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片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)

こんにちは!
夏目っス!
三十路っス!
負け犬っス!
そういえば最近は見合いの話もこねえっス!


と、ブログを始めてから毎日微妙にテンションが高い。
部屋はちぃーーーーっとも片付いていないのに、毎日なんとなーく楽しい。

それは何故か?
 
結局のところ。
足の踏み場もない部屋で生活することも、
しばしば、具体的には1日1回部屋の中で起きる雪崩も、
探し物が見つからなくて、それが部屋のどこかにあることが判っていながら新たに買い求めることも、
つまるところ、
そんな部屋を、見て見ぬフリをしてる自分自身がストレスになっていたんだと思う。
ブログを始めて、部屋を片付け始めて、そのストレスが少しずつ減ってきているんじゃないかと。

きっと。
もしも今回の、「途方もないお片付け」に挫折したら、いよいよあたしは自分を嫌いになるような気がする。
そしてきっと。
この、「途方もないお片付け」を成し遂げられた後は・・・・・・・・・



散財するんだろうなー。


だってー。
今まで家具が買えなかったんだものー。
買った家具を置くスペースもなけりゃ、買い替えるにしても、今ある家具を部屋から出すことすらできなかったんだもーん。
1ミリたりとも動かせなかったんだもーん。
あとー、照明も買い替えたいしー、とっくに壊れてるテレビ台も新しいのが欲しー。
でも一番欲しいのは、一人用のソファー。
あーたーしぃー、テレビの真正面にソファーを置いてぇー、ソファーにあぐらをかいてテレビを観るのが夢なのぉー。
・・・・・・・すみませんすみませんすみません。
当方、とうの昔に三十路です。


『一人用のソファーに座ってテレビを観る』

こんな至極普通のコトが、今のあたしにとっては、夢のまた夢・・・・のまた夢のまた夢の夢のまた・・・・(リピート×108)で、目指すものは気が遠くなるくらい遠いところにある。
そこに行き着くためには。
洋服&布団の山の雪崩に埋まってみたり、

あと少しで天井に届くんじゃね?

寝ている最中、雪崩によって手元に降ってきた、5年以上触っていないぬいぐるみの感触に驚いて絶叫しながら目を覚ましたり、

ご、ごめんよ、プーさん・・・・

っていうような苦難に立ち向かう強靭な肉体と精神と、そして何より、長い長い時間が必要なのだ。
急には無理。
短期間でバババーーーっとやろうと思っても無理なんだ。
片付けること自体は、その気になれば短期間でできるのかもしれない。
でもそんなもん、長続きしないに決まってる。
「片付け」を「非日常」ではなく、「日常」にするためには、その場凌ぎじゃダメなんだ。
じっくりゆっくり焦らずにリハビリしなくちゃいけないんだ。そうなんだ。



・・・・・と、自分に言い聞かせながら片付けているつもりなのに、いざ始めてしまうと気持ちの焦りなのか何なのか、何でも一気にやってしまいたくなる。

「ダメダメ!疲れたら休まないと!無理せずにやらないと!」

そう思っていても、なんだか手を止められない。
これが他のことならば、「キリのいいとこまでやっちゃうからー」ってことになるんだろうけど、何せあたしの部屋の片付けはキリがない。
一旦片付け始めてしまうと、止め時がさっぱりちっともわからない。




ちなみに、土曜日の朝、片付けに着手した際の画像がこれ。

2006/09/23の部屋

片付けるためには布団が邪魔だとやっと気づき、天気が良かったので「チャーンス!」とばかりに敷布団カバーを洗い布団を干す。

2006/09/23の部屋 Part2

じゅ、じゅ、じゅうたん、久しぶりに見たよ・・・・。(感涙)



さあさあ!泣いてる時間はないぜ!
布団を敷いていた場所は空いたんだ!
布団を取り込む時間まで、このぽっかり空いた場所を利用して、右側にある山々を片付けよう!
おー!








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え゛?
 も、も、も、も、もう3時?
 まだゴミ袋2個しかできてないよ・・・・。
 っていうか、布団取り込まないと・・・・。

などとぶつぶつ言いながら布団を取り込んではみたものの、あたしの部屋はこんな状態だったから、取り込んだ布団は夏目父の寝室に一時保管してもらい、片付け再開!



~ 8時間経過 (夜11時) ~



父 「あのさ」
娘 「うん?」
父 「俺そろそろ寝るんスけどまだまだやるの?」
娘 「あ、うん」
父 「じゃあ布団は、ドアの近くに置いとくね」
娘 「お!さんきゅー。じゃあ後で取りに行くね。なるべく静かにするから」
父 「いやだいじょうぶ。ちょっとやそっとじゃ起きないから。それじゃがんばってねー」
娘 「うん!おやすみー」



~ 4時間経過 (深夜3時) ~












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
結局。
土曜の夜は20年くらいぶりに、
父親と布団を並べて寝ました・・・・・・・・・。

そして。
今夜も夏目父の部屋で寝ます・・・・・・・・・・・。



くぅーーーーーーーー!
早く自分の部屋で寝てぇーーーーーーーーー!!!!(絶叫)


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なんてツッコミは不可。