BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)

調べてみたら、あたしの住む街で粗大ゴミの収集が有料化されたのは、5年くらい前のことらしい。

「粗大ゴミを捨てる時には、コンビニで券を買って貼る」

ということは知っていたけど、それ以外のことは何も知らなかった。
でも、粗大ゴミについて何も知らなかった理由は「捨てねぇから」ではない。
実際、粗大ゴミの収集が有料化された後に、我が家では大きなタンスバカでかいコタツを捨てている。
・・・・・・いやいや、不法投棄じゃねえって。 ←ひとり芝居?
どちらも自分で解体して捨てたのだ。

収集手数料をケチったわけじゃない。
どでかい図体の家具を、玄関から外に出すのが億劫だっただけ。
だって重いし。
一人じゃ運べないし。
だから。
ある時は引き出しをノコギリで切り刻み、またある時はコタツの脚を切り落とし、少しずつ少しずつ家庭ゴミに出して捨てた。


全部捨てるのに半年かかったけどね・・・・。
 

後悔は、解体し始めてすぐにした。
家具は、家具の形をしていてこそ邪魔にならないが、たとえば「引き出しのないタンス」、たとえば「脚が1本ないコタツ」は、もはや家具とは呼べない。
「やたらでっかいゴミ(元・家具)」に生活スペースを奪われながら、あたしは半年も過ごしたのだった。


さて。
部屋を片付けるつもりがますます足の踏み場もない部屋になってしまったため、父親の部屋で父親と布団を並べて寝る日が続いた。
雪崩の起きない夏目父の部屋はとっても居心地がよく、元来ものぐさなあたしは密かに、「寝室はココ(夏目父部屋)でいんじゃね?」と思い始めていた。
なのに、だ。
夏目父の部屋に居候を決め込んだ翌々日の朝、夏目父からクレームがついた。


「寝言がうるさくて眠れません」


・・・・・・ うふふ♪ ←とっくの昔に三十路です。


こんな時は無理強いしても揉めるだけ。
非はあたしにあるわけで、早々に撤収したほうがよさそうだ。
というわけで、火曜日の夜、バババババーっと布団1枚敷けるスペースを自分の部屋に確保して、布団を運び入れようとしたのだが、ここでまたもや夏目父が口を開いた。

「その敷布団、やたら年季入ってるねえ」

そう言われてハタと気づいた。
そ、そうだ!
これ、タンスやコタツと一緒に捨てようと思ってたヤツだ!
でも解体したらとんでもないコトになりそうで、結局捨てられなかったんだ!
よぉーぅし!
捨てるどぉーーーーーーー!


有料で粗大ゴミ?それとも解体? ←懲りろ
っていうか有料っていくら!?
そう思って我が街の清掃局のHPをみてみると、布団は400円(収集手数料の最低料金)で捨てられるものらしいことが判明。
安っ!
しかも!
3組までなら同一料金で捨てられるって書いてあるーーーーー!


というわけで!
古すぎる布団も含め、あたしの部屋にあるものを中心に、長らく気にかかっていた粗大ゴミを今朝捨てましたー!



20年モノの敷布団
◆ 同じく20年モノの掛布団
◆ あたしが小さい頃からあるのに使ったのを見たことがないマットレス (夏目父 所蔵品)

布団三昧(「3枚」とかけてます)


10年前に嫁にいった姉が「捨てといて」って言ったのに放置していたコタツ+天板
10年以上前に壊れたのに、頑丈すぎて解体を断念し、放置していたCDラジカセ
コタツ&コタツより幅が広いラジカセ

収集手数料、全て合わせて1,200円也ー。(400円×3)



これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれだと思う。
でも今のあたしにとっては激安。
長年心の隅っこのほうで気になっていた(であろう)ゴミを捨てられたこの爽快感はプライスレス。
お金で買えない価値がある。
(註:クレジットカードCMパクリですが、1,200円は現金払いです)








いやー、それにしてもすっきりーーーーー!









こんなにすっきりするンなら、もっと早くにやっとけばよかったよーーーーー。









ほんとぉーーーーーにすっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






2006/09/29の部屋



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とこどっこい・・・・。


 
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こんにちは!
夏目っス!
三十路っス!
負け犬っス!
そういえば最近は見合いの話もこねえっス!


と、ブログを始めてから毎日微妙にテンションが高い。
部屋はちぃーーーーっとも片付いていないのに、毎日なんとなーく楽しい。

それは何故か?
 
結局のところ。
足の踏み場もない部屋で生活することも、
しばしば、具体的には1日1回部屋の中で起きる雪崩も、
探し物が見つからなくて、それが部屋のどこかにあることが判っていながら新たに買い求めることも、
つまるところ、
そんな部屋を、見て見ぬフリをしてる自分自身がストレスになっていたんだと思う。
ブログを始めて、部屋を片付け始めて、そのストレスが少しずつ減ってきているんじゃないかと。

きっと。
もしも今回の、「途方もないお片付け」に挫折したら、いよいよあたしは自分を嫌いになるような気がする。
そしてきっと。
この、「途方もないお片付け」を成し遂げられた後は・・・・・・・・・



散財するんだろうなー。


だってー。
今まで家具が買えなかったんだものー。
買った家具を置くスペースもなけりゃ、買い替えるにしても、今ある家具を部屋から出すことすらできなかったんだもーん。
1ミリたりとも動かせなかったんだもーん。
あとー、照明も買い替えたいしー、とっくに壊れてるテレビ台も新しいのが欲しー。
でも一番欲しいのは、一人用のソファー。
あーたーしぃー、テレビの真正面にソファーを置いてぇー、ソファーにあぐらをかいてテレビを観るのが夢なのぉー。
・・・・・・・すみませんすみませんすみません。
当方、とうの昔に三十路です。


『一人用のソファーに座ってテレビを観る』

こんな至極普通のコトが、今のあたしにとっては、夢のまた夢・・・・のまた夢のまた夢の夢のまた・・・・(リピート×108)で、目指すものは気が遠くなるくらい遠いところにある。
そこに行き着くためには。
洋服&布団の山の雪崩に埋まってみたり、

あと少しで天井に届くんじゃね?

寝ている最中、雪崩によって手元に降ってきた、5年以上触っていないぬいぐるみの感触に驚いて絶叫しながら目を覚ましたり、

ご、ごめんよ、プーさん・・・・

っていうような苦難に立ち向かう強靭な肉体と精神と、そして何より、長い長い時間が必要なのだ。
急には無理。
短期間でバババーーーっとやろうと思っても無理なんだ。
片付けること自体は、その気になれば短期間でできるのかもしれない。
でもそんなもん、長続きしないに決まってる。
「片付け」を「非日常」ではなく、「日常」にするためには、その場凌ぎじゃダメなんだ。
じっくりゆっくり焦らずにリハビリしなくちゃいけないんだ。そうなんだ。



・・・・・と、自分に言い聞かせながら片付けているつもりなのに、いざ始めてしまうと気持ちの焦りなのか何なのか、何でも一気にやってしまいたくなる。

「ダメダメ!疲れたら休まないと!無理せずにやらないと!」

そう思っていても、なんだか手を止められない。
これが他のことならば、「キリのいいとこまでやっちゃうからー」ってことになるんだろうけど、何せあたしの部屋の片付けはキリがない。
一旦片付け始めてしまうと、止め時がさっぱりちっともわからない。




ちなみに、土曜日の朝、片付けに着手した際の画像がこれ。

2006/09/23の部屋

片付けるためには布団が邪魔だとやっと気づき、天気が良かったので「チャーンス!」とばかりに敷布団カバーを洗い布団を干す。

2006/09/23の部屋 Part2

じゅ、じゅ、じゅうたん、久しぶりに見たよ・・・・。(感涙)



さあさあ!泣いてる時間はないぜ!
布団を敷いていた場所は空いたんだ!
布団を取り込む時間まで、このぽっかり空いた場所を利用して、右側にある山々を片付けよう!
おー!








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え゛?
 も、も、も、も、もう3時?
 まだゴミ袋2個しかできてないよ・・・・。
 っていうか、布団取り込まないと・・・・。

などとぶつぶつ言いながら布団を取り込んではみたものの、あたしの部屋はこんな状態だったから、取り込んだ布団は夏目父の寝室に一時保管してもらい、片付け再開!



~ 8時間経過 (夜11時) ~



父 「あのさ」
娘 「うん?」
父 「俺そろそろ寝るんスけどまだまだやるの?」
娘 「あ、うん」
父 「じゃあ布団は、ドアの近くに置いとくね」
娘 「お!さんきゅー。じゃあ後で取りに行くね。なるべく静かにするから」
父 「いやだいじょうぶ。ちょっとやそっとじゃ起きないから。それじゃがんばってねー」
娘 「うん!おやすみー」



~ 4時間経過 (深夜3時) ~












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
結局。
土曜の夜は20年くらいぶりに、
父親と布団を並べて寝ました・・・・・・・・・。

そして。
今夜も夏目父の部屋で寝ます・・・・・・・・・・・。



くぅーーーーーーーー!
早く自分の部屋で寝てぇーーーーーーーーー!!!!(絶叫)


人気blogRanking   ←  父子、水入らずでいいですね☆
なんてツッコミは不可。
あたしの部屋の現状は「片付ける」以前の問題なわけで、とにかく物を捨てなければ話は始まらない。
捨てて捨てて捨てまくる生活を続けなければ、いつまで経っても床は見えない。

というわけで。
「いらないモノを捨てまくろう!」と意気込み、気分も新たにゴミ袋を新調したのは連休前の話。

45リットル×60枚 = 2,700リットル = 500mlのペットボトル5,400本分 を

捨てちゃいなよ、YOU!
(誰!っていうか自分だ!自分!)
 
・・・・と、若干空回り気味で挑んだ3連休だったわけですがー。


ほぉーーーーーら!
あたしだってやる時はやるんだっ!
本当はやればできる子なんだっ!
テキパキと、ザザザーっと、ダダダダーーーーっと、ババババババーっと、やればできるんだっ!


2006/09/18のゴミ 2006/09/18のゴミ Part2
65×80cmのゴミ袋×6個
(2個は撮り忘れ)
カラのダンボール12個



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・い、い、意気込んだわりには少ないけどっ、でも今はリハビリ中みたいなものだから、これはこれでヨシとしよう。そうしよう。
っていうか。
自分で自分を褒めながらやらないと挫けそうだ。



それにしても。
「捨てる」ことを意識し続けた3連休だった。
部屋に居ながらにしてこれほど、「要る」「要らない」を考え続けたことは今までなかったと思う。


改めて書き出すようなことじゃないけれども、「物を捨てる」っていう行為の手順は、

・ゴミ袋を用意する
・要るものと要らないものを見極める
・要らないものをゴミ袋に入れ、袋の口を結ぶ
・ゴミ袋を集積場所へ持って行く

だと思ってた。

あたしはモノに対する執着心が薄いほうだと思う。
「片付けられない女」であることは間違いないし、現時点では「捨てられない女」だけど、でもあたしがモノを捨てなかったのは「ゴミ捨て」という行為を後回しにし続けていただけのことで、モノに愛着や執着があるからではない。
だから、
「これ・・・、前に付き合ってたアノヒトから貰ったものなの・・・・」とか、
「今は使わないけどそのうち使うかもしれない」とか、
感傷や倹約を理由に、今使わないものを取っておく気は全くない。
だからこそ、その気になればドシャドシャ捨てられると思ってた。
そう思い込んでいた。
でも。
何年ぶりか判んないけど、ものすっごく久しぶりに生活ゴミ以外のゴミを捨て始めて判った。

溜まりに溜まったモノを捨てるって、すっっっっごく大変なのね。

ダイレクトメールの封筒の宛名部分をビリビリ破いて捨てるのだって、1通ならなんてことないのに、それが何十通もあるもんだから、握力はなくなるわ、指先が痛くなるわで、しみじみ「量の威力」を思い知らされた。

それより何より。

分 別 メ ン ド ク セ 。


よくよく考えてみると、ゴミの分別も日々やっていればこれほどまでに面倒じゃないだろうに。
それをまとめてやろうとしてる上に、あたしの住んでいるところはやたらと分別させる街なので、

・家庭ゴミ 毎週月・木
・プラスチックゴミ 毎週火曜日
・ビン・缶・ペットボトル 毎週水曜日
・資源ゴミ(衣類・新聞・雑誌・ダンボール・アルミ缶) 月1回

というように、とにかく面倒くさい。
ちなみに、画像を載せたダンボールの束だって、これらが部屋にあると邪魔だから畳んではみたものの、捨てられるのは来月の資源ゴミ回収の日だ。

でも、こういう面倒くさいことを面倒くさいと思っていては何も変わらない。
先延ばしにするのは資源ゴミだけで充分。
他のものは日々せっせと捨て続けなければ、やっぱりいつまで経っても床は見えないのだ。




というわけで!
今回部屋にあったゴミを捨てた結果、あたしの部屋がどれだけ片付いたのか、またもや写真を撮ってみました!
まずは、連休前の部屋から。

2006/09/14の部屋
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
勇気を出してモザイクを外してみたものの、やっぱり写真で見るのは自分でもイヤだなあ。
なんかこう、ゲンナリするっていうか、気が遠くなるっていうか、家出したくなるっていうか・・・・。
・・・・・・・・はっ!
画像を見るたびに毎回毎回うんざりしてちゃ元の木阿弥じゃん。
さあ!
テンション上げて行こーう!


次はいよいよ、6袋分のゴミと大量のダンボールを捨てた後の部屋です!
・・・・い、いろんな意味で衝撃的です。
それではどうぞ。


















2006/09/18の部屋





・・・・・・・・・・ま、ま、ま、まあ、徐々にだ、徐々に。(自己暗示)


人気blogRanking   ←  変わってねえじゃん!
わーい!
初の読者登録ありがとうございまーす!
こんなブログなんでっ、非公開で全然構いませんっ!
これから、部屋の様子を写真つきでアップしていく予定なので、怖いもの見たさで読者登録して貰えると嬉しいですっ!






この3連休にはいらないモノを捨てまくろう!と意気込んで、近所のスーパーで安くなっていたゴミ袋を買った。



【ゴミ袋画像補足】
枚数:30枚入り×2袋=60枚
サイズ:65×80cm(大)
容量:45リットル
撮影場所:部屋の中で一番広々としている布団の上。



会社にいる時は、
「家に帰ったらアレを捨てよう!」とか、
「あそこに山積みになってる部屋着を選別してみればゴミ袋1つ分くらいにはなるんじゃね?」とか、
「靴も捨てたいなー。靴箱の2/3は捨てられそうな気がするんだよねー」とか、
家に帰ってからすることが次から次へと浮かんでくる。

なのに、だ。
このヤル気は、家に帰るとシューーーーっと萎む。
それはもう、安田さん onちゃん が大泉にヤられた時みたいにシューーーーーっと、音を立てて萎む。(わからない人はスルーしてください)


萎む理由はただひとつ。

だってぇー、途方もないんだもーん。
 
というわけで。
どれだけ途方もないのかを客観的に見るため、夕べ自分の部屋の写真を撮ってみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さっ、さっ、最初に言っておきますが。
あたしは毎日この部屋で寝起きしております。
それではどうぞ。














ゴミ袋撮影場所




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(軽い後悔)
改めて見ると、この方 よりずっとずっと酷い気がする・・・・。


っていうか。
写真で見るとますますヤル気が萎むのは気のせいか?



ま、ま、まあいいや。
世界中に恥を晒しつつ、毎日ちょっとずつ片付けようっと。







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部屋を片付けるのにかかった費用メモ
 ・ゴミ袋 : 168円×2=336円
片付けられない女度チェック をやってみた。
・・・・・・・・結果はわかってるけど一応やってみた。

Q1.洋服はたたまない
A1.はい
洗濯して取り込んだら、たたまずに放置。
もう随分長いこと、クローゼットやチェストを使っていない気がするなあ。
Q2.持ち歩く荷物がやたら多い
A2.いいえ
日常でも旅する時でも必要最小限のものしか持たない。
ちなみに、今日のカバンの中身は、財布・化粧ポーチ・ケータイ・ハンカチ・ポケットティッシュ・タバコ・ライター・・・・が5個も入ってたよ!
Q3.使った物はすぐ元に戻す。
A3.いいえ
これができてたら人生が随分変わっていただろうにね。 ←他人事かよ
Q4.レシートを財布にためない。
A4.はい
家にこれ以上ゴミを持ち帰るのがイヤなので貰ったそばから捨てるようになったのは、ここ数年の話。
それ以前は、レシート+割引券で財布が膨れてた。
故に、札が減っていることに気づかないことが多かった。
Q5.物が置いてあって部屋の床が見えない
A5.はい
8畳部屋なのに、床は半畳弱しか見えないということに今朝気づいた。
ど、どーりで狭いわけだ。
Q6.それで床に層ができている
A6.はい
もう、それはそれは年輪の如く・・・。
Q7.子供の頃、給食のパンにカビが生えたことがある。
A7.はい
だ、だ、誰でも経験あると思うの!
Q8.というか今でもパンにカビが生える
A8.いいえ
というか今はパンを買わないだけなんだよね。
Q9.お茶を床にこぼしても拭かない
A9.はい
「拭かない」っていうのは語弊があるけど!拭くこともあるけど!
ええっとー、たまーに拭かないこともあるわけでして・・・・。
Q10.新聞が捨てられない
A10.はい
2ヶ月、3ヶ月は当たり前になってしまってる気がするなあ。
ちなみにこの間捨てたのは4ヵ月分くらい。
でも、4ヵ月分ってのは全然マシなほうでして・・・・。
Q11.昔の手紙も捨てられない
A11.はい
・・・って、最近「手紙」は貰ったことないけども、友達から貰った手紙や年賀状は全部とってあるんじゃないかなあ。
Q12.よく物を探す
A12.はい
夕べは、買い置きしてあるハズの単3乾電池を探した。
いつもなら3分で見つけるのを断念するのに夕べは2時間も探し続けました!
・・・・まあ、見つからなかったけど。 ←全くもって進歩ナシ
Q13.耳掻きが3つあるはず
A13.いいえっ!
1本しかありません!
でもその1本が行方不明です!
Q14.朝、時間がない
A14.はい
起きてトイレに入ってシャワーを浴びて化粧して着替えて出かけるまで、ジャスト45分。
なのでゴミの日は、化粧が雑になる。
Q15.衝動買いして、その事を忘れてしまう。
A15.はい
昨日乾電池を探していたら、5ヶ月くらい前に買った夏物のスカートを発見した。
もう、今年の夏は終わっちゃったじゃん・・・。
Q16.枕に残った髪の毛が気にならない
A16.はい
部屋の中に落ちてる自分の髪の毛は、全く気にならなくなってしまったんだよなあ・・・・。
Q17.集めているコミック、前の巻がどこにあるかわからない
A17.はい
何年も前からパソコンデスクの横においてある、『東京のカサノバ』(という大昔のマンガ)の2巻がどこにあるのか見当もつかない。
あげく、「ちーちゃんが羽生かおりと対面した後はどうなるんだっけー?」というのが気になるので、マンガ喫茶に行こうかな?と考える始末。
家のどこかにあるんだってば、あたし。
Q18.前に買った本がわからず同じ物を買ってしまうことがある
A18.はい
過去に一度だけ経験アリ。
これって、買っても読まずに置いておくからなんだよねえ・・・。
Q19.布団が敷きっぱなしだ
A19.はい
ああ、これはもう何年も。
ベッドがあるのに、ベッドじゃない所に布団を敷いてしまって以来ずーっと敷きっぱなしで、年に数回しか干さない始末。
Q20.人を部屋に呼べない
A20.はい
「恥ずかしい」以前に、座るところがないと思われ。
Q21.でも毎日窓を開けてる。
A21.はい
だって息が詰まるんですもの。 ←片付けてないからね。
Q22.年末だからといって大掃除をしたことがない。
A22.はい
していた時もあるけど、少なくともここ15~6年はしていない。
忘年会→二日酔い→忘年会、の繰り返し。



というわけで。
もう結果は想像つくけれど、一応ドキドキしながら、結果判定ボタンを押してみた。
結果は・・・・。





・・・・・・えええええええ!
100%じゃないことにビックリだよっ!



ちなみに、こちら でもやってみた結果。




夏目さんの片付けられない度は 85点 です。

あなたはまあ許せる程度の片付けられない女です。


・・・・・・・・・「許せる程度」ですと?



ガッカリだよっっっっ! ←桜塚やっくんLOVE☆



人気blogRanking   ←  まずは片付けろ。話はそれからだ。


溜めに溜めた古新聞を資源回収に出した。






あたしが住んでいるマンションは4階建てでエレベーターがない。
つまり。
新聞紙の束を2つ持って4階から1階まで階段を往復すること8回。
(歳も歳なんで)体力的にはものすっごくキツかった。
でもやっぱり、いらないものを捨てるのって気持ちいい。


これを続ければいいってこと、頭ではわかってる。
でも今までどーしても身体がついていかなかった。

「来月捨てればいいか・・・・」
「雨降りそうだし」

何かに理由をつけて捨てずにいた。
後で困るのも苦労して捨てるのも自分なのに、困るのも捨てるのも自分だから先延ばしにできてた。
でも、もうやめよう、そんな生活。
今日を境にやめよう。


これから楽しく生きるため、今の努力を惜しまない。


仕事してる時にはいつも思ってることなのに、なぜかプライベートでは一切考えたことがなかった。
これを実践していこう。
仕事ほどには気合いを入れず、ほどよくゆるくがんばろう。



さて、月曜日は燃えるゴミの日。
8往復は無理だけど、せめて2往復、ゴミ袋4つ分は捨てるぞぉー!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こういう気合いを入れると長続きしないような気が・・・・しないでもない。
あたしは、会社の同僚の波平(仮名・独身・33歳)のことが大嫌いだ。


・波平は毎日遅刻する。

ウチの会社では、深夜までの残業や徹夜は日常茶飯事。
でも波平の遅刻は、前日の退社時間とは関係していない。
前日何時に帰ろうが、とにかく毎日遅刻している。
もちろん上司にそれを注意されるのだが、たとえその場で「明日からは遅刻しません!」と逆切れ気味で宣言しても、翌日はやっぱり遅刻するという、意気地なしっぷり炸裂。


・波平は遅刻してきたにも関わらず、出社するとすぐに伸びをしながら大あくびをする。

「遅刻してすみません」という態度が全く感じられないっっっっっ!のは置いておいて、上司が目の前にいようがお客さんが近くを通ろうがお構いなしでそれをやる。
上司と仕事の話をしている最中でもやる。
叱られてる最中でもやりやがる。
何のアピールだよ、それ。


・波平は清潔感がない。

顔の作りの問題も大いにあるだろうけど、巷にはオシャレな30代男性が溢れているっていうのに、波平のファッションセンスは世の中のそれからはだいぶズレている。
ワイシャツはいつも白でくしゃくしゃ、ベルトは傷だらけ、ズボンの丈はびみょー、ズボンのケツポケットから覗いている財布もびみょー、ネクタイのセンスは理解ふのー。
そしていつも「お前、3日は風呂に入ってないだろ?」的なニホヒがする・・・。
・・・・う、うぷっ・・・・。


・・・と、波平の嫌いなところは挙げだしたらキリがない。
これでたとえば、「でも波平って企画力だけは抜群!」なら我慢もできるが、こんなダメ人間は当然のごとく仕事ができない。



常日頃からそんな波平の存在を疎ましく思っていたあたしは、今週の月曜日に波平のダメなところをもう一つ見つけた。
そして、気が狂いそうなくらいの焦燥感に苛まれた。


オフィスの一角に、2ヶ月前から波平が管理を任されているスペース(通称:『波平小屋』。命名:あたし)がある。
波平は自分の席にいるよりも『波平小屋』で仕事をしていることが多かったが、あたしは波平が管理するようになってからはそこに近寄ったことがなかった。
ちなみに『波平小屋』の入り口はセキュリティシステムによりロックされていて、その中にある資料の性質上、社内でもごく少数の人間しか入室を許可されていない。

朝9時。
始業時間になってももちろん波平は出社していない。
すると、上司がいつもにも増して苛立ち始めた。
9時半からの企画会議に使う資料を、波平が準備していないからだった。
上司が波平のケータイを鳴らしてみたが繋がらない。
必要な資料は『波平小屋』にあると思われた。
そこで、上司に言われたあたしは、ものすごく久しぶりに『波平小屋』に足を踏み入れた。

・・・・・な、何これ・・・・・!



き、き、汚ねぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!




『波平小屋』からは、とてもそこがオフィスの一角だとは思えないような臭いが漂っていた。
何しろ足の踏み場がない。
求める資料が数メートル先のラックの上に見えるのに、そのラックまでどうやって行けばいいのか皆目見当がつかない。
ラックまでのスペースには無数のダンボールが乱雑に詰まれていて、その周りには、エアパッキンやら発泡スチロールやらがバラ撒かれている。
あげく、床やダンボールの上やラックの上には、大量の空き缶・ペットボトル・コンビニ弁当の空容器が無造作に捨てられていたのだった。

・・・捨てろよ!
せめて食べ物のゴミは捨てろよ!
つーか、ここはお前の家じゃないっつーの!会社だっつーの!
確かにお前が管理を任されているけど、お前の部屋じゃねえっつーの!
清掃業者が入れないスペースなんだから、お前が片づけろよ!
いや、片づけなくてもいいよ!
片づけなくてもいいから散らかすなよ!


心の中で思いっきり毒づきながら、あたしはゴミの山を掻き分けてようやくラックまで辿り着くと、求める資料を掴んで『波平小屋』から、命辛々脱出した。



波平って・・・・!波平って・・・・!
片づけられない男だったのか!



あたしはこの日を境に、自分の部屋を片づける決心をした。
「でもあたしはぁー、食べ物のゴミはマメに捨ててるからぁー、波平よりマシだしぃー」とか思ってる場合じゃない。


五十歩百歩。


目くそ鼻くそ。



この事実に気づいたあたしは愕然とし、今こうして奮起しているのだ。
よくよく考えてみれば、いや、考えてみなくても、部屋が汚れてるのは今に始まったことじゃない。
子供の頃からずっと、部屋が片付いていたことがない。
部屋が散らかってることで、父親にも母親にもしょっちゅう叱られていた、よーな気がする。(記憶が曖昧)


かつて、「片づけられない女たち」という本が流行った。


片づけられない女たち

サリ ソルデン 著

出版社:WAVE出版
発売:2000/05
ASIN:487290074X


当時話題になったから、この本の存在は知っていたし、「片づけられない女たち」が、『注意欠陥障害(ADD)』の人を指しているのも知っていた。
でもあたしは、自分がADDではないと思っている。
というか。
自分がADDであろうとなかろうと、今はどうでもいい。
なぜなら、「障害があるかどうか?」を見極めるよりも先に、「あたしは部屋を片づけることができるのかどうか?」を見極める必要があると思ってるから。
だって、何を隠そうあたし、ここ10年くらい、「部屋を片づけよう」と思ったことが、1度もないのであるっ!


・・・・って、威張って言うことでは全くないんだけど、本当ぉーに、「片づけよう」と思ったことがない。
「散らかってるなあ」と思ったことはある。これは毎日思ってる。
「生活がしにくいなあ」「狭いなあ」「汚いなあ」「寝にくいなあ」とも毎日思ってる。
でも、「片づけよう」と思ったことはない。
理由は簡単。
片づけなくても散らかっていても狭くて生活がし難くても寝る時にまっすぐ脚が伸ばせなくても、誰にも迷惑かけないから。
困るのは自分だけだから。


あたしがたとえば一人暮らしをしていたとしたら、少し話は違っていたと思う。
でもあたしは父親と二人で4LDKのマンションに暮らしている。
キッチンのゴミは毎週月曜と木曜の燃えるゴミの日に捨ててるし、どんなに忙しくても週に1回は洗濯だってしてる。
使った食器は食後に洗っているし、飼っている猫のトイレの砂も毎日掃除してる。
つまり、父親と共有しているスペースに関しては、人並みに片づけられるのだ。
片づけられないのは、自分の占有スペースのみ。
自分の部屋には生ゴミもなければ、脱ぎっぱなしの服や下着が散乱しているわけでもないので、片づけなかったところで異臭が漂うわけでもない。
まあ、突き詰めて考えれば父親に何がしかの迷惑はかけているんだろうけど、なんというか、実害がない気がするのだ。

ちなみに、職場でのあたしはかなりキチンとしている。
デスクの周りは綺麗だし、身なりも人並みに気を遣っている。
書類や資料を整理するのも好きだし、それが仕事ならば、整理整頓にも手を抜かないタチだ。
職場の人は誰も、あたしの部屋がモノで溢れ返ってる汚部屋だとは思わないだろう。

でも、すげーの。
すげー汚いのよ、あたしの部屋は。