BOOK INFOMATION
まずはじめに。 今日のエントリーはいつもにも増して、「う゛え゛・・・・」っとくるような汚い画像満載でお送りする予定です。 今回は埃画像メインです。 そして次回はいよいよ、虫が登場します。 ・・・・って、今回のを書いてもいないのに次回の予告をするのも如何なものかと思いますが、とにかく。 「埃」「虫」が苦手な方は、今回と次回の記事は読まないが吉!です。 |
警告終了。 以下、自己責任でお読みください。 |
さて。 この間の日曜日のこと。 大人げない事情により数時間部屋に立てこもるハメになったので、部屋の中で一番、「手をつけやすいのに手をつけないでいた箇所」を片付けることにした。 場所はここ。 |
![]() (あ。生茶パンダみーっけ☆) |
部屋中のマニキュアをかき集めた時のエントリーにもちょっと出てきたここが、部屋のどのあたりかというと。 |
![]() (何も、頭の真横にビデオテープを積まなくてもいいんじゃ・・・・) |
部屋の入り口と布団の間の右側。 手前にあるのは、年中出しっぱなしにしている古ぅーいファンヒーター。 冬の必需品ではあるものの、何しろこの汚部屋で出しっぱなしにしているもんだから、ホコリがすごい。 |
![]() (10年前のっスね) ![]() ![]() ![]() (新しいのが欲しいけど我慢我慢・・・・) ![]() (溝にハマった爪磨き発見。・・・・ポイ!) |
このままの状態で点火しようものなら部屋が一瞬で燃えてしまいそうな気がするけれど、意外や意外、これが案外大丈夫で(←良い子は真似をしないよーに)、シーズンの使い始めの時に、アブナそうなところについたホコリををちょちょちょい!っと掃除機で吸い取るくらいしかしていないのに、ヘソを曲げることもなく、長年あたしを暖め続けてくれている愛いヤツなのだ。 ・・・・って。 ファンヒーターにスポットを当ててもしょーがない。 だって。 あたしが片付けようとしているのは、ファンヒーターの後ろ側なのだから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「まず始めにファンヒーターを掃除する」が正解のよーな気もするけど、ホコリを取ってもし、ウチのファンヒーターちゃんが風邪でもひいちゃたら困るから、いいやいいや。(無理やり擬人化) というわけで! まずはファンヒーターをよけるところからスタート! ピーっ! ←脳内ホイッスル |
![]() (実はこの時点で早くもウンザリしてます) |
ここは、まだ片付けていない場所の中で唯一、「何が置いてあるのか?」を概ねあたしが把握していた、奇跡(夏目基準)みたいな場所。 左側の上にあるのは外付けのCD Writerで、その隣にあるのは未使用のCD-Rメディア。推定30枚。 数年前、「家ではもう使わないから会社に寄付することにしよう」と思ったところまでは良かったのに、会社に持って行かず長ーいこと放置していたモノ。 外付けCD-Rは性能的にどうかと思うけど、まあ持っていってみましょう。 で。 その隣には、いつか何かで貰った、ナントカバレンチノのフェイスタオル。 |
![]() (VINCENZO VALENTINOって誰だ) |
これも「会社の給湯室に寄付しよう」と思ったところまでは良かったのにな。 箱は薄汚れてるけど、中身は全然大丈夫。 CD-Rと一緒に会社に持っていきましょう。そうしましょう。 未使用CD-Rの下にはCDのケースだけが数枚あり、その右には、クリスマスが近いからか、こんもりと綿帽子を被った1本のビデオテープがある。 |
![]() (どうしてこんなところに置くのか、自分で自分が判らない) ![]() (きたねえ綿帽子だなあ、おい) |
ラベルがないから何が録画されているのかわからない。 こーゆービデオテープの中身を確認するのが思った以上に面白くて、最近の日課になりつつあるけれど、それこそが、片付けの捗らない理由でもある。 でも見てみよーっと。(ダメ人間) 一番右側にあるスタバの紙袋には、人から貰った京都のお土産が入っている。 貰ったのがいつだったのかは忘れた。 でも中身は判っている。 京都の老舗・千丸屋の乾燥湯葉だ。 |
![]() ![]() |
うっ、うっ、うっ・・・・。 高価なモノなのに・・・・。 |
![]() ![]() |
いや。 値段よりも何よりも。 あたし。 |
千丸屋の湯葉、大好物なのにぃーーーーーーーっ!!!! |
「だったら食え」って話だけど、大好物の湯葉を食べなかったのには、三十路とは思えないほど大人げない、しょーもない理由がある。 |
「これをあたしにくれた人のことが大嫌いだから」。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ほんと、しょーもねぇよ。 大人げないにも程があるよ。 その時は、「大嫌いなヤツがあたしの大好物を知っていた」ということがなんだかとっても嫌で食指が伸びなかったのだけれど、湯葉に罪はないのだ。 |
![]() |
に、に、に、2年前か・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
た 、 た 、 食 べ ら れ る の か な ・ ・ ・ ・ 。 (胃腸が超鈍感な人以外は真似しないでください) |
さてさて次は。 確か、男友達の結婚披露宴の引き出物として貰った食器だ。 |
![]() ( 『 STUDIO DO 』 は、ギフトの専門店らしい) |
中身はなんとなく記憶にあるけれど、一応フタを開けてみる。 |
![]() (カップ2個+皿2枚) ![]() ![]() |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 なんというか。 貰ったくせにこんなコトを言ってはいけないんだろうけど。 でも言っちゃうけど。 |
![]() すげー、使い勝手が悪そうじゃ・・・・げふげふげふっ。 |
まあでも。 こーゆー食器が好きな人はいるんだろうなあ。 よし。 これは近所の小学校でバザーをやる時にでも提供すればいいか。 いいぞいいぞー。 ここまでトントン拍子だぞー。 あの時とは比べ物にならないくらいテキパキ動けてるじゃないかー。 よぉーぅし! 後はコレを残すのみだ! |
![]() (雑誌27冊) |
これが何の雑誌かと言うと。 |
![]() (ぜーんぶ、『Hokkaido Walker』) |
4~5年くらい前、札幌移住計画を立てたんだった! っていうか、転勤話が出たんだった! 結局行かないことになったけど、コレだけはせっせと買ってたんだったー。 くぅー。 懐かしいー! けど、捨てよーっと。(思い出深いモノなのにあっさり) さて。 こーして、ファンヒーターの裏側にあったモノを片付けたけど。 |
![]() (あたし、身体が丈夫で良かったな・・・・) |
でも。 実はここからが本番なのだ。 掃除機をかけて、「キレイになったね。はいおしまい!」ではないのだ。 ここからが本当の戦いなのだ。 あの。 えっと。 ひじょーに言いづらいんですが。 |
こ こ に 虫 が い る ん で す 。 (次回につづく) |
![]() ![]() ![]() とうとう虫まで登場してしまうブログなのに、現在、インテリア・雑貨カテゴリで2位になっております。 虫に負けずに片付けができるよう、そしていつか、インテリアや雑貨についての記事が書けるよう、応援ポチっ!をお願いいたします。 |
その事実に気づいたきっかけは、片付けていると部屋のいたるところから出てくる、使い切らなかった年賀ハガキだった。 |
![]() (平成11年のや平成9年以前のも、まだ部屋のどこかあるハズ) ![]() (平成10年はまだ、郵便番号が5桁だったのね) |
切手もあちこちに散らばってるし、貰った年賀状だって部屋のいろんなところに投げ捨てるように置かれている。 他にやたらと目についたのは、結婚式の招待状。 今でも結婚生活が続いているのなら、親しい友人の幸せの記録として、あたしがとって置いてもいいのかもしれない。 しかし、だ。 |
![]() |
たとえば、この招待状をあたしに出した友人は結婚してから半年も経たずに別れたし、というか、あたしを結婚式に招待してくれたカップルの7割は別れている。 ・・・・って、あれ? あれれ? あたしってもしかして疫病神? となれば、もはやあたしが招待状を捨てずに取っておいていることが悪趣味に思えてきたので、今回思い切ってそれらを捨ててみた。 に、に、20通捨てちゃった☆ やっぱり疫病神かも☆ で、取っておかないといけない郵便物や大事な手紙や未使用のハガキ・切手・封筒などなどの郵便グッズを、いつ買ったのか記憶にすらない、どー見てもダイソー風味なプラスチックのカゴに入れてみた。 |
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・・・・・・・・・・・・ぉ? いいんじゃないのぉー?(夏目基準) マニキュアにしろストッキングにしろタオルハンカチにしろ、部屋中に散らばっているモノを一ヶ所に纏めるのって、爽快感があるねー。 いいねーいいねー。(夏目基準) でも。 |
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結局のところ、これは取っておいたところで使えないんだよなあ・・・・。 うーん。どーしよ。 そう思った時に真っ先に頭に浮かんだのは。 「お部屋をキレイにするブログ」のカナさんのこのエントリー。 よぉーぅし!あたしも郵便局に行くぞぉー!おー! ・・・・と、無駄に気合いを入れてはみたものの、よくよく考えてみたら、というか、よくよく考えてみなくても、あたしが年賀ハガキを切手に取り替えたところで、切手を使う機会なんてほとんどねーじゃん。(アホ?) そんなわけで。 最もオーソドックスな使い方をしてみることにした。 |
![]() (当たりますよぉーに) |
応募したのは、花王・ヘルシア緑茶の「続けよう ヘルシアキャンペーン」。 と言っても、あたしも夏目父もヘルシア緑茶を愛飲しているわけではない。 夏目父が家で仕事をしているので、我が家にはその関係の人がよく来るのだが、その中でも最も頻繁に訪れる山田くん(仮名・ドカベン似)が、必ずコレを持ってきて我が家で飲むのだ。 もちろん山田くんは、空になったペットボトルを毎回必ず持ち帰ろうとするのだが、これまた毎回夏目父が「いいよいいよ。ゴミ箱に捨ててって」と言うので、我が家には自分達が飲んでもいないヘルシア緑茶のペットボトルが溜まることになるわけだ。 |
![]() ![]() ![]() |
ふふふふ。 これが当たったら山田くんにプレゼントしよう。 冷蔵庫にダーっと並べて入れておいて、山田くんが来たら、 (妄想開始) 「山田さん。冷蔵庫開けてごらんなさい」(叶美香風に) 「え?」 「いいから開けてごらんなさい」(叶恭子風に) (山田、キッチンへ行き、言われた通り冷蔵庫を開く。と思いきや、冷凍室を開く) 「わー!ハーゲンダッツー!食べていいんスかー!?」 「食ったら太るぞ?つーか、そこじゃなくて上!上の扉!」 (山田、ハーゲンダッツのアイスクリームに向かって「さようなら・・・・」と声をかけ名残惜しそうに冷凍室を閉め、冷蔵室の扉を開ける) 「わー!納豆しか入ってないじゃないスかー」 「・・・・山田。そこでもない。左の扉。飲み物入ってるところ」 「え?俺、納豆ごはん大好物っスよ?どんぶりメシで3膳はいけますよ?」 「あたしは4膳いける」 「え?じゃあ俺は5膳」 「じゃあじゃあ、あたしは6膳っ!」 (方向が逸れたので、妄想、強制終了) 山田くんが置いていってくれたペットボトルからラベルを剥がして自分の部屋に持っていき、テレビを見ながら応募マークを切り取った。 |
![]() (雑な人間は点線を無視して切り取ります) |
ゴミが出た。 |
![]() (あまりに不恰好なので点線通りに切り直しました) |
ここまでやってようやく、あたしは自分の部屋にプラ用のゴミ箱がないということに気づいたのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 長いよ。 それに、気づくの遅いよ。 調べてみると、あたしの住む街でプラスチックごみの分別が始まったのは平成14年のことらしい。 ということは、あたしは4年間も自分の部屋から出たプラごみの分別をしていなかったことになる。 ひでー。 地球に優しくねー。 というわけで、4年も遅くなったけど、プラごみ用のゴミ箱(暫定)を調達。 |
![]() (25*15*15センチ。窓際で土埃をかぶっていたところを無事救出) |
しかしまぁなんですなあ。(桂小枝風) 片付けられないくせに、こういう、100円SHOPちっくなカゴはいっぱいあるんですなあ・・・・。 100円だからって、必要じゃないものを何に使うかも決めずにポンポン買ってたんでしょうなあ・・・・。 自分の生活スタイルを考えると、部屋から出るプラごみは大した量じゃないハズ。 でも、大した量ではなくても日常的に出るものだから、プラごみ用のゴミ箱がなければ、いつまでも分別ができないままだ。 よし。 とりあえず部屋ではコレにプラごみを入れて、週に一度の収集日より前にいっぱいになったら、キッチンにあるプラごみ入れに捨てにいけばいいし、いっぱいにならなかったら、収集日にキッチンのと合わせて捨てればいい。 うん。 この程度ならあたしでもできそうじゃね? |
![]() (昨夜遅くに撮影。部屋から出た2日分のプラごみ) |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 プラごみの収集日は今日でした。 案の定、部屋のプラごみを捨て忘れました。 でも。 |
生 ゴ ミ じ ゃ な い か ら 全 然 平 気 ☆ |
![]() こんな、生ゴミのかほり漂うブログが、イ、イ、イ、インテリア・雑貨カテゴリで2位になっております。 インテリアや雑貨に関する記事が書けるその日まで、引き続き気長~に応援ぽち!をよろしくお願い致します。 |
昨日の夕方、出張から戻った夏目父を迎えに車で空港へ行った。 夏目父の顔を見た途端、例の件と同時に、あの時嗅いだ、気を失いそうになるほどの臭いまでもを思い出してしまった。 でも、5日も前のことを今更責める気にもなれず、その件には触れないでいた。 なのに。 市街地へ戻る道すがら、夏目父のほうから例の件について話し出した。 父 「あのゴミ、ちゃんと捨てた?」 娘 「ん」 父 「お風呂ってすごくいいアイディアだと思わない?」 娘 「・・・・・・・・・・・・・・」 父 「袋から何かが漏れてジワーっときてもだいじょうぶだしね」 娘 「そーですね」 (いいとも風に) 父 「これからさ、ゴミを捨て忘れたらお風呂場に置くといいよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
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お前が捨てればいいだけなんだがな。 | |||
心の中で悪態を吐いてみるも、その件について話そうとすると、鼻の奥のほうで臭いが蘇る気がして、どーにもこーにもいただけない。 とりあえずそのことは考えないようにした。 で、2人で呑みに出かけた。(またかよ) |
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![]() (この冬、初アン肝!) |
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呑んでいる途中、夏目父が席を離れた時のこと。 夏目父の旧友である、お店の店長(夏目父好きのオカマ)が小声で語り始めた。 店長 「ねえねえ。最近何やら片付け魔になってるんだって?」 夏目 「・・・・ぶっ!」 ←マジで吹き出した 店長 「お父さんが言ってたよ」 夏目 「片付け魔って程じゃないよ。あまりにも酷いからやってるだけ」 店長 「それだ・・・・け?」 夏目 「何が?」 店長 「片付け始めた理由って、それだけ?」 夏目 「うん。それだけ」 店長 「そうなんだあー。いや、アタシもそんなことだろうって言ったんだけどね」 夏目 「ん?何なの?」 店長 「あのね。それ。「あまりにも酷いからやってるだけ」ってこと」 夏目 「うん」 店長 「お父さんに話してあげたほうがいいよ」 夏目 「どーして?」 店長 「お父さん、「嫁に行く気なんじゃないか?」って気にしてたから」 夏目 「・・・・へ?」 店長 「「急に部屋を片付け始めるなんて、それくらいしか考えられない」って」 夏目 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 店長 「「俺、独りになるかも」って寂しそうに言ってたよ・・・・」(しんみり) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 なんというか、想像力が豊か過ぎるにも程がある。 でも、訊かれてもいないのに、敢えて「片付け始めた理由」を夏目父に語る気にはなれない。 あたしがそう言うと店長は、「わかった。アタシに任せて☆」と言ってウィンクをした。 ヒゲ剃り痕が青々とした、見た目は100%オッサンのオカマなのに、ウィンクをしやがった。 夏目父が席に戻り、今度はあたしが席を立つ。 モヤモヤした気分のまま用を足して戻ってきてみると、オカマとオッサンは高らかに腕を上げ、テキーラで乾杯をしていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 お前ら、何に乾杯してんだよ。 もしかしてあれか? 「行き遅れた末娘が嫁に行くのかと思ってハラハラしてたけど、やっぱ嫁には行かないんだってさ!よかったね!つーか、よくよく考えたら、アイツが嫁に行けるワケないんだよね!そうだよね!うははは!かんぱーい!うははははー!」か? そうか? そうなのか? つうかお前ら仲良さそうじゃねえか。 結婚すればいんじゃね? いーじゃんいーじゃんお似合いじゃーん。(棒読みで) そんなことがありつつも悪酔いはせず、楽しく呑んで、上機嫌で帰宅した。 で、今朝のことだ。 夢の中で掃除機の音が聞こえる。 いや、夢じゃないかも。 あ・・・、隣の家の音か。 いや違う。 この音は家の中だ。 家の中で誰かが掃除機をかけて・・・・る? おかーさん・・・・・・・・はとっくに死んでるから、おとーさん? そこまで考えが至った途端、一気に目が覚め、ガバ!っと布団を剥がして起き上がった。 時計を見ると朝8時。 夕べは、呑んだ割に帰りが早かったからそろそろ起きてもいい時間ではある。 でもまさか! いや!でも! 確かに家の中で誰かが掃除機をかけている・・・・! |
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誰 だ ! ! ! ? ? ? | |||
普通ならば、「二人暮しなんだもん。自分じゃなかったらもうひとりがかけてるに決まってるじゃん」と思えるのだが、あたしは生まれてからこのかた、夏目父が掃除機をかけているところを見たことがない。 掃除機の置き場所は知ってるだろうけど、使い方は知らないんじゃ?と思うくらい、掃除機と夏目父は縁がない。 なのに、家の中で掃除機の音がするのだ。 寝起きだというのにあたしはリビングへ走った。 そして、掃除機の音と、何やらバタバタと音がするリビングの扉の前で立ち止まり、深呼吸をした。 もしかすると。 あたしが片付け始めたことが影響して、とーちゃんに変化が起きたのかもしれない。 今までは「あたしが片付けること」=「嫁に行く準備」と思っていたから、面白くなくて協力できなかったのかもしれない。 それが夕べ、嫁に行くわけではないことを判り、「じゃあいっちょ俺も掃除っちゅーもんをやってみるかー」っていう気になったのかもしれない。 そんなことを考えながらリビングのドアを開けた。 そしてあたしが見たものは。 |
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掃除機を持ち、楽しそうに部屋を駆け回る父親の姿と、 追いかけられて逃げ惑う猫の姿。 ![]() (今朝は怖かったっス・・・・) |
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そういえば、昨日あたし、掃除機を出しっぱなしにしてたんだった・・・・。 そして夕べ飲み屋で、「掃除機をかけると決まって猫が逃げ惑う」っていう話をしたんだった・・・・。 そうか。 とーちゃんってば、その姿が見てみたかったんだね・・・・。 っていうかね、とーちゃん。 とーちゃんは知らないかもしれないけど、掃除機っていうのは掃除するものなの。 床に落ちてるゴミをね、シューっと吸ってくれる便利な機械なの。 猫の遊び道具じゃないの。 猫を追いかけるためのものじゃないの。 ほらほら。 どーせ掃除機かけるなら、その、今通ったところの10センチ横に埃が落ちてるでしょ? そこに掃除機をあてるといいんだよ。 いやいや、同じとこばかりじゃなくてさ、もうちょっと右!右! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 って。 |
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朝からバタバタとうるせーんだよ。 | |||
我が父親のアホな行いに呆れて、声も出せずに唖然と立ちつくしていると、あたしの存在にようやく気づいた夏目父が、それでも猫を追うことをやめずに言った。 「おっはよー!」 脳天気な夏目父の声で更に脱力したが、やっとのことで「おはよう・・・・」と挨拶を返した。 ・・・・と、その直後。 夏目父が掃除機で、ベンジャミンの鉢をひっかけた。 |
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猫は鉢が倒れた音に驚いて、テレビの裏側に逃げ込んだ。 鉢からびゃーっと土がこぼれ出て、床を汚した。 すると。 夏目父はようやく走るのをやめ、掃除機を止めると楽しげに言った。 |
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「はい!トラ(仮名・猫の名前)の負けー!」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あたしは黙ってリビングを後にした。 それ以降リビングには行っていないから、汚れた床を夏目父がどーしたのかは判らない。 その後、掃除機の音は止んだから、多分片付けていないのだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そのままでいんじゃね? リビングの上に直植えすればいいじゃん。 そしたらもう、掃除機で遊んでも鉢を倒すことないしね。 いや、掃除機は遊び道具じゃないけどね。 でもいんじゃね? 遊びたきゃ遊べば。 いい歳してアホみたいだったけど、よその人に見せなきゃいいもんね。 せっかくあたしが片付けてるのにとーちゃんがどんどん散らかしやがるけど、でもいいよね。 片付けなんてやめたやめたー。 どうせなら、家中、土まいちゃう? 土の上で寝ちゃう? それもいいかもね。 あはは。 あはは。 あははははー。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 っていうか、とーちゃん。 あたしは誰とも結婚できないんで、今のままだと一生二人暮しなワケですよ。 どっちかが死ぬまで二人っきりで暮らしていかないといけないんですよね。 で。 今のままだと家、荒れ放題なワケですよ。 だからね。 ここはひとつとーちゃんが。 |
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オカマの店長と結婚すればいいと思うの。 | |||
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クライアントのところで「どーぞどーぞ」と言われ靴を脱いだところまでは良かったが、どうやらスリッパがないらしい。 担当者は何度も謝った後で、「少々お待ちくださいっ。今スリッパをお持ちしますっ。すぐに!すぐにお持ちしますからっ!」と言ってその場を走り去った。 靴を脱いだまま、待つこと約3分。 人気もなく静まり返った広ーいエントランスでブリョウの時を過ごしながら何の気なしに目の前に広がるピカピカに磨かれた床を見つめていたら、ふと、ある欲求が沸き上がってきた。 |
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担当者が戻ってくる様子はまだないし、誰も見ていない。 床はピカピカ光っている。 ものすごく滑りが良さそうだ。 ちょ・・・・ちょ・・・・ちょっとだけならいいんじゃね? |
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タタタタッ!シューーーーーーーー! タタタタッ!シューーーーーーーー! タタタタッ!シューーーーーーーー! |
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タイツを穿いた足はひじょーに滑りがよくて、危なく転びそうになりつつも、担当者が戻ってこないのをいいことに、ここぞとばかりに、「助走をつけてシューっと滑る」という欲求を思う存分満たし続ける。 |
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タタタタッ!シューーーーーーーー! タタタタッ!シューーーーーーーー! タタタタッ!シューーーーーーーー! |
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裕に10分は待たされたが、退屈ではなかった。 むしろ、「あと30分くらい戻ってこなくていいぞぉー」くらい思っていたのだが。 |
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emergency!emergency! 緊急事態発生っス! ![]() (えへ。穴あいちゃった☆) |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 今、「バカじゃね?」と思った方へ。 奇遇ですね。 あたしもそう思います。 ようやく戻ってきた担当者は手ぶらで、「急用ができたので打ち合わせを1時間後にずらして欲しい」と言う。 願ったり叶ったり。 渡りに船。 ペコペコと頭を下げて詫びまくるクライアントに負けないくらいペコペコしながら「いーんですいーんです(タイツに穴開いてるんで)いーんです」と恐縮しまくり、摺り足で後ずさり、ひじょーに不自然な格好で靴を履いてその場を後にした。 替えのストッキングを持っていなかった。 家にはいっぱいある。 今シーズンは買わなくてもいいくらいある。 具体的には、あと22足ある。 それを思い、「一旦家に帰って急いで戻れば間に合うかも・・・・?」と一瞬思ったが、何かあっては大変だ。 だから、近くにあった大型スーパーに入り、ストッキング売り場へ急いだ。 片付け始めてからというものあたしは、ほとんど買い物をしていない。 欲しいものがないわけではないが、思いつきで闇雲にモノを買わないように気をつけていたら、結局のところ、食料品・消耗品の類いしか買わずに済んでいる。 9月アタマから今日までで買った食料品・消耗品以外のモノはコレだけ。 |
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![]() (リリー・フランキー作 『おでんくん』 関連の雑誌) ![]() ![]() ![]() |
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これだって、買うまでに暫く考えたんだった。 3回くらい本屋さんに行って、手にとっては買うのをやめ、を繰り返したんだった。 な・の・に、ですよ、奥さん。 |
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![]() (履き替えたもの以外に3足、計4足購入・・・・) ![]() (履き替えたのはコレっス・・・・) |
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どーして! どーしてこんなに買っちゃったんだ!?あたし! |
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![]() (プー!あたしの目を見ないで!) |
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答え:安かったから。 この結果、我が家にある黒いストッキングとタイツの数は、 23足 - 1足 + 4足 = 26足 となった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 もう買いません。26足全部に穴が開くまで買いません。 っていうか。 |
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替えのストッキングを必ず持ち歩くことに決めました。
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あ! ゴミ、捨て忘れちゃった! あたしの部屋から出たゴミは捨てたのに、生ゴミを入れたゴミ袋を玄関に置きっぱなしにしてきちゃった! 写真だけ撮ってそのままにしてきちゃった!(本末転倒) |
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![]() |
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次の燃えるゴミは木曜日だから生ゴミだけは捨てておきたかった。 しかも、置いてきたのは玄関。 家に入った途端、生ゴミの臭いがぷぅ~んとしちゃうだろうなあ。 しかも、その臭いの向こう側にあるのがあたしの汚部屋だなんて・・・・・・想像しただけで家に帰る気が失せる。 いやいや、待てよ。 これはあたしだけの問題じゃないぞ? 夏目父の仕事関係の人が来るじゃないかー! こ、こ、これはマズい・・・・。 ひじょーにマズい。 あ!でも! ウチのマンションにゴミ収集車が来るのは、午後1時以降だ! よし!まだ間に合う! というわけで、本日午前10時。 まだ寝ている可能性大の夏目父に電話した。 娘 「もしもし?」 父 「どうした?」 娘 「あのね、今朝、ゴミを捨て忘れちゃったの」 父 「へー」 娘 「でね、悪いんだけど玄関にあるから捨てといてくれないかなあ?」 父 「まだ間に合うの?」 娘 「うん。1時までにコンテナに入れれば平気」 父 「ふうん・・・・」 娘 「・・・・・・・・コンテナの場所、わかるよね?」 父 「わかるけど」 娘 「・・・・・・・・け、けど?」 ここまであたしは何一つ、無茶言ってないと思うの。 なのに、ウチのオッサンときたら案の定言いやがった。 |
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「 メ ン ド ク サ イ よ 」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「そのメンドクサイことを、週に4回あたしがやってるんですがね?」なんて言っちゃダメだ。 ここはひとまず冷静に。 あくまで冷静に。 娘 「でも人が来るよね?」 父 「あぁ」 娘 「だから捨てないといけなかったのに忘れちゃった。ごめんね」 父 「いいよいいよ」 え? 「いいよいいよ」・・・・・・・・・・? ぉ? やってくれるのか!とーちゃん? |
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「 いいよいいよ。どこかによけておくからいいよ 」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「それがイヤだからわざわざ電話して頼んでんだろーが」なんてコトも言っちゃいけないいけない。 れ、れ、冷静に。 娘 「よけないで捨ててちょーだいよ」 父 「だって」 娘 「う、うん」 |
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「 雨 降 っ て る ん だ も ん 」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「だから何だ」と言ってやりたいが、ぐっと我慢。 娘 「コンテナまでは、濡れないで行けるよ」 父 「うーん」 娘 「傘ナシでだいじょうぶだよ」 父 「ちゃんとどこかによけておくから」 娘 「どこかってどこ?」 父 「んとね」 娘 「う、うん」 |
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「 キ ミ の 部 屋 と か 」 | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「いくらゴミ箱みたいな部屋だからってそれはねーだろ、オッサン」とか、「あたしの部屋に入れたら、この先一生おとーさんと一緒に寝るからね☆」とか、言ってやりたい言葉がどんどん浮かんでくる。 でも、ぐっと、ぐっっっと我慢。 ただ、これ以上がんばるのはやめた。 捨ててもらえなくていいや。 ベランダにでも出してて貰えばいいや。 娘 「あはは。あたしの部屋に入れないでよー。第一、置くとこないからね」 父 「ないの?」 娘 「うん。ないよ」 父 「ふうん。じゃあテキトーに場所探して置いとくー」 娘 「ベランダにしてよね」 父 「ベランダ?寒いよ」 娘 「だいじょうぶ!キミならできる!キミはやれば出来る子です!」 父 「ははは。まあテキトーにどこかによけておくから安心して」 娘 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあね」 ・・・・・ほっ、これで一安心♪ って。 |
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安 心 で き る か ー ー ー ー ー ー っ ! | |||
捨てて貰えなかったことに対する失望感は大いにあるものの、でもそれは「ふっ・・・・。やっぱりダメだったか・・・・」という程度のもので、「どうして捨ててくれないの!」とは思わないし、書いてる文字の強さ程は腹も立っていない。 長年夏目父の娘をやっているんだもの、この程度の事態を予測するのは容易い。 仕方ないや。 忘れたあたしが悪いんだもの。 それよりも。 とーちゃん、ちゃんとベランダに出してくれるかなあ。 玄関に置いたままにしてないといいなあ。 まさか、いくらなんでもあたしの部屋には入れないよね。 |
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ふふふっ。 | |||
とーちゃん、あたしの部屋が片付いてたら入れそう。ふふふっ。 部屋のドアを開けてすぐのところに置いたりしそう。ふふふふっ。 とーちゃんならやる。 ウチのとーちゃんはそういう人だもん。ふふふふふっ。 良かったー。 あたしの部屋が、ゴミ袋を置くスペースもない汚部屋で良かったー。 |
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![]() (あれ?なんか丁度よくね?) ![]() (想像図。Winのペイントを使ってマウスで描いてみました) |
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家 に 帰 る の 、 超 こ え ー ー ー ー 。
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家に帰ってみたところでやはり事態は変わっていなかった。 どうやら我が家の小人は休業中らしい。 いや、スト中かも。 病気とかね。 家主に似て、超モノグサで怠惰な「片付けられない熊」っていう可能性もあるなあ。 それか・・・・・いや、これは考えにくいけど、ウチのプー御一家は小人なんかじゃなくて、実は、ただの薄汚れたクマのぬいぐるみだったなんていう可能性は・・・・ないないない。 まあいいや。 小人には年末にいっぱい働いてもらうことにして、今回はあたしが片付けてあげようじゃないか。 と、誰かのためにやってあげてるような妄想をしつつ、片付け始めてみた。 まずは、やっぱコレ。 |
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なーんでこんなにあるんだろ。 コンビニでお弁当を買って家で食べることなんて少ないのになー。 そんな疑問を抱きつつも捨てようとしたのだが、プラ用のゴミ袋が部屋にないことに気づいたので(またもや段取り悪し)、それを取りにリビングへ行くと、夏目父が話し掛けてきた。 父「ねー、何してんの?」 娘「かたづけ」 父「最近いつもそれだね」 娘「ん」 父「じゃあ今日は自分の部屋で寝れるってことだね」 娘「わかんない」 父「え?」 娘「途中でイヤになるかもしれないし」 あたしがぶっきらぼうにそう言うと夏目父は、かつて聞いたこともないような大声で言った。 |
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で、で、で、できるよ!キミはヤレば出来る子だから! | |||
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 とーちゃん。 娘と同じ部屋で寝るのが、そんなにイヤかぃ? 夏目父の動揺っぷりに軽く凹みながら部屋に戻る。 次はコレだ。 |
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どんだけ魚の目やイボがあるんだよ。 普段かなり高いヒールの靴を履いているせいで、手入れを怠ると足の裏の土踏まずの上のあたりの皮が硬ーくなっちゃうことがあるんで、「もしもの時」用に買ったハズ。 でも、未使用。 あげく、未開封。 とくれば、「もしもの時なんてやってこないんじゃ・・・・?」と一瞬思ったけど、よくよく考えてみれば救急箱の中身なんて基本的には全部「もしもの時」のためのものだ。 なのでこれは絆創膏と一緒に救急箱。でいいな。 あと、これも。 |
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さて。 ここからは、美容・ダイエットグッズの数々の登場。 |
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これはぜーんぶ、洗面所・お風呂で使うモノ達。 買ってきたらすぐに、洗面台の下に入れればいいものを、部屋に置いたままにしてるから使わないんだよねえ・・・・。 |
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ああ・・・・。 数年前にハマってた『ワサヌーン』(入浴塩)がこんなところに・・・・。 確か1回分250円位だったんだよなあ・・・・。 ちなみにこれ。 「ヒマラヤ山脈で採掘された3億8千万年前の希少岩塩」という、なんとも興味をそそるコピーが入ってるんだけど、コピー以上に効果がすごいの。 塩なんで身体が暖まるとか発汗作用があるとかは当然だけど、ワサヌーン風呂にゆっくりつかった後は肌がしっとりするの。 ほんのり硫黄の香りがするところも好きだったなあ。 でももう売ってないんだよね。 最後のワサヌーン、大事に使おう。 っていうか、今晩使おう。
次もまた美肌モノ。 |
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米ぬか美肌ブームの頃に買ったとすれば5~6年くらい前のモノかなあ。 なんで使わなかったんだろー?・・・・って、部屋に置いておいたから使わなかったんだよなあ・・・・。 顏を洗うモノだもん。洗面所に置いておかないと。 よし。 これも使ってみよ。 5~6年前のものだけど。 そして次は! ←急にテンションが上がる! |
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キタ! 武田久美子女史が愛用してるセルマトリックス! ・・・・の空容器! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポイっ。(ソッコーでゴミ袋へ) しかし。 あたし、美肌にどれだけお金かけてるんだろ? あたしがこれを飲み始めたのは確か5年くらい前で、その頃は定価でしか買えなくて、12,000円もしたんだよなあ・・・・。 すぐに10,000円を切ってー、今は個包装のを買っててー、2日に1回飲んでてー、1ヶ月分が5,600円だからー。 ・・・・・・・・・・・お金のことは考えないことにしよう。そうしよう。
さあ次! キタキタ! ダイエットサプリ、キタ! |
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流行った流行った! 「効き目がない」っていう意見や報道もあれば、「便秘が解消された」とかいう感想もあって、でも、少なくともあたしの周りではだいぶ評判が良くて、だから買っちゃったんだけど。 これ、モノグサには合わないんだよね。 効果的に摂取するタイミングがメンドウなんだもの。 (参考サイト:0!から始めるBOWSダイエット) でもなー。 せっかく買ったのにもったいないよなあ・・・・。 会社で日中飲んでみることにしようかな・・・・。 あ、またダイエット関連! |
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これ買うの、苦労したんだよなーーーー。(しみじみ) 「あるある」か何かで寒天ダイエットが紹介された翌日に粉寒天を買いに行ったら売り切れでー、すっごい探し回って、アホみたいに高い値段で買うハメになったんだよなあ・・・・・。 なのに未開封って! よし。 これも近々使わなくちゃ・・・・。 こうして。 スプーンを捨て、セルマトリックスの空容器を捨て、使えそうなものは残して近いうちにパーっと使ってしまおう!と決めたのだが、最後に残ったモノが厄介だった。 |
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10年ほど前に一世を風靡したディオールのスヴェルト、未使用品が2本。 なーつーかーすぃー! あたしの記憶によると、定価は確か1本6,000円。 塗るだけでボディが引き締まるっていう触れ込みで、日本での発売日には百貨店に大行列ができ、その後も品切れ状態が続いた大ヒット商品。 当時からあたしはだいぶ脳みそが足りなかったので、連日百貨店のディオールに通いつめ、発売から1ヶ月で10本を買い溜めたりした。(あほか) でもその10本は、1年程度で使い切ってしまったから、これはその時買ったモノではない。 当時のあたしが、うなされたように「スヴェルト....スヴェルト....」と言っていたのがよっぽど印象深かったのか、オーストラリアにいる友達が4年前に帰省した時にお土産にくれたものだ。 |
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![]() (日本円で4,500円くらいか) ![]() ![]() ![]() (今はクラランスのボディジェル3種類を愛用中) |
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これ、どーしようかなー。 4年前の化粧品って微妙だなあ・・・・。(化粧品の使用期限は3年程度) でも、まあ、脚にでも使ってみるか。 ←良い子は真似しないでね☆ それにしても。 買っただけで使ってないモノ、いっぱいあるなあ。 これ。 もしかして。 たとえば今日から10日間くらいみっちりと、天然岩塩入りのお風呂に入って、米ぬかで顔を洗って、セルマトリックスを飲んで、BOWSも飲んで、寒天も食べて、スヴェルトでレッグマッサージをしまくってたらあたし。 |
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武田久美子みたいになれちゃうんじゃね? | |||
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 とんだ勘違い女でごめんなさいごめんなさい。 調子に乗りすぎました。 さて。 整理の結果、昭和の香りがプンプンの救急箱はこんなカンジになりました。 |
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![]() (少なっ!) |
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こうして我が家の救急箱は10年ぶりに復活。 これからもずっと現役でがんばってもらいましょう。 他、使えなさそうなものはポンポン捨てて、使えそうなものは洗面台の下に入れたりして、部屋にはようやく段ボール1個分のじゅうたんが現れました。 |
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![]() Before ![]() After |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ちなみに。 段ボールのサイズは、25cm×30cm。 たったこれっぽっちのモノを片付けるのにかかった時間、約3日。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 えっと。 |
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部屋がすっきり片付くのは、10年後くらいかもしれません。
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ああ・・・・。 あたし、ブログやってて良かったなあ・・・・。(しみじみ) さすがカナさんは優しいなあ・・・・。(しみじみ) 片付けブロガーの人達ってみんな優しいなあ・・・・。(しみじみ) というわけで! カナさんのコメントを読んですぐに、mameさんのブログ「すくすく まめたろう」のエントリーを覗いてみましたっ! なーーるーーほぉーーどぉーーーーーーーーー! ほっかむりだよ、ほっかむり! オッカシイと思ったんだよねぇ。 青ポットさんのところに、超キュートな小人さんが登場したあたりから、「なーんであたしのところには来ないのかなあ」って不思議だったんだよねぇ。 ほっかむりっスよ、ほっかむり!(シツコイ) そうと判れば実践!実践! |
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![]() (どーもー。今夜はよろしくねー) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←ちょっとキテます。 さあさあ、被らせてあげましょーねー。 ←だいぶキテます。 |
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![]() (奮発して、ワイルドなドルガバのハンカチを被せてみました) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←ほんと、キテます。 さあさあ、奥さんもいらっしゃーい。(三枝風に) |
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![]() (未だに右腕は上がりっぱなし) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←殴ってください。 さあさあ、奥さんも被りましょうねー♪ ←鼻血が出るほど殴ってください。 |
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![]() (奥様には、女性らしいINGEBORGのハンカチを) |
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くっくっくっくっ・・・・。 ←歯の1本や2本、折れたっていいです。 こうなれば息子さんもねー♪ ←大丈夫でしょうか、あたし。 |
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![]() (息子さん、ご両親に似てないんじゃ・・・・?) ![]() (今から大仕事が待っているのに余裕の表情でスタンばる、プー御一家) |
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さーてーとっ! やって貰いましょうか! 準備はいいかい? いくよ? よーーーーーーーーーーーーーーいっ! すたーとぉーーーーーーーーー! ぴぃー! |
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![]() ぴぃぃぃぃーーーーーーーーーーっ! ![]() (動かないので動かしてみた) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ![]() (旦那に背後から念を送ってみる) 奥さん。 お宅の旦那、いつもこんな、スロースターター? あの。 すみません、旦那さん。 ![]() 何時に始めるんスかね? ![]() 寝 る な 、 く ま 。 |
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むむむむ。 今晩も夏目父の部屋に居候させてもらわなくちゃ・・・・。 どーか、朝起きたら部屋が劇的に変わってますよーに。 いや、それよりも。 |
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明日こそはあたしにヤル気が起きますよーに。
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グロスに気を取られていたせいか、昨日は朝に使い切った化粧水を買わずに家に帰ってしまった。 ・・・・・・・・・ふっふっふっふっ。 こんなコトは日常茶飯事だもん、慣れっこ慣れっこー。 こんな時のためにアレを取っておいてるんだもん、だいじょうぶだいじょうぶー! |
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![]() ![]() ![]() (鈍感肌なのに敏感肌用の基礎化粧品を愛用中) |
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要らないモノが溢れている汚部屋で暮らしているけれど、化粧品だけは躊躇せずこまめに(夏目基準)捨てている。 いや、こまめに捨てているというか。 買ってみて気に入ったモノはあっという間に使い切るし、気に入らなければすぐ人にあげる。高価なモノでなければ捨てる。 そして。 師匠を始めとする片付け隊員の多くが、「取っておいたところで結局使わないから捨てる」という結論を導き出していた試供品の数々も、あたしは貰ったそばからすぐ使ってみることにしている。 でも、自分がいつも使っている基礎化粧品の試供品だけはこんな時のために使わずに取っておいているのだ。 さて。 基礎化粧品の試供品はココにある。 |
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![]() (衣装ケースの左隣っス) |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ボ、ボロボロのダンボールだけど、纏まってるだけマシなの。(夏目基準) このダンボールにいろんなものを投げ入れ始めたのがいつからなのか?は判らないけど、一番最近貰ったものは上のほうにあるハズ。 チョロっと見えないかな? 薄いピンクのなんだけどな。 僅かな期待を胸に、ダンボール箱を引っぱり出して上から覗いてみる。 |
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きゃっ♪キティと目が合っちゃった☆ とか言ってる場合じゃない。 言ってる歳でもない。 なんだよー。 ぜーんぜん見えないじゃないかー。 ありそうもないじゃないかー。 こーゆー場合いつもなら、おもむろに手を突っ込んで、クジ引きチックに手探りでブツを引き当てるのに、夕べはなーんか気が向いて、というか、ほんの出来心で、というか、魔がさして、「この箱の中身を整理しようかなっ」なんて思っちゃったのだった。 |
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やめればよかったんだよね、とーちゃん。 | |||
あたしの推測では、ダンボールの中には基礎化粧品の試供品以外に、薬や、デンタルケアグッズや、ボディケアグッズや、石鹸や、香水が入っているハズ。 デンタルグッズ・石鹸は、どー考えても部屋に置いておく必要がない。 洗面台の下あたりに突っ込んでおくべき。 それから、薬。 部屋に置いておく必要なくね? 大豪邸に住んでるわけじゃあるまいし、夏目父と各々で持ってる必要なくね? そうじゃなくても、「風邪ひいたみたい。薬ある?」「あるよ」って会話を双方向にしてるんだから、夏目父が持ってる薬とあたしが持ってる薬を合わせて一ヶ所にまとめておけばよくね? で、リビングにでも置いておいておけばよくね? なんてことを考えていたら、思い出した。 我が家にも救急箱っていうものがあったハズ。 最近お目にかかってないけど、大昔に使っていた救急箱があったハズ。 リビングを物色すると、それはすぐに見つかった。 |
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![]() (10年以上ぶりに救出された救急箱は推定年齢40歳) |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 救急箱なのに、 |
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![]() 恐ろしく汚れてますがー。 ![]() ![]() ![]() |
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買い替えたいなー。 でも我が家で「救急箱」といえばコレなんだよなー。 ・・・・10年以上使ってなかったけど。 ううーん。 まあいいか。 外の汚れは洗えばなんとかなるかもしれないし。 今日のところは中だけ拭いて、とりあえず薬を詰めちゃおうっと。 さ、さて。 フタを開けてみる・・・・・か。 |
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![]() (よ!久しぶり!) ![]() (捨てる前に記念撮影) |
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うわわわ。 なんか年代感じるものがあるーーーー! |
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![]() (推定年齢20~30歳) |
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100枚入りで80円かー。コレって今はいくらなんだろ? ![]() 200枚入りで250円ってことは、100枚だと125円でー、1.5倍だ! すげー! よくわかんないけどなんかすげー! ・・・・なんて面白がってるから、案の定、ちっともさっぱり捗らない。 夜がふけてきた。 とりあえず、入っていたものを全部捨てて箱の中を拭き、ダンボール箱から救急箱に入れるべきものを物色しようとした時! キティタオルハンカチ地獄が頭を過った。 いいぞ!いいぞあたし! あの時の二の舞にならないよう、部屋をぐるりと見渡すと、テレビの脇にあった青い箱が目に留まった。 |
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![]() |
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おおおおおお! 救急箱行きの第一号はコイツに決定だ!だ! 深夜にテンションを上げ、意気揚々と湿布の箱を取る。 が。 |
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![]() 入 ん ね ー し 。 |
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で、で、出鼻を挫かれた感があるけどっ、「これはきっと湿布の箱が大きすぎるからに違いない」と思い直し、箱から中身を全部出して救急箱に収めてみる。 |
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![]() (作業難航の予感・・・・) |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 フ、フ、フタ・・・・・・・・・・・。 |
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![]() え へ 。 や っ ぱ り 全 然 閉 ま ん ね ☆ |
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実は、この時点でだいぶイヤになっていた。 でも。 決定打は、ダンボールの中身を全部出してみたことだった。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ふとんのうえがけしょうひんとかでいっぱいになったのをみたら、やるきとねるばしょがなくなったので、ゆうべもおとーさんのへやにいきました。 おとーさんがへやにいなかったのでおとーさんのベッドでねました。 ぐっすりねむれてよかったです。 っていうか。 |
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小 人 は い ね が ー 。 ( ナ マ ハ ゲ 風 に )
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あたしは 汚部屋に住んでいるくせに 汚部屋に住んでいるくせに 汚 部 屋 に 住 ん で い る く せ に っ ! コスメが大好きで、ボディケアグッズも含めて、良さそうなものがあればとりあえず買って使ってみる生活を社会人になってからずぅーっと送ってきた。 3ヶ月ほど前も、「アンジェリーナ・ジョリーになれたらいいな☆」なんつう妄想を抱いて、資生堂・インテグレートのメイク用品を買い揃えたのだが、その直後に部屋を片付け始め、「部屋がある程度片付くまでは必要最低限のモノしか買わない」と心に決めたので、インテグレート以来、化粧品を全く買っていなかった。 あたしの記憶によると、丸3ヶ月もの間、化粧品を1つも買わなかったのは、社会人になってから初めてのことだ。 ←これはこれで大分オカシイ。 ![]() ![]() 賛否両論はあるだろうけど、あたしは資生堂のリップメイク製品が好き。 何故なら、ピエヌ(もうないけど)もマキアージュもインテグレートも、いわゆるダイヤル式のグロスを出しているから。 スティックの下の部分をカチカチと回すと先端からグロスがジワーっと出てくるこのダイヤル式のグロスは、チップ式のものより出すのも塗るのもラクチンなので、面倒くさがりにはもってこいのアイテムなのだ。 それにひきかえ、ペンシルグロスはどーしてああもメンドウなんだろう。 |
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![]() ![]() ![]() |
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そもそも。 資生堂に限ったことではもちろんなく、こーゆーペンシル型のモノって、単体で使い続けることができないのが気にいらない。 シャープナーがないとダメってところが気に入らない。 |
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気に入らなくても買っちゃうんだけど、でもやっぱり気に入らない。(シツコイ) だってさ。 |
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こうやって削るでしょ? これだけだって面倒くさいのにさ。 |
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シャープナーの刃の部分にこんもりと、削れたグロスが溜まるでしょ? これがどーにもこーにも厄介。 グロスが溜まっているところが刃の部分なだけに、ティッシュで拭き取るにも気をつけないと危ない。 「メンドクセ」。 今まで、ペンシル型のグロスやアイカラーを削るたびに、そう思っていた。 でもね。 なーんか最近、変わってきた。 「面倒くさい」のは変わりないのだが、拭き取るときにふと、「もったいない」と思ってしまうのだ。 未だに月に何万円も飲み代に費やし、ほんの3ヶ月前まではコスメもポンポン買いまくり、使いかけのグロスがたまれば躊躇せず捨ててたくせに、なんでこの、削れたグロスを「もったいない」と思ってしまうのかが、自分自身、不思議で不思議でしょーがない。 グロスを買うのがイヤなのかもしれない。 モノが増えるのがイヤなのかもしれない。 それが「もったいない」と思うようになった理由なのかは自分でも判らないけど、とにかくあたしの中で何かが変わったことだけは確かだ。 これがいいことなのか悪いことなのかすら判らないけど。 で、今朝。 いつものようにリビングで化粧をしていた。 会社で化粧直しをする時に困らないように、いつものようにペンシルグロスを削った。 そして刃にはいつものように削れたグロスが溜まった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり。 |
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も っ た い な い 。 | |||
シャープナーの刃に溜まったグロスを見つめてまた思った。 もったいない。もったいない。 も、もったいないから・・・・・ |
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べ、べ、紅筆で取ってそのまま塗ったんですけどもー。 これを夏目父に目撃され、あっさり言われた。 |
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「武田久美子はそーゆーことしないと思うよ」 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あたし、武田久美子嬢を崇拝してるんですけどね。 あの。 ほんとーに武田久美子嬢はこんなことしないんでしょーか。 というか。 世の中の女性は、こーゆーことしないんでしょーか。 これを「もったいない」と思うあたしは、ケチなんでしょーかっ? (全体的に真顔で訊いてます) |
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![]() |
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酔って帰ってきて部屋の奥でつまづいて手をついたら、そこには何やらホクっとした手触りのモノがあった。 |
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![]() カナさんの言うとおり、 プ ー は 三 つ 子 で し た っ っ っ ! (涙目で) |
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・・・・・・・・あ゛っ!また入れ忘れたっ! ![]() (先日発掘したカロリーオフストッキングなど) |
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ベージュのストッキングは、黒いのじゃダメな機会でなければ春まで穿かないんだから、これも夏物と一緒に仕舞うんだった・・・・。 というわけで、また、ダウンジャケットが入っている袋を下ろし、2個目の衣装ケースも下ろし、1個目の衣装ケースのフタを開けてベージュの未使用ストッキング2足を入れてフタを閉め・・・・ようと思ってようやく気づいた。 フタを閉める前に部屋を見渡そう。 1個目の衣装ケースに入れるモノは他にないか、部屋を見渡してからフタを閉めればいいんだよ。(気づくのが遅すぎ) こんなあたしにも僅かにあった「学習機能」っつうものをフル稼動させて部屋を見渡すと、新たに未使用ストッキングを3足と薄手の長Tを発見。 それらを1個目の衣装ケースに入れてフタを閉め、その上に2個目の衣装ケースとダウンジャケットが入っている袋を乗せた。 さーてーと。 これで夏物は全部、1個目の衣装ケースに収まったハズ。 残っているのは、冬物と下着と黒いストッキングとハンカチ程度のハズ。 そこで。 下着類は、ブラ・パンツ・キャミソール(ババシャツ含む)に分けて、それぞれを100円SHOPちっくなカゴへ。 仕事に着ていくカットソーは畳み、黒いバスケットへ。 スーツやブラウスはハンガーにかけ・・・・ても吊るすところがないためパソコンラックにひょいとかける。 普段着はテキトーに畳んでグレーのバスケットへ。 ハンカチは、ただの1枚もアイロン掛けしていないため、小さめのトートバッグに詰めてバスケットにぶら下げる。 こうして、これから冬の間使うであろうモノはバババーっと片付けられた。 すると。 こんなモノが残った。 |
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![]() (持っているタオルハンカチの9割がキティ。でも三十路) |
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うは!カワイイ! とか言ってる場合じゃない。 タオルハンカチは夏場にしか使わないじゃないかー。 1個目の衣装ケースに入れるべきモノじゃないかー。 でも、気がつけばもう夜8時。 「10時間近く、こんなことをしてるのか。でも、10時間の内の1時間は、衣装ケースの上げ下げだろうなあ・・・・」 なんてことを一瞬でも考えてしまうともはや、いろんなものを上げ下げする気力はなくなった。 なので、タオル類はシーツや枕カバーと一緒にダンボールに入れることにした。 |
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![]() (ダンボールに入れたタオル類の9割がキティ。でも三十路) |
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で。 まとめたものを衣装ケースの上に積み上げてみる。 |
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![]() (プーが邪魔。カワイイんだけど、超邪魔) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 重ねたが最後、二度と再び取り出せそうにないな。 |
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でも、この時点でもういろんなことにウンザリしていたため、衣装ケース上部のグシャっとしたところは翌日見直す(またか!)ことにした。 だってすげー疲れたもん。 横になりたい・・・・。 ぐったりしたい・・・・。 そう思って布団をめくった。 |
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![]() ( 三 十 路 で す が 何 か ) |
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な、な、何枚あるんだよぉ・・・・・・・・。 疲労感がどぉーっと増した。 でも、ダンボールに入れないと・・・・。 最後の気力を振り絞り、右上に積み上げた白いダンボールを下ろし、その下のダンボールを開けてタオルハンカチを入れて閉め、白いダンボールを元に戻す。 ふぅ・・・・。 あとは明日、明日。 ようやく布団の上に横になり、ぼんやりとテレビを眺める。 と。 視界に何やら赤いモノが入った。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 見なかったことにして、暫しテレビを見る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 まだ居やがったのか。 ←見なかったことに出来なかったらしい。 広げなくても判るぞ。 この配色とこのリボンは絶対にアイツだ。 |
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![]() ほ ら ね 。 |
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「うぜー。キティ、超うぜー!」と、日本で一番有名な猫に八つ当たりしつつも再度、右上に積み上げた白いダンボールを下ろし、その下のダンボールを開けてタオルハンカチを入れて閉めた。 すると、少し休憩を取ったのが良かったのか、十数分前までは「明日やろう」と思っていた衣装ケース上部の見直しも、「どーせなら今日やっちゃおうかな」と思えてきたので、気持ちが萎えないうちに急いで、積み上げたモノの配置を換えてみる。 試行錯誤すること数分で、とりあえずはこの形に落ち着いた。 |
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![]() プーは双子だった。 |
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試行錯誤の最中でプー(弟)以外に、もはやカワイイと思えなくなったアイツのぬいぐるみも発見したものの、置く場所がない。 なので。 |
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![]() (見切れるアイツ&洋服の山に埋もれていた為右手が上がりっぱなしのプー(弟)) |
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カワイイー! やっぱりカワイイよ、キティ! ←何度も言いますが、だいぶ三十路です。 使いづらいけど、タンスやチェストを部屋に入れるまではこんなカンジで。 もう二度と再び洋服の山を作らないようにしないとなあ。 兎にも角にも、衣類や小物を一ヶ所にまとめられてよかったー! 春・夏モノが一切出てないのってステキー。 ・・・・・と、地味ぃーに喜んでいた矢先。 |
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春夏用の帽子発見。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぇぃ! |
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![]() ![]() 汚散部屋からの脱出、おめでとうございます! |
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アッパレ!です! 少し寂しいけど、でも自分のことのように嬉しいです! ほんとに、どんどん部屋が片付いていく様子を、ブログを通じてほぼリアルタイムに見ることが出来たこともあって、青ポットさんが汚散部屋から脱出できたことが自分のことのように嬉しくて、脱出編の最後のエントリーを読みながらジワジワと喜び、脱出できたことを確信し、達成感と充実感を覚え・・・・、ふと気がつくと。 |
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まるで自分が汚部屋から脱出した気になってました。 (錯覚 or 妄想 or 幻覚) |
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それにしても。 青ポットさんが汚散部屋から脱出したって判ったら、強烈に、「あたしもぜーったい脱出するぞぉーっ!」って初めて思ったなあ・・・・。 やっぱりね、先が見えないと意志も弱くなるわけで。 実際、大量にモノを捨てているにも関わらずいつまで経っても絨毯は見えないし、ゴミ袋満杯のモノを捨てる時には爽快感があるけど、それでも部屋はまだまだ春先の雪山のように、いたるところ、いつ雪崩が起きてもおかしくない状態で。 だからいつでも、「だいじょうぶかな?ホントに片付くのかな?いつまで続ければ片付くのかな?」っていう不安みたいなものが付きまとってた。 期限を決めればいいのかもしれないけど、あたしは根気がない上に諦めも早いから、もしも期限内に片付かなかったら、もう一生片付ける気が起きないと思う。 ・・・・と、ここ2ヶ月弱、そんなことをぼんやりと考えながら片付けていたあたしなのに、青ポットさんのお家が片付いたのを見たら、「あたしも頑張ろう!頑張れる!」って気になれちゃうんだから不思議だよ。 よ、よ、よぉーぅし。 つ、つ、続くぞぉー。 青ポットさんに続くぞぉー。 脱出できるのはいつ?なんて、もうどーでもいーや。 たとえその日が年末だろうが(今のペースでは絶対無理)、来年の春だろうが(微妙)、来年の夏だろうが、来年の年末だろうが、もうどーでもいーや。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 気が長すぎますか。そうですか。 さて。 雪崩った服を畳みまくって、ダンボールやら何やらに纏めてみたのはいいけれど( ![]() 「間違えたかも」っていう感覚がリアルなうちに片付けてしまおう!と思い立ち、日曜は朝から、一度畳んでダンボールに入れた服をまた出して整理し直すことにしたのだけど。 あまりにも要領が悪すぎるというか、「アホか!」と思うほどに無駄な動きが多すぎて、結局目指すところまで辿り着いたのは夜10時。 食事やモロモロの時間を差っぴいても、推定12時間労働。 肉体的には大したことないけど、精神的に疲れました。 というか。 自分で自分をボコボコに殴りたい衝動に駆られました。 さて。 これが今回整理する箇所。 |
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![]() (布団の右側。中央よりちょい左にあるのが服の入ってるダンボール) |
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充分にぐしゃぐしゃだけれども、でもココ、最初は、 |
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![]() ![]() |
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こんなんだったんで、片付け始める前に比べたら超美空間(夏目基準)なの。 そもそも、衣類をハンガーにかけるってことをほとんどしてなかったんで、スーツをハンガーにかけて吊るしてることだけで奇跡(夏目基準)なの。 この時点で、いつも撮っている布団はどうなってたかというと。 |
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![]() (雪崩が起きたわけではない。念のため) |
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あはは!あはは!あはははは! ・・・・・・・・・・・・・・。 えーっと。 布団の奥のほうにある、シマシマのTシャツやら何やらは、洗濯して取り込んだものなんだけどー。 習慣とは恐ろしいもので、ベランダから洗濯ものを取り込んで部屋に持ってきたら、今までずーっとそうしてきたようにこの日も、部屋のドアを開けたところ(撮影場所)から布団の上めがけて、高見盛みたいにぶわーっと服を投げちゃったよ☆ さあ、この状態から整理ーーー始めっ! ピィーーーー! 脳内で鳴り響くホイッスルを合図に、まずは積み重なっている箱類から衣類を全部出してみる。 |
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![]() |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・。 出だしから大ーきな間違いをしでかしているような気もするけど、出しちゃったものはしょーがないので、あまり考えずに次の工程へ。 でも、何が「次の工程」なのか?を判らないまま始めているため、開始から15分くらいで早々と途方に暮れた。 ううーーーーん。 めんどくせーなあ・・・・。 いっそのこと、全部捨てちまおうか。 ←片付けてると30分に1回はこう思う。 頭も身体も動きが止まってしまった・・・・。 そんな時はコレだ。 |
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![]() ![]() ![]() (朝っぱらからパックをするアホ) |
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・・・・・・30分後、目元も潤ったところで整理再開。 パックをしながら「やっぱり、夏物は夏物でひとつにまとめたいよなあ」とか考えてたんで、スーツを吊るしてたところにあった、何年も前に友人から貰った衣装ケースを開けてみる。 |
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![]() ![]() ![]() (中身、スカスカ・・・・) |
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ああ・・・・・・・・、ありがちだ・・・・。 クローゼットの前や衣装ケースの上はモノで溢れてるのに、それらの中身はスカスカなのって、片付けられない女の部屋には超ありがちだ・・・・。 というわけで、2つある衣装ケースのうち1つに、夏物を全部詰めてみることにする。 が。 夏物の服を半分くらい詰めた時点で既に、 |
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![]() フタ、閉まんねーし。 |
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果たして、「夏物の衣類を全部集めると大きい衣装ケース1個分」が、一般的に多すぎるのか少ないほうなのかが判んないけど、なんとなくこれ1個に全部を収めたくなったので、Tシャツやワンピースを中心に、着なさそうなものを捨てまくり、なんとかかんとかフタを閉めた。 「さて。もう1個の衣装ケースには何を入れようかなー♪」と暫く考えるフリをしてみるも、脳みそが動いている気配が全くない。 こんな時はまたパック・・・・してたらいつまで経っても終わらないので、とりあえず、夏物を入れた衣装ケースの上に空の衣装ケースを重ね、手近にあった冠婚葬祭ちっくなモノを入れてみる。 |
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あ、忘れた。 1個目の衣装ケースのフタ、すげえ汚かったから拭こうと思ってたのに、拭くの忘れてた。 というわけで、重ねた衣装ケースを下ろして、1個目の衣装ケースのフタを雑巾で拭く。 |
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![]() (驚くなかれ。なんと片付け始めてから初の雑巾がけ) |
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綺麗になったフタの上に2個目の衣装ケースを重ね、手近にあった未使用のシーツやピローケースを入れフタを閉め、その上には冬物のダウンジャケットが入ってる袋を置く。 |
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いんじゃね?いんじゃね? あっ、また忘れた。 衣装ケースに防虫剤入れるの忘れちゃった。 というわけで、ダウンジャケットが入っている袋を下ろし、2個目の衣装ケースも下ろし、1個目の衣装ケースのフタを開けて、いつ買ったのか定かではないが手近にあった防虫剤を数個入れる。 |
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商品名「パラゾール」の成分は、有機塩素系のパラジクロルベンゼン。 うーん。 樟脳(ショウノウ)はないんだっけ? あ、なんかナフタリンもあった気がするんだけど、まあいっか。 フタを閉め、2個目の衣装ケースを重ね、その上にダウンジャケットが入っている袋を置く。 |
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・・・・あ゛っ!また忘れたっ! (この話、まだ続きます・・・・)
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