 。
つうわけで。
明けて昨日、池田暁子さんの新刊が出ました!
「片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術」「貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術」に続く第3弾は!
ではもちろんなく、
整理整頓が得意な人にとっては当たり前でも汚部屋住人歴が長い人にとっては難しい、細々とした物の整理に、元汚部屋住人である池田さんがチャレンジした様子が克明に綴られています。
『 婦人公論 』 誌上での座談会で初めて池田さんにお会いした時に盛り上がった、「物の大きさの把握が苦手」ということにまつわるエピソードも出てきて、クスクス笑ったり、「そこで手ぇ止まんの、すげーわかるよう」と共感したりしながら、あっつう間に読み終えられる一冊です。
機会があったら是非是非読んでみて下さい。
あ、やべ。今日って資源回収の日だったような・・・・。
遅くなっちまった、遅くなっちまった。
呑んだり打ったり打ったり呑んだり野球観たりしてたら遅くなっちまった。
取り急ぎ告知だけを。
先日、テレビのインタビュー取材を受けました。
もう一生、テレビカメラの前で何かを話すことなど無いと思ってましたが、季節モンなのか何なのか、立て続けにいくつかテレビの話をいただきまして。
「汚部屋住人ニーズなんてそんなにあるわけねーし」と心の中で毒づきながらメールを見ると、その中に、我が目を疑う番組名を発見。
「う、嘘・・・・。なんであたしが?」とオロオロしつつ連絡を取ったところ、トントン拍子で話が進み、片付けられない理由や片付け始めたきっかけ、家族のことなどについて、ボソボソと喋ってきました。
45分番組の中の1コーナーですが、あたしの喋り以外は面白いハズ。
つうか。
あたしはその番組を、少なくとも丸3年は毎週欠かさず見てるんで、それに自分が出るってのはすげー不思議な感じです。
放送は今晩の予定です。
(5/31(土)の0:40〜)
T B S 系 列 『 R 3 0 』
放送がない地域や、1〜2週遅れで放送される地域もあるようですが、視聴可能な方は、今週から3週続けて見てみればどれかがアタリだと思われます。(テキトー過ぎ)
ちなみにこの、『 R30 』 なる番組、見たことのある人なら構成がわかると思うんですが、スタジオMCはTOKIOの太一くんといのっち。
ゲストを招いてのトークがメインの番組ですが、それ以外にマンスリー企画というコーナーがあり、あたしはそこでボソボソ語る予定です。
ちなみに、今月のマンスリー企画のテーマは。
(先週は「摂食障害」で、今週が「片付けられない女」)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
10年以上、己を制御もせず自堕落に暮らしてきたさ。
(落ち着け)
つうわけで、今晩です。
是非ともご覧あれー。
生まれてこのかた、ただの一度も真っ当に片付けが出来たことのないあたしがモノを捨て始めた時に、うっすらとタブー視していたこと。
それは、「要る物だけしかない部屋になる前に収納家具や箱を買うこと」だった。
当時はまさか、大量の物を捨てた現在もまだ、家具やソファを買えずにいるとは思っていなかったが、とにかく、家具や箱を買ってしまったなら、それに物を詰め込むことを先に考えてしまって、要・不要を選別して捨てる作業が疎かになりそうだと思っていた。
が、片付け始めた頃は家具や箱を買いたい!という欲がとても強く、ごちゃごちゃしたものを見るたびに、「箱を買って詰めれば片付くんじゃね?」とか、「家具を買って入れれば片付くんじゃね?」とかばかり思っていた。
だから、「片付けたい!」と思うがあまり、捨てるより前に収納家具を買う人の気持ちはよーく判るし、片付けのモチベーションを上げるためにまずはステキな家具や雑貨を買うってのもアリだと思う。
でもやっぱり、片付けたい!と思うがあまり、2Kの部屋に23個もの棚を押し込んだ人はなかなか居ないだろう。
そして。
そんなオモシロ発想の人と、汚部屋について語れる機会も滅多にないだろう。
現在発売中の 『 婦人公論 2008年5月22日号 』 に、心理学者の齊藤勇先生と、「片づけられない女のこんどこそ!片づける技術」の池田暁子さんとあたしが、汚部屋について語った座談会の模様が掲載されています。
掲載されているのは話した中のごく一部ですが、予定の倍の時間が過ぎても尽きないくらい喋り倒したので、今日はネタバレにならない程度に、誌面に載らなかった話をちょびっと。
座談会には、齊藤勇先生、池田さん、夏目以外に、2人の女性が同席していた。
1人は編集部のAさん、もう1人は構成を担当したI さん。
構成のI さんは「収納大好き!」という世にも珍しい人だったが(夏目基準)、編集のAさんはどちらかといえばこっち寄りらしく、そんな彼女が恥ずかしそうに自室の写真を見せてくれたのは、まだ本格的に座談会が始まる前だった。
Aさんの部屋の写真を見て、あたしと池田さんは少し黙った。
で、多分池田さんも同じことを感じているだろうと思ったあたしは、念のため、写真の一部を指差してAさんに確認した。
文字通り、足の踏み場もない部屋で暮らしていたあたしと池田さんにとっては、床がたくさん見えているAさんの部屋はとても普通に思えた。
つうか、「この部屋に何か問題でも?」くらいフツー。
なので。
Aさんの汚部屋住人登録申請は即時却下し(←申請制で承認制で登録制?)、座談会は始まった。
話をしていて一番驚いたのは、池田さんも、物の大きさやサイズの把握が苦手だったこと。
たとえば、家具と壁の間に数10センチの空きがあるのを見て、そこにピッタリハマりそうな棚を持ってきてみるのだが、はめようとして初めて、2つのサイズが全然違うことに気付く。
「あれ?なんであたしは、これをピッタリって思っちゃったんだ?」と首を捻りたくなるくらい違ったりする。
まあ、あたしのそういう感覚が激しく鈍いのはさして不思議じゃないのだが、イラストレーターの池田さんがそうだとは思ってもみなかった。
だから、「あ!あたしもそういうの全然ダメだー」「重いものをよいしょって持ってきたのにハマらないって判ると、それだけでもうやる気がなくなるんですよねー」などと暫し2人で盛り上がった。
が。
その様子を黙って眺めていた構成の I さんが、タメイキ交じりに発した言葉であたし達は我に返ることになる。
「 あ 、 な る ほ ど ・ ・ ・ ・ 」
(言われてようやく気がついた)
そんな、ピントのズレた女2人の話を延々聞いてくださった齊藤先生はとてもホンワカした方で、その雰囲気をとても心地良く感じたあたしは、座談会が終わるころにはとうとう、日常生活の愚痴まで喋っちまう始末。(あり得ん)
でも、愚痴って癒されたのは生まれて初めてでした。
(土下座)
というわけで。
『 婦人公論 2008年5月22日号 』 は現在発売中です。
来週後半になると書店には次号が並んでしまうと思うので、まだ読んでいないかたはお早めにどうぞ。
それと。
『 婦人公論ブログ 』 では、汚部屋住人登録申請即時却下のAさんが、座談会の模様を書いていらっしゃいます。
編集長コラムと併せて、是非是非読んでみてください。

(何でも布団の上で撮る癖をそろそろ直したい)
同僚の吉田から、打合せで使う資料を手渡された。
が、打合せ開始10分前、資料の作成を手伝ったアシスタントの女性が慌てた様子であたしの席にやってきて、「さっきの資料に不備があったので差替えたいんです」と言う。
「あと10分だ、がんばって!」とあたしが言うと、彼女は大きく頷いてから走って自席に戻り、打合せ開始2分前に修正版の資料を持ってきた。
「すみませんでした!4〜11頁まで差し替えをお願いします」
「了解っす!」
あたしは、先に渡された数十枚の紙の束から8枚を抜き、修正版に差し替えた資料一式を持って会議室に入った。
ところが、打合せが始まった直後、4〜11頁のうち6枚は、修正する必要がなかったのに間違えて手直ししたことが判明する。
がっくりと肩を落とした後で机に突っ伏して「俺の指示の仕方が悪いのか・・・・」と嘆く吉田を、あたし以外の参加者が慰めた。
あたしは、手元の資料を捲りながら、「ははーん。「4頁“から”11頁まで」じゃなくて、「4頁“と”11頁」だったのねー」なんてことを思っていた。
一生机に突っ伏してくれてても良かったのだが、吉田はあっつう間に立ち直り、打合せが再開した。
・・・・ちっ。
打合せは進み資料も進み、5頁目の説明が始まる時のことだった。
吉田が参加者全員を見渡して言った。
参加者からは次々と、「あるよ」とか「大丈夫」とかいう声があがる。
結局、打合せ開始2分前に差し替えた資料を、会議室にくる途中にあるリサイクルボックスに捨てたのはあたしだけだった。
5〜10頁は、隣に座った、ひと回り年下の男性社員・柳沢に見せて貰ったから支障はなかったのだが、打合せ終了後、あたしが柳沢に礼を言うと、柳沢は「どういたしまして」と言った後、吉田に向かってある疑問を口にした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
500円やるから黙れ、若者。
しかし、あたしが心の中でどれだけ凄んでも、もちろん柳沢には伝わらない。
柳沢だけじゃなく、そこに居る誰にも伝わらない。
それが証拠に吉田は、何を今更という表情でアッサリ、「つうか、コイツが資料を捨てたこと、知らないのはお前だけから」と言った。
話が見えない柳沢を見て、会議室から出ようとしていた上司がとうとう、あの言葉を発しやがった。
あたしが最も聞きたくなかったあの言葉を。
(嫌味ではなく素で)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

(こんな汚部屋で10年以上暮らしていた女に素で)
恐ろしいことに、職場であたしは実に頻繁にこの手のことを言われている。
どんなことを言われてもブログを始める前は全く気にならなかったのだが、汚部屋をブログで公開してからというもの、会社で「捨て魔」とか言われるのがどーも耐えられない。
恥ずかしいっつうか、居た堪れないっつうか、土下座して謝りたくなるっつうか、穴でも掘って隠れたくなるっつうか、言ったヤツのミゾオチに一発食らわせたくなるっつうか。(待て)
別に「会社だから」とか「捨てることも仕事のうち。給料のうち」とか気を張っているわけではなく、単純に、会社と家とでは習慣が違うっつうだけの話だ。
でも、職場でこの手のことを言われるたびにあたしは、家での自分の自堕落っぷりを思い浮かべてしまう。
そしてそのたび、「なーんで会社でできることが家では出来ないのかね」と不思議に思っていた。
ところが先日のこと。
汚部屋住人であるあたしが常にぼんやりと抱いていたこの疑問に、とても納得のいく答えをくれる人と話す機会を得た。

桜が満開の日に行われたその座談会は、声をかけて頂いた時からとても楽しみだった。
だって、読み倒した本の著者と会える機会なんて滅多にないし、
お互いが汚部屋住人だということが判っているから、気取ることも気負うこともせず、自然体で話せそうな気がしていた。
それに。
片付けられない女が2人揃って、心理学の先生と話が出来る機会なんて、これを逃したら一生あるまい。

というわけで。
心理学者の齊藤勇先生と、「片づけられない女のためのこんどこそ片づける技術」でおなじみのイラストレーター・池田暁子さんとの座談会に参加させて頂きました。
部屋を片付けたい一心で、気付けば34万2,200円分、合計23個もの棚を買い集めていた女(=池田さん)と、片付けどころか自分の部屋そのものに見向きもせず仕事と酒と麻雀に明け暮れていたオッサン女が、初対面とは思えないトークを繰り広げる中、齊藤先生はあたし達を責めることなく、興味深い話をたくさんして下さいました。
あたしの、「なーんで会社でできることが家では出来ないのかね」という疑問にも答えてくださっています。
この座談会の様子は、GW明け、
(2008年5月22日号)
に、4ページにわたり掲載されます。
ちなみに、この号の特集は、「捨てて始まる、新しい私」。
物だけではなく、いろんな「捨てる」を特集しているらしいので、部屋を片付けられない人も片付けられる人も、機会があったら是非是非読んでみてください。
#発売後、座談会裏話などを書いてみようかと思っております。
#多分あたしは池田さんに対してタメ口でした。初対面なのに。大人なのに。
#齊藤先生みたいなお父さんの娘に生まれたかったです。マジで。
「え。換気扇掃除って、ついこのあいだやったばっかりじゃないですかー」と思ったのはあたしだけじゃないハズ。30年に1回くらいやるもんだと思ってるのもあたしだけじゃないハズ。
実は、8畳の部屋の中でただ1ヶ所、片付けも整理もしていない場所がある。

変な形の押し入れの上にある、変な形の天袋。

戸に貼られた壁紙のフチは剥がれているし本当なら真っ先に手をつけたかったのだが、片付け始めて間もない頃、その戸を開き、

その中にあるのが、誰の、いつの物なのかが判った途端、戸を閉めた。
それから数ヶ月後、意を決し、ダンボールの上にちょこんと乗った、和菓子が入っていたような箱を取り出してみた。
中に入っていたものは、

数年間、家族と離れて暮らしていた娘に母親が宛てたたくさんの手紙と、

数年間、離れて暮らしていた姉に妹が書いたたくさんの手紙だった。
箱はすぐ元に戻した。
その日以来、天袋は開けていないし、これから先いつ開けられるのか判らないが、この戸を閉じたことに後悔はない。
・・・・という、本を読んでいない方にはいまいちピンと来ない話中心に、雑誌のインタビューを受けました。

記事は、あたしがボソボソ話したことをプロのかたが文章にしたものなので、ブログとは全く違い、とても落ち着いて淡々としたトーンになっています。
ついでに書くと。
記事の中のあたしは、言葉遣いがとても丁寧です。(うっとり)
その模様が、平成20年5月1日発行予定の、
第一特集内に、2ページにわたって掲載されます。
発行後、清流出版社のサイトで1冊〜購入できるそうなので、興味のある方は是非是非読んでみてください。
さーて!次は久々の力技記事っす!
ドS奥がオドレイでデビューしたので、じゃああたしはアンジェリーナかジュリアかサンドラでデビューしようと思ったが、この3人は既にデビュー済だった件。
今、片付けブログ界では節約とダイエットが流行っているけれど、その少し前まで大流行していたのは大掃除だった。(初っ端から間違ってる)
でも、いくら探しても、あたしの辞書には「大掃除」どころか「掃除」という文字がない。
2007年版の辞書にもなければ2008年版の辞書にもない。
なのに、だ。
なんでだか、どんな手違いからなのか、 『 地球洗い隊 』 が企画した、『 大そうじ大賞2007 』 の審査員をすることになり、年明けの1月6日に締め切られた後は全ての応募レポートを読み耽る日々が続いた。
欲目なしで、ブログで付き合いのある方のもない方のも同じように、何度も何度も読みました。
家じゅうのありとあらゆるところを掃除している人もいれば、年に1度の大掃除だからこそ普段なかなか掃除出来てなかった箇所にポイントを絞った人もいて、フットワークが重いあたしから見れば、どれもこれもが大そうじ大賞。
迷いに迷い、困ったあげくに血迷って、
(応募してねーし)
そのくらい難しかったっス。
というわけで。
『 地球洗い隊 』 のサイトで、『 大そうじ大賞2007 』 の審査結果が発表されました。
結果だけでなく、地球洗い隊スタッフと、前回グランプリを受賞した 『 捨ててスッキリ。キレイに暮らす。 』 のsonicaさんのステキなコメントに混じり、汚部屋住人のすっとぼけたコメントが載っているので、是非見てみてください。
あ、そうだ。
グランプリの方にお願いがあったんだ。
えーっと。
賞品の勝負肉が届いたら、ブログに画像をアップしてください。
あたし、その画像を見ながら、
















