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片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)

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「片付けられないこと」もそうだけど、「自分が何故今のような自分になったのか?」「日頃どんなことを思って暮らしているのか?」みたいなコトを誰かに話す機会は、普通に暮らしていたら滅多にない。
そういう話を、訊かれもしないのに自ら語るのはイタイ気がするし、それ以前に、「アタシが思ってることを誰かに聞いて貰いたいの!」と思ったこともなく、あげくあたしは、プライベートな部分での自己分析を全くしないまま、今に至っているわけで。
相変わらず、自分が何故「片付けられない女」であるかは判らないし、自分の性格に合った片付け方も未だ見出せていない。


土曜日は朝まで仕事をしていた。
いよいよ出発しようと、ハイヒールからブーツに履き替えたのだが、ずっと座っていたせいで浮腫んだのか、はたまた一晩で肥えたのか、左足のブーツのファスナーが一番上まであがらない。
しかしこんなことはしょっちゅうあるので、ブーツのファスナーを3センチくらい開けたままで会社を出たのだが、駅に着いてふと見ると、ストッキングの右膝の内側に穴が開いていた。
左脚の、閉まってないファスナーのギザギザのところでガリっとやったと思われた。
丸2日着っぱなしのスーツはヨレヨレだし、顔も脂ギッシュ☆
会社で歯も磨いたし顔も洗ったけれど、徹夜明けの身体というのは、何をしようがスッキリしない。
こんな時のため、いつでもバッグの中には小型のアイロンが入っているし、替えのストッキングも入っている。
よし。
新幹線のトイレでストッキング履き替えて、別のどこかでスカートと上着の背中にちょちょーっとアイロンかければいいや。
そう思い、とにかく新幹線に乗り込んだ。
・・・・までは良かったのだが。
座席に座った途端あたしは爆睡し、隣の席の人に起こされて目を覚ますとそこはもう東京だった。
アイロンをかけるのはもちろん、ストッキングを履き替える時間も気力もないまま、あたしはみかこさんと会うことになった。
なんか、ヨレヨレでデロデロな姿で会うことになったのだった。



というわけで。
「片付けられない女たち」というテーマの座談会に出席してきた。
参加者は、雑誌の編集担当者さんとライターさん、『 片付けられない人のための掃除術 』のみかこさんとあたしの、計4名。

ネットで知り合った人とナマで会うのは初めての経験だったにも関わらず、特に緊張もせず、かといって舞い上がることもなく、「コンタクト入れンの忘れたなぁ。見えねえなあ」と思いながら待ち合わせ場所へ行くと、ほどなくして、事前に教えて貰っていた服装の女性が現れた。


ブログを読んでいると、それを書いている人の姿を頭の中でイメージしがち。
あたしの中のみかこさんは、「物静かでおっとりしてる若奥様」だった。
書く文章が落ち着いていて丁寧だからかなあ。
で、実際は?というと。
見た目は、まつげが長くて目がパッチリと大きくて、ひじょーに可愛らしい女の子。
うん。女の子。
話す声も話し方も女の子らしくて、そのあたりからもう、あたしとは全然違う。
まあ。



歳 も 全 然 違 う ん だ け ど ね ☆



みかこさんが「座談会の前にランチでも」と言ってくれていたので、イタリアンのランチビュッフェをやっているお店に入った。
ちなみに、待ち合わせ場所もお店もみかこさんにチョイスして貰ったのだけれど、初対面で食の好みが判らない相手と食事をする場所を決めるのは大変だと思い、あたしは事前にみかこさん宛にこんなメールを送った。

> 食べ物の好き嫌いはありません。
> オシャレなお店じゃなくとも、
> 吉野家でもドトールでもマックでもOKです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「いくら何でも、若いお嬢さん相手に吉野家はねぇだろ・・・・」と思ったのは、イタリアンのお店に入って暫く経った時のこと。




(手前が夏目。奥がみかこさん)



(彩り豊かで野菜たっぷりなみかこさんのプレート)



(炭水化物と肉しか食わねえぞ!という気概が見てとれる夏目プレート)



・・・・・・こ、こういうのって性格出るんだよね。



みかこさんは、虫博士・ゴマ塩大将・男脳・悪徳業者などの異名をとる青ポットさん主催の『 脱出!万年ダイエッター 』という企画に参加中。
参加すべき重量なのに参加してないあたしと比べると、食べる量が全然違う。
みかこさんは、最初のプレートの次は可愛らしい量のリゾットを食べていたのに、あたしはというと。






最初のプレートで確実に1人前以上の量のペペロンチーノを食べたくせに、また、トマトソースのパスタをてんこ盛り。
脇には、最初に食べて気に入った、豆と鶏肉のマリネをこんもりと。






あたしが、「こういうのなら、いくらでも食べられるなあ」と呟くと、みかこさんが、カワイイ声でカワイイ口調で言った。


「私はもう、結構おなかいっぱい♪」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ダイエット以前に、胃のキャパが完全に違う気がした・・・・。
っていうか。
なんつーんだろ。
とにかく、言うことも所作振る舞いもやたら女の子っぽくてカワイイのだ。
やっぱり、職場で「女装癖のあるオッサン」と呼ばれているあたしとは全然違う。
そしてそれは、デザートのプレートを持ってきた時で確定した。




(手前が女装癖のあるオッサン、奥の女の子は飲み物を取りに行ってます)



(甘すぎなくて美味しかった。30個は食べられた)



・・・・やっぱキャパの違いだな。
ちなみに、みかこさん。
この後、アイスコーヒーの上に、キレイに丸く取ったバニラアイスクリームを乗せて戻ってきた。
で。
ケーキの横にコーヒーフロートのグラスを乗せて写真を撮っていたのだが、そのセンスがまたカワイイ。(みかこさんのブログにその写真がアップされてます)
「カワイイ、カワイイ」を連発してるけど、ほんとにその様子は女の子そのもので、一緒にいてホンワカした気分になった。



しかし。
あたしがランチ中に抱いていたみかこさんのイメージは、座談会中にガラガラと音を立てて崩れ去った。





みかこさんってば、すげー面白い人だったのだ。
しかも。
自分の面白さには全く気づいていないご様子。
だから尚更おかしくて、あたしは座談会で、腹筋がおかしくなるくらい笑うハメになったのだ。
(つづく)





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 この順位を見るたびに、カワイイ雑貨画像を載せなくてはいけない衝動に駆られますが、虫博士が上位にいるので心強いです。