BOOK INFOMATION
今あたしが生活している8畳の部屋は、11年前まではお姉ちゃんの部屋だった。
世の中の嫁に行った人の多くがそうであるように、うちのお姉ちゃんは嫁に行く時、実家である我が家に沢山の物を残していったのだが、お姉ちゃんはあたしと違ってとてもちゃんとした人だったから、その全ての処遇を、妹であるあたしにきっちり言い残していた。
「 全 部 捨 て と い て 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、うん。
と返事をして、でもあたしはそのほとんどを11年も放置したわけだ。
ふふふっ。
(自分で面白く思えたらしい)
(自分で面白く思えたらしい)

開きっぱなしになっている側にあるのは、あたしの物だ。
問題は、閉じている側に何が入っているのか?だ。
お姉ちゃんが「捨てて」と言ったんだから、要らない物が入っているんだろう。
でも。
お姉ちゃんは、ベッドや掃除機やテレビやビデオデッキも置いていったから、ひょっとするとひょっとするかもしれないぞ?
そんな少しの期待と、ここ2ヶ月くらい抱いていたある不安を抱きながら、押し入れの戸を外してみた。

(ご開帳ー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
押し入れの左側が開かれたのは11年ぶりだけど、それ以前はお姉ちゃんの部屋だったから、あたしがここを見るのは初めてだ。
初めて押し入れの全貌を見てあたしが思ったのは、「使えねー形の押し入れだなあ」と、「お姉ちゃんのもの、少なっ」と、そして、「やっぱりな・・・・」。
不安が現実になった瞬間だった。
「またかよー。メンドくせーなぁ・・・・」と、やる気が萎みそうになったその時、心躍る物が目に入った。

わ!
チビ液晶テレビ!
これ、覚えてる覚えてるー。
お姉ちゃんが入院した時、あたしが買ってあげたやつだー。
っていうか。
お姉ちゃんが「小さいテレビ買ってきて」って言うから買って持っていったら、その日たまたまお見舞いに来てた叔母さんに、「テレビを買ってあげるなんて優しい妹ねー」って言われちゃって、「お姉ちゃん、金くれ」って言えなくなったやつだ。
そうかそうかー。
お姉ちゃんったらこれ、置いていったのかー。
どこに置こうかなー。
あっ!あっ!ああああっ!
トイレに置きたい!!!!! ←ウルサイ
・・・・って。

中身ねーし。
き、気を取り直して視線を動かすと今度は、見たことがないものが目に入った。


すげー錆くせーし。
こんな錆くさいカセットコンロじゃ、鍋も不味くなる。
捨てよう捨てよう。
ん?
この、薄い紙に包まれたこぶし大の物体は何だ?

ウワーっと虫が飛び出てきた時のために、ケータイのカメラを起動し、しっかり構えて包みを開けてみる・・・・が。

誰?
一瞬カエルかと思ったけど違った。
っていうか。

なんだかわかんねーし。
他にもこういう置き物系の物体がわんさか出てくる。
しかも、どれもこれもが中途半端な可愛さ。

(リボンと鈴つけたって、蛇は蛇)
こうも次々と使えないものばかり出てくると、もはや秘境探検は楽しいことではなくなってしまい、心の中でお姉ちゃん・・・・にではなく、11年間押し入れの中で息を潜めていた物達にツッコミを入れないとやってられなかった。
こうして、押し入れ上段の物は全部ゴミ袋へ入れ、下段に期待をして視線を落とすと・・・・。
(虫画像出まーす)

ぉ・・・・。虫だ・・・・。

(体長約1センチの昆虫)
キミの名前は何てぇんだい?
っていうか。
ひ と り ぼ っ ち か ぃ ?

(ほっこり密封)

ぉ・・・・。虫だ・・・・。

(体長約1センチの昆虫)
キミの名前は何てぇんだい?
っていうか。
ひ と り ぼ っ ち か ぃ ?

(ほっこり密封)
どうやらあたしは、面白い物や金めの物が出てこないなら、虫の大群くらい出てきてもらわないと、やる気が萎える身体になってしまったらしい。
虫依存症か?
というか、そうでなくても押し入れの下段は、虫がいる可能性が高い。
だって、エサがあるんだもん。

(実はあたし、海釣りが趣味です)
使った後、ちゃんと洗ったんだか洗ってないんだか微妙なグッズもたんまりと。

(上のコマセを混ぜる用のフタ付きバケツ)

(それを海に撒く用のヒシャク)

(海水を汲み上げるための、ロープ付きビニールバケツ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
コマセ以外の物は車に積んであるよなぁ・・・・。
どこにしまったのか探しもしないで新しいのを買うの、ほんとにもう止めよう。
開封したら異臭騒ぎになりそうなコマセは捨て、それ以外はしっかり洗って使うことにした。
無性に釣りに行きたくなりつつも、下段にあったあたしの物の片付けは終わった。
あとはお姉ちゃんがしまっておいた物を片付けたら、虫より見たくないものがドーンと姿を現すハズだ。
それを考えただけで下段の片付けを止めたくなったけど、知ってしまったからには早々に始末してしまいたい。
一服したり、コーヒーを飲んだり、押し入れ下段から見つかったこんなものを呑んで、暫しの休憩。

(お姉ちゃんが部屋で呑んでいたものと思われる)
11年以上前に開封されたスーパーニッカは、お酒ではない何かになっていたので、口直しに缶ビールをガブ呑みし、片付け再開。
お酒ではない何かの下には、懐かしい箱があった。

あたしがまだ小さかった頃、夏目父が誰かから貰ってきた布団乾燥機。
これが家にやってきた日のことをあたしは鮮明に覚えている。
お母さんがすごくすごく喜んで、これが我が家に来てからというもの、家族の布団は一年中フカフカだった。
これが壊れたのはいつのことだったろう。
お姉ちゃんが新しい布団乾燥機を買うというのを、お母さんは止めた。
「今まで充分楽させて貰ったからもういいの」と言って止めた。
そこで、お姉ちゃんはお母さんには内緒で修理しようとしたのだけれど、「製造したメーカーがもう潰れている」という理由で、電気屋さんに修理を断られたのだった。

(The・昭和家電)
・・・・とここまではちょっといい話風味だが、後日談がある。
お母さんが「今まで充分楽させて貰ったからもういいの」と言った数日後のこと。
舌の根も乾かねーうちに、お母さんは自分で新しい布団乾燥機を買ってきたのだ。
で、夕食時、家族全員が揃った席でニコニコしながら言った。
「フカフカのお布団で寝たい人は5,000円払ってくださーい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ああ・・・・。
あの時の衝撃ったらなかったなあ。
そうだそうだ。
あたしが「5,000円なんて持ってない」って言ったら、お母さんは笑顔で言ったんだった。
「 お 年 玉 貯 金 か ら 下 ろ し て お く ね 」
で、ほんとにお金を下ろすんだから、お母さんは最強だった。
そんな大昔の出来事を思い出しつつ、でもこういう品を取っておいてはキリがないので、思い切って捨てることにした。
さて。
11年もの長きに渡り放置されていた押し入れに最後に残ったのは、小型扇風機の入ったダンボールと、

(11年間、団扇ひとつで夏を乗り切ってきたあたしにとっては宝)
(すっごい汚い画像が出ます)

史 上 最 悪 の カ ビ だ っ た 。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

(もはや生活必需品)
胞子の飛び交う汚部屋で就寝。
見たこともない虫の巣のほうが100倍マシ。
虫博士がジワリジワリと上昇中。要チェック。
小学4年の姪は今、『 ドラゴンボール 』 に夢中だ。
つい数ヶ月前までは 『 オシャレ魔女 ラブ and ベリー 』 にハマっていたハズで、その前は確か『 たまごっち 』 だった。
が、もうどちらにも全く興味がないらしい。
かろうじてリラックマだけはまだ好きらしいが、それでも、雑誌『 ねーねー 』を義兄が買ってきた時の姪のリアクションは、以前のそれとは比べものにならないくらいアッサリしたものだった。
そんな姪は会うたびに、「スーパーサイヤ人になりたい」だの、「でも自分には物凄い怒りや憎しみがないからなれないんだ」だの、「自分はアサリが嫌いだから、アサリを心の底から憎めたならサイヤ人になれるかもしれないのに、時々食べたりするからダメだ」だのという訳のわからない話を、子ども嫌いの三十路の叔母に一生懸命する。
しかしあたしは、『 ドラゴンボール 』 を読んだこともなければ見たこともない。
あたしが 『 ドラゴンボール 』 について知っていることといえば、主人公の喋りが、ほんのり風大左衛門チックだということと、
汚散部屋から2ヶ月半で脱出し、維持編を経ていよいよ「収納編」に突入する方がよく飛ばしている「元気玉」なるものが、『 ドラゴンボール 』 に登場する何からしい、ということくらい。
その程度の知識しかないあたしに姪は、ベジータの魅力を40分も語る。
勘弁して欲しい。
マジでマジで。
で、この週末、姪と会った時のこと。
案の定姪は、「ちょっと息を吐いただけで、人や建物を吹き飛ばせるくらい強くなりたい」とかいう話をし始めた。
「そんな人が近くにいたら迷惑だなあ」
「敵を倒す時にだけ使うんだよ」
「敵って誰。アサリか?あんなちっちゃいのをやっつけるためにビル吹っ飛ばすなんて、どんだけ不器用なんだよ。食えば終わりだろーが」
「すっごいおっきいアサリが襲ってくるかもよ」
「それ、ハマグリかホッキ貝」
「じゃあ、アサリじゃない敵が現れるかもしれないからその時に使うの」
「ホタテ?つーかまたドラゴンボールの話かよー。ラブandベリーはどうした」
「好きじゃなくなった」
「どーして」
「だって、魔女って微妙だし。いるわけないし」
「それ、『 ドラゴンボール 』 だって一緒でしょ」
「でもベジータは優しくて強いの。魔女になりたいとは思わないけど、ベジータにはなりたいの」
「じゃあ、ベジータっていう芸名にすりゃあいいじゃん」
「そぉーじゃなくて!」
あたしが子供だったらこんな受け答えをする大人はイヤだ。
姪に限らず、どんな子供にでもこんな風に話すあたしは、だけど何故かやたらと子供から好かれる。
プロポーズされたこともある。
その後も、『 ラブandベリー 』を引き合いに出しながら 『 ドラゴンボール 』の素晴らしさを延々と語る姪の話を総合すると、どうやら姪にとって今は、『 ドラゴンボール 』 の世界のほうが共感したり胸を打たれたりすることが多い、ということらしい。
そして、『 ラブandベリー 』は「子どもっぽい」のだそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか。
そんな姪の話には全く興味ないけれど(酷い)、でも、魔境に棲む魔物と戦っていた時、あたしも似たような感覚を味わったことを思い出した。
魔物の棲家を開けた時点であたしは、実は、350冊全てのマンガを読んでみようと心に決めていた。
久ーしぶりにどっぷりとマンガの世界に浸って、笑ったり泣いたりしたかった。
が、10冊20冊と読み進めて、はたと気づいた。
あんまり面白くないのだ。
語弊のないように言うと、魔境にあったマンガが面白くないわけではないと思う。
年齢の問題だろうと思う。
だいぶ三十路ってるあたしはもはや、「先輩と幼馴染に同時期に告白され、2人の間で揺れ動く女子中学生」や、「同じ部の先輩が好きだけどあたしの親友も先輩のことが好きなんだって・・・・とモジモジしている女子高生」や、「大好きなロックバンドのヴォーカリストと付き合うことになったのはいいけれど、障害が多くて困ってる大学生」には、全くちっともさっぱり心が動かなかったのだ。
というわけで。
泣けたマンガ数冊を残し、後はイーブックオフ
空のダンボールを準備し、読み終わった順に入れていく。

(このあたりは、読みたくなったらマンガ喫茶へ行くことにした)

(絶倫な主人公が、昔の男を彷彿させるため処分)
数日がかりで全て読み終えた頃には、枕元にダンボールの塔が出来ていた。

(震度1でアウト)

こういう、ISBNやバーコードのない物は引き取ってくれない。

(行き場のない魔物たち)
引き取って貰えないと判断できた21冊は全て資源ゴミへ。
そしてこれは。

夏目父が「欲しい」というので、全27巻、夏目父の部屋の本棚へ収める。
結局、約350冊の魔物のうち、あたしが手元に残したのは、8冊だけだった。

350冊のマンガが入っていたバカでかいダンボールを潰すとその右手には、長年見て見ぬフリを続けていたもの達が、もはや見て見ぬフリなど出来ないくらい露骨に姿を現した。

ポスター・・・・だよなー。
要らないんだけどなー。
でも、いつも行くCD屋の店員がくれるんだよなー。
いつの間にか溜まっちゃってたなー。
とうの昔に三十路で、非モテで、当然嫁にも行けてなくて、料理もできなければ片付けもできない女は、どれだけ好きであろうと、ミュージシャンやサッカー選手のポスターを部屋に貼ってはいけないよーな気がする。
だってー、着替える時、恥ずかしいしー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もちろん嘘です。

幸か不幸か

よし。
これで心置きなく捨てられるっ。
今度CD屋さんでポスターを貰ったら、置き場所なんて考えないで、ソッコーでトイレに貼ろうっと。(やめろ)
さーて、最後はー、埃にまみれたこの箱か。

(この埃はヒドかった。ヒドい汚部屋の中でも特にヒドかった)
中身は、捨てても捨ててもまだまだある、これ。

片付け始めてから今までで、いったい何本のビデオテープを捨てたんだろうなあ・・・・。
っていうか。
一生かかっても見終わらないくらい録り溜めてねーか?
ビデオのラベルには全て姉の字で、あるバラエティ番組の名前が書かれていたが、何年も前に観るのを止めたのを知っていたので、箱のままゴミ袋へ。
ふぅ・・・・。
長かったなぁ。
このスペースが片付くまでは本当に長かった。
パソコンの脇だから、ついついマニキュアやら書類やらを何の気なしに置き続けちゃって、それが山になっちゃって、片付けようと思ったところで、整理すべき物が膨大過ぎて、何度も途方に暮れたなあ。
350冊のマンガを片付けることなんて、終わってみれば「ラクだった」と言えるくらい、それ以前の課程が大変だった。
一旦、ここにある書類を全部抜き取ってファイリングして、でもその後にだって日々領収書や書類は増えるわけで。
それを魔境に放り投げず、その都度ファイリングすることが、なんだかとても億劫で、いちいちタメイキが出た。
今となってはここが部屋の中で一番、何処よりも一番、手をつけるのがイヤな場所だったような気がする。

(魔境の床がようやく見えました)
さてと。
次はいよいよ、魔境の奥の秘境だ。
10年くらいその扉を閉めたことがない、暫定ファイル置き場となっている、変な形の押し入れの片付けに着手だ。

(こんな、使えない形の押し入れ)
物量は大したことないだろうが、とにかく秘境。
なぜなら。
左側の扉の裏に
何が入っているのか、全く見当がつかないから。
ワクワクするなあ。
どうせなら面白いものがたくさん入ってるといいなあ。
でも。
見たこともない虫の巣とかは勘弁。
(フリではありません。念のため)
(フリではありません。念のため)
「姫母がお祝いに駆けつけてしまえばいいのにね!」という、カツオ姫マニアには堪らないセリフを書きやがった虫博士が、とうとう収納編を開始するそうでーす。(ご本人は明言せず濁してます)
えー。虫博士がカナさんみたいになるのぉー?
・・・・なんか似合わ・・・・げふっげふっ・・・・何でもありません。
350冊のマンガを読み終えただけだけど。
ここ暫く、何日も続けてダラダラ過ごすことがなかったからかなり有意義な戦いになるかと思いきや、だいぶ三十路ってる今は、昔みたいに純粋にマンガの中の世界を楽しむような読み方ができず、深いことや浅いことをアレコレ考えながらマンガを読んでしまうから、進まねー進まねー。
・・・・と。
この、魔物との戦いについてはまた改めて書くとして、今日は取り急ぎ告知を。
先日、「隠しておきたいことをさらす女性たち」というテーマで、このブログに関する電話取材を受けたんですが、それが記事になったそうです。
あたしは自分が汚部屋に住んでいる片付けられない女であるということを、仕事関係の人はもちろん友人にも一切話してなくて、今後、過去形で話すことはあるかもしれないけれど、現在進行形である今は誰にも話すつもりがないんですが、そんな、自分にとって「隠しておきたいこと」を、自らブログで曝け出したくなった理由や心理を、訊かれるがままにダラダラと話しました。
相変わらず自分の内面について人に話すのがヘタクソで、ひとつの質問について複数の回答をしちゃったりしてるので、話したことがどんな記事になっているのか想像もつきませんが、あたし以外にも、やたら馴染みのある複数の汚部屋ブロガーが取材を受けているらしいし、汚部屋以外にも、
・だめんずとばかり付き合ってしまう
・借金を抱えている
などなど、様々な「隠しておきたいことをさらす女性たち」に取材をしているようなので、興味津々です。
この記事が掲載されているのは、
です。
あたしは日経の夕刊がない地域に住んでいるのでまだ読めてませんが、担当の方から掲載紙が届くまで、ワクワクしながら待ちたいと思います。
というわけで。
購読している方や入手可能な方は、是非読んでみてくださーい。
うおーん!カナさんがー!カナさんがあー!
[2007/5/24 18:15 追記]
・・・・と叫んだのは、更新休止後も常にランキング10位以内をキープしている、『 お部屋をキレイにするブログ 』 が11位になっていたからなんですが、そこはさすがカナさん。あっという間にランクアーップです!すげー!
というわけで。
虫博士と共に、これからもずっとずっと 『 お部屋をキレイにするブログ 』 とカナさんを静かに、だけど熱烈に応援し続けます。
コメント返しもせずブログも書かず、土曜日にいよいよ魔境の片付けに着手した。
しかし、それから3日経った今現在も尚、魔物に行く手を阻まれ続けている。
そう。
汚部屋の魔境には、11年もの間、魔物が棲みついているのだ。
嫁にいく時にお姉ちゃんがそれらを置いていったのは、やはり忌まわしいからだったんだろうか・・・・。
魔物は人を狂わす。
あたしが今の部屋で生活するようになった時、魔物は別の場所にいた。
しかし、魔物は夜な夜なあたしを襲い、週末になるとあたしに怠惰を強いた。
「このままじゃあたしはダメになってしまう」
そう気づいたあたしは、ある日、魔物を魔境に閉じ込めた。
しかし、部屋を片付けるためには、魔物を追い払う必要がある。
だからあたしは勇気を出して、魔物との戦いに挑んだのだった。
まずはバッグの束をよけ、積み重なっていた2つのカラのダンボールをよけ、10数本のビデオテープをしかるべき場所に納めると、アッサリ、魔物の棲家が姿を現した。

(魔物の棲家は、デカいプリンタが入っていたデカいダンボール)

(ダンボールの長さは約80センチ)
・・・・こ、怖い!
この大きなダンボールを開けて、魔物を見るのが怖い!
順調だったのに・・・・。
GW後半からずっと順調だったのに・・・・。
ここで魔物に襲われたなら、あたしはまた前のように、無気力で自堕落に日々過ごす人間に戻ってしまう。
絨毯の上に直に置いたマグカップのコーヒーを飲みながら布団でゴロゴロし、食事とトイレとタバコのためにしか動かない、怠惰な人間に戻ってしまう。
できればダンボールを開けずに丸ごとポンと捨ててしまいたいけど、残念ながら魔物の棲家は重すぎて、ピクリとも動かない。
し、仕方ない・・・・。
あ、あ、開けるか・・・・。
魔物に不意打ちを食らわないよう、気合いを入れてダンボールを開けた。
が。

(魔物は3層になってます。全部で約350冊あります)

(魔物はあたしに一切の家事を放棄させる)
現 在 、 1 4 0 冊 読 了 。 残 り 2 1 0 冊 。
っ て い う か や っ ぱ り ね 。
魔 物 最 強 。
コメント返しがだいぶ遅れてますが、明日じっくりとさせて頂きます。それと。魔物は読んだら全部ブックオフ行きの予定でございます。
8畳の部屋の床や壁が見えてきたら、「部屋、台形なんですか?」というコメントを貰った。
で、「そうなんです。台形なんです」とコメントを返したのだが、そう書いた後でよくよく考えてみたら、台形でもなかった。
で。
文字で説明するのは難しいので図に描いてみた。
いつも通りWindowsのペイントで描いたもので、縮尺はデタラメだけど、雰囲気は判って貰えると思う。
いつも「8畳」「4畳半」と書いてるけど、いずれもケツに「弱」がつく。
どうでもいい話だが、「「後」のことを「ケツ」という女はワキ毛の処理が甘い」と、あたしの上司が言う。
根拠は全くないらしいのだが、あたしが「ケツ」という言葉を使うたびにそう言う。
でもあたしから言わせれば、処理が甘いのをワキ毛“だけ”だと思っている、上司のほうが100倍甘い。
・・・・って、やっぱりほんとにどうでもいい話☆
「弱」の話に戻る。
いつも「8畳」「4畳半」と書いてるけど、実際には、8畳は7.8畳くらいで、4畳半は4.35畳くらいしかない。
このマンションに引っ越してきた時、あたしに与えられたのは4畳半の部屋で、8畳はお姉ちゃんの部屋だった。
お姉ちゃんが嫁にいったのを期にあたしは8畳の部屋を使い始めたのだが、使い始めてすぐに、どれだけ狭くても4畳半の部屋の方がずっとずっと使い勝手がいいと気づく。
使い勝手が悪いのはもちろん部屋が四角くないからで、それならば、4畳半と8畳を仕切っている壁を取っ払って、2部屋を繋げて使えばいいんだと思いついた。
使い勝手の悪さは広さでカバーしよう、と。
カバーしてやろう、と。
そう思い続けて、
1 1 年 が 経 っ た 。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
モノグサにも程がある。
先延ばしするにも程がある。
死ぬまで今のマンションに住み続けるわけじゃないと思うけれど、でも、せっかく片付け始めたんだから、出来ることなら居心地のいい部屋にしたい。
古いマンションだし変な形の部屋だけど、気に入っているところもたくさんある。
幸か不幸か、夏目父は「引っ越さない」と言い続けているから、今からそういう部屋作りを始めるのは、遅すぎるけど、手遅れではないかもしれない。
・・・・って!
あー、急に思い出した!
そういえば、前にテレビで見たマエケンの部屋、三角だったなぁ。
三角の部屋なのに、オシャレでカワイくて、何より居心地が良さそうだった。
丁寧に大切に、好きな物をひとつずつ買い集めてその空間を作ったのが見てとれて、「変な形の部屋だろうがマトモな形の部屋だろうが、住み心地のいい空間を作るためには、お金以上に手間隙をかけないとダメなんだなぁ」って思ったんだった。
それは、『 お部屋をキレイにするブログ 』で初めてカナさんの部屋を見た時にも強烈に感じたし、yokuchinさんや、karinoさんのブログを見るたびに思うこと。
でも。
思っただけで終わってたんだなあ・・・・。
あたしは今まで、丁寧に生活した記憶がない。
今8畳の部屋にある物はほぼ全て、好きで買ったというよりは、「間に合わせ」もしくは「衝動的」「発作的」、というか、「なんとなく」で買った物ばかり。
アホみたいに買い漁った高価なブランドのバッグさえも、数が多いせいで、個々への愛着は薄いし、時に、自分の虚栄心の象徴にも思えたりもする。
だから、改めて部屋を見渡したところで、お気に入りの物など無いに等しい。
ところが。
この間、学習机を丸ノコで切った日のこと。
あたしは4畳半の部屋で、鼻の奥がツーンとするような、頭の奥がジーンとするような物を見つけたのだった。
それは、4畳半の学習机の下にあった。

ビスが錆びついてしまった無印良品のパルプボードボックス。
その引出しを開けると、

埃にまみれた箱が入っていた。
問題はその中身。
あたしはもちろん、引出しの中に箱が入ってることも、箱の中に何が入っているのかも忘れていたから、興味津々で蓋を開けてみた。
すると。

服についてくる予備のボタンと布が綺麗に並んで、しかし大量に詰まっていた。

でも、あたしが驚いたのは量ではなく、そのひとつひとつに、どの服のボタンなのかを書いた紙が入っていたことだった。

(「オレンジ」ってのは見りゃあ判る)
それは、ヘタクソだけれど今よりは数倍読み易い字で、全てやわらかい色の紙に書かれていた。
自分がこんなことをしてたなんて、すっかり忘れてた。
狭い狭い4畳半の部屋で、こんなことをしながら暮らしてたことがあったなんて、すっかり忘れてた。
8畳の部屋を与えて貰ってから11年間も、四角くない部屋にうんざりして、呑んだり打ったり仕事したりすることに忙しいフリをし続けた末、

こんな部屋をこしらえたけれど、自分が稼いだお金で買った物を大切に思っていた頃があたしにもあったんだ。
なんかちょっと目が覚めた気がしたなぁ・・・・。
だってこのあたしが、
「持ってることがステータス」的な物でなく、人に誇るための物でもなく、安易に買った物でも流行やノリで買った物でもない、そんな薄っぺらい物じゃなく、もっと純粋に、本当に自分が好きだと思える物の中で暮らしたい。
って思っちゃったもの。
・・・・というようなことを、ついさっきまでリビングで、ダラダラと赤ワインを呑みながら夏目父と話していた。
「で、本当に好きだって思える物が、結果的に、ヴィトンだったりフェンディだったりしても、それはそれでいいんだよね。そういうことでしょ?」
「そうそう。そういうこと」
「判るなあ」
「そお?」
「うん。俺、職はあるけどヒキコモリだからよく判る。しょーもない理由で買っちゃった物に囲まれてたら、気持ちがクサるもん。仕事する気も失せる」
「やっぱそう?そういうもん?」
「そういうもん。つまりアレだよ。たとえそれが100円だろうが、使い慣れてて使い心地がいいお気に入りのペンじゃないと、手紙を書く気になれないのと一緒だよ」
・・・・なるほど。
とーちゃん、たまにはいいこと言うな。
少し酔っているせいでいつもより少し口が滑らかになった夏目父は続ける。
「ある程度の歳になると、金の遣い方が変わるからね。変わるべきだとも思うし。せっかく毎日稼いでんだもの、稼いだ金で自分の好きな物だけを、無理せずゆっくり買い集めるのが、庶民な大人の一番の贅沢でしょ」
うんうん、あたしもそう思う。
いいねいいね。
とーちゃん、今晩はイケてるね。
「ただ俺はね、歳相応ってのが一番美しいと思うわけよ。言葉遣いにしても身なりにしても立ち居振舞いにしても、歳相応が美しい。若ぶるのも背伸びするのも時には必要だし、そういう健気なところが一瞬魅力的にも思えるけど、いつもそれじゃ見てる方も飽きちゃって疲れちゃって、結局のところ魅力的じゃなくなる」
ん?
話は女性観に変わったのか?
「だからお前も考え直したほうがいいよ」
「え?」
「部屋のこと。考え直したほうがいい」
「なんで」
「だって、お前が「好きな物だけに囲まれて暮らしたいってことはさ」
「うん」
「4畳半と8畳を繋げて、壁一面ピンクにして」
「ピンク?」
「で」
「うん」
「 キティちゃんだらけの部屋にしたいってことでしょ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
全 然 違 い ま す 。
そ う い う 意 味 で は あ り ま せ ん 。
つーか、とーちゃん。
こ の 時 間 に 新 し い ワ イ ン を 開 け る な 。
そ う い う 意 味 で は あ り ま せ ん 。
つーか、とーちゃん。
こ の 時 間 に 新 し い ワ イ ン を 開 け る な 。
インテリア・雑貨ランキングの上位に虫ブログが2つ・・・・。
ここのところずーっと片付けや掃除の記事ばかり書いているけれども、部屋に篭っているとどうしても、夏目父との関係が薄くなる。
「薄くなる」とは言っても、同じ家に住んでいるわけだから顔は合わせるし、話もするし一緒に食事もすれば呑みにも行く。
でも、片付け始める前に比べたら断然、一緒に居る時間が減ったわけで、
「何やってたの?」
「片付け」
「ふうん」
という、つまらない会話が増えてきた。
そのことを夏目父がどう思っているのかは判らない。
そもそも、夏目父もあたしも家では、日々ダラけてゆるく暮らしていて、お互い、返事をすることすらメンドくさいと思っている。
そういう家庭には似たような人種が出入りするわけで、家の中にやたら元気のいい人がいることに慣れていない。
だから、酒の席以外でやたら元気のいい人が来たりすると、ペースが乱れてすごく疲れる。
ダラダラと会話するならいいけれど、やたら相槌が多かったり大げさにリアクションされたりするだけでもう、全ての意欲を削がれる。
げんなりする。
そんな我が家にこの週末。
無駄に元気で無駄にやる気満々な男が現われた。
事の発端は、素手で解体して「板の束」と化した学習机。

これを家庭ゴミとして捨てるにはゴミ袋に入るサイズにしなければならず、音の問題からあたしは、この板の束を車に積んで夏目父の会社の倉庫へ持ち込み、そこにある電動ノコギリを借りて裁断し、ゴミ袋に詰めて車に積み、家に持ち帰ってマンションの家庭ゴミ収集用コンテナに突っ込もうと考えていた。
会社まで夏目父に一緒に行って貰う必要はなかった。
会社の鍵はあたしも持ってるし、土曜でも何人かは出勤しているハズだ。
だから、「あたしがそういうことをしますよ」という事を夏目父に話しているつもりだったのに、何故か夏目父の目が見る見るうちに輝き始めた。
そしてあたしは、夏目父の口から発せられた言葉に、腰を抜かさんばかりに驚くことになった。
「 俺 が や っ て あ げ よ う か ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほぇ?
長年破れたままになっている網戸の張り替えは「手が汚れるからイヤ」と言い、娘が張り替えても手伝わず、生ゴミを捨てるよう頼んでも「雨が降ってるから」という理由で拒否する夏目父が「やってあげようか?」ですと・・・・?
あ り 得 ん 。
ボケたのかなあ?と思った。
が、すぐに思い直した。
夏目父のことだから、何かお願いごとがあるに違いない。
そうだ。きっとまた時計を買ったんだ。
で、それを会社の経費で落とせって言い出すんだ。
そうだそうだ。きっとそうだ。そうに違いない。
ヤツの術中に嵌ってなるものか!と、あたしもがんばった。
「自分でやるからいいよ」
「使ったことあるの?危ないから俺がやってやるよ」
これだけで既にあたしは、夏目父を疎ましく感じ始めていた。
が。
「いいっつってんだろーが!」と言ってしまいそうになるのを我慢して続けた。
「自分でやりたいの」
「倉庫でやるの?」
「うん」
「家に持ってきてやればいいじゃん」
「うるさいでしょ」
「そうでもないと思うけどなあ」
「え?電動ノコギリって、すげーでかい音するんじゃないの?」
「まあ、静かってわけじゃないけど、すげーウルサイって程でもないよ」
静かなのかうるせーのか、はっきりしろや。
「でもどうせノコギリ取りに会社に行かないといけないわけだし」
「ああ。それなら大丈夫。あと1時間くらいしたら二代目が来るから。アイツに持ってきて貰えばいいよ」
家の近所にある骨董品店の二代目は、本業の傍ら夏目父の仕事を手伝っていて、その日も会社にいたらしかった。
電動ノコギリを持ってきて貰うには好都合だけれど、でもやっぱり、それを家で使うことへの不安が拭いきれない。
「うるさそうだけどなあ・・・・」
しかし。
あたしがそう呟いているにも関わらず、夏目父は携帯電話を手にとるとすぐに二代目に電話をかけてしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ますます怪しい。
それに、フットワークの軽い夏目父にも、夏目父に何かして貰うことにも慣れていないあたしにとって、この状況はなんだかとってもメンドくさい。
何がどうというわけでなく、何もかも、全体的にメンドくさい。
ほっといてくれねぇかなあ・・・・と思った矢先、夏目父は電話を切り、胡散臭い笑みを浮かべて言った。
「二代目、30分で来るって」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こうして、あたしの完璧だと思われた計画は崩壊した。
二代目は電動ノコギリを持って20分と経たないうちにやってきた。
・・・・はぇーよ。
(まさにコレ↑)
丸ノコってヤツなのか。
何年か前、領収書の品名にあった「電動ノコギリ」っていう文字を見ただけだったから、現物見るのは初めてだなあ。
とりあえず箱を開けてみた。
丸ノコってヤツなのか。
何年か前、領収書の品名にあった「電動ノコギリ」っていう文字を見ただけだったから、現物見るのは初めてだなあ。
とりあえず箱を開けてみた。

・・・・静かなわけねえな・・・・。

軽いけど、静かなわけはない。

だってこの刃がグルグル回って木ぃ切るんでしょ?

ウルサイに決まってるっつーの。
巷の集合住宅に住むDIY好きはこんなものは使わないんだろうか?
もし使うとしたら家のどこで使うんだろう。
やっぱりベランダ?
それとも部屋?
お風呂?
トイレ?
こんなものを使った経験がないもんだから、どこで使えばいいのか?全くちっともさっぱり見当がつかない。
なので。
8畳の部屋にあった机の板を4畳半の部屋に持ち込んで作業を開始することにしたのだが。
狭い部屋だっつーのに何故だか、夏目父がついてきた。

このくらいしか作業スペースがないのに、だ。
何を企んでやがる?
絶対何か企みがあるハズなのに夏目父は、狭い4畳半の部屋に無理やり入って来ると、少しすっきりしたベッドに上がってしゃがみこみ、元気よく、「スタートぉー!」と号令をかけた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
出て行ってくれねえかなあ、このオッサン。
っていうか。
「スタートぉー!」って言われても、絨毯の上で電動ノコギリを使うわけにはいかないだろー。
いくら汚いって言ったって、ここにうわーっと大鋸屑が散らばったら後が大変。
しかし、号令を無視してビニールシートを敷こうとするあたしを夏目父が制す。
「だいじょうぶだいじょうぶー。そんなに散らばらないって」
夏目父のこの言葉を聞いてモノグサなあたしは、「そんなもんなのかな?」と思ってしまった。
どう考えても散らばらないハズはないのに。

翌日曜日は母の日。
夏目父と二人でお墓参りに行った。
お墓を掃除しながら、声に出してお母さんにボヤきまくる娘。
お母さんの旦那がさあ、「家でやれ」って言ったのよ。「すげーウルサイってわけじゃないから」ってね。あと、「ビニールシート敷かなくても大丈夫」とも言ったんだよ。「そんなに散らばらないから」ってね。
電動ノコギリ使って良かったよ。
あっという間に終わったしね。
長い板を半分に切るのだって数秒だったしね。

(大鋸屑が舞う汚部屋)
でもね、お母さん。
電動ノコギリの音はやっぱ凄まじかったよ。
お母さんの旦那は耳を塞いでたからいいけど、あたしは素耳だもん。すみみ。
あとね。
お母さんの旦那は、大鋸屑が溜まるホルダーみたいなのがくっついてると思ってたんだってさ。
何処に目ぇつけてんだろうね、お母さんの旦那さん。
どこ見たってそんなモン、くっついてないんだけどね。
だから部屋中がこんなになったよ。

お母さんの旦那さんは、「あれぇー?すげー汚れちゃったー」ってすっ呆けてたけどさ、絨毯の上に大鋸屑が敷き詰めてあるなんてさ、きっと、
虫 、 大 喜 び ぃ ー ☆
だよね。
だから、ホウキと掃除機使って掃除したよ。
掃除に2時間かかったけどね。
あとね、8畳の部屋も掃除したんだ。
机を解体した時に出た木屑を掃除機で吸って、刺さると危ないからコロコロも使って、それでも不安だったからガムテも使って掃除したよ。

(学習机跡地)
そしたらね、部屋もますますスッキリしたよ。(夏目基準)

でもさ。
もう、お母さんの旦那の言うことはきかないから。
だって今回だって、人が大変な思いして掃除してるのに二代目と呑みに行っちゃったんだよ。
あたしも行きたかったっつーの。
それに。
本人まだ言わないけど絶対何か企んでるし。
だからね。
もう、お母さんの旦那の言うことはきかないんだ。
片付けはやっぱり一人でやるに限る。
誰かの手ぇ借りるの、性に合わないみたいだ、あたし。
・・・・と、あたしは、夏目父に聞こえるようにお墓の前でボヤき続けた。
綺麗になったお墓の前に、お母さんの好きなお線香を持って夏目父が座った。
お線香を供えて静かに手を合わす。
・・・・とここで。
ようやく夏目父の企みが明らかになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そ、そ、それが目的だったのか。
全然手伝って貰ってねーんだけど。
それと、とーちゃん。
心優しい娘って誰のことだ?
っていうかね、前にも言ったけど。
あたしはとーちゃんと猫と虫とでいっぱいいっぱいなんじゃ!
(鬼娘より)
(鬼娘より)
『 お部屋をキレイにするブログ 』 カナさんの復帰をじっと静かに待ち続けています。それとは違う意味で、汚散部屋から脱出しただけでは満足せず、あろうことか万年ダイエッターからも脱出し
片付けよりも掃除がメンドくせぇなあ。
拭いたり擦ったりすることを考えただけでうんざりするなあ。
掃除機かけるくらいならいいんだけど、拭き掃除がなあ。
でもなあ。
虫いそうだからなあ。
少なくともカツオ姫はいるだろうし、あと多分、クモがいるんだよなぁ。
だって机周りを片付けてた時、ちっちぇークモ、いっぱい指で潰したもん。
あれきっと、あたしの部屋のどこかで生まれたんだろうなあ。
蜘蛛は殺しちゃいけないっていうけど、あれを放置しとくのは無理だよ。
条件反射的に、プチ!ってやっちゃったもん。
つーか、カツオ姫もクモもいいんだけど(いいのか)、掃除がなあ。
メンドくせぇなー。
・・・・・・・・と、延々メンドくさがってても仕方ないので、机跡地の掃除に着手した。

今日の記事はいつもにも増して汚いです。
埃画像・虫画像が載っています。
苦手な方はご注意を。
まずは落ちてるゴミを拾って捨てた。

カワイイじゃねえか、苺リボン猫。
が、いくら好きでもこの手の物はとっておくとキリがないので、迷うことなくゴミ袋へ。
そして、得体の知れない絨毯の黒ずみを取り除くため、まずはコロコロを使ってみた。

接着面を絨毯に当てて、2、3回転、コロコロやってみる。
すると。

あ っ つ う 間 に 真 っ 黒 ☆
コロコロではキリがなさそうで、掃除機を使ったほうがいいような気もするが、何せここには虫がいる可能性が高い。
カツオ姫を掃除機で吸って、ゴミパックをポイっと捨てるわけにはいかないのだ。
だってそれじゃ。
(ブログ用の) 写 真 が 撮 れ な い じ ゃ な い か 。
というわけで、接着面に注意しながらコロコロビリビリし続けること数十回。
ようやくカツオ姫が姿を見せた。
(虫画像出ます)
よっ、久しぶり。カツオ姫。

(立ってます)
よっ、久しぶり。カツオ姫。

(立ってます)
そういえば最近、検索でこのブログに来た人の検索ワードに、「ヒメカツオブシムシ」っていうのが増えてきたから、生々しいのも載せておくか・・・・。
絨毯の上に積もったホコリの層がだいぶ薄くなってきたので、固く絞った雑巾で絨毯を拭いてみた。
するとこれまた。

あ っ つ う 間 に 真 っ 黒 ☆
どうやらここは、普通の埃に加えて夏場に窓を開けた時に入ってきた土埃が溜まっているらしく、何回拭いても絨毯の黒ずみが消えず、でも雑巾は真っ黒になる。

(バケツに水を汲んで・・・・という考えには至らなかった為、洗面所を往復)
二の腕がだるくなり、雑巾を絞るのもキツくなってきた頃、ようやく絨毯の黒ずみが取れてきた・・・・ような気がしたので、次は壁の掃除に着手。

(コンセントにも埃がみっしり。危ないっスね)
パっと見は「カビかな?」と思うけど、壁紙のデコボコに埃がひっかかっているため、汚れが何なのかよく判らない。
加えて、絨毯を拭くときに使った洗剤の匂いが漂っているため、鼻もイマイチきかない。
汚れの種類が判らないと、どういう洗剤を使っていいのかが判らない。
住居用洗剤で拭いてみようかなと思ったけれど、このあたりになるともう、何もかもがメンドウになっていたため、新聞紙を絨毯に敷き詰めて、

これを、
プシューーーーー。

(浴室用洗剤なのでクロス壁に使ってはいけません。真似しないでね)

(浴室用洗剤なのでクロス壁に使ってはいけません。真似しないでね)
これを使ったことのある人なら判ると思うが、・・・・いや、青ポットさんみたいに正しい装備をして使ってたら判んないかもしれないが、カビにこれを吹き付けると、それまで薄かったカビの臭いがぷぅーんと強くなる。
その臭いを嗅ぎながら、「やっぱカビだったのか」と納得し、放置している間はヒマなので、じーっとカビが消えていく様を眺めていたのだが、ふと、これが目に入った。

開けてみたことある人いますかね?

開けてみましょう。そうしましょう。
ちなみにこのエアコン用の穴は、この家に住み始めてから一度も開けたことがないハズ。
姉がこの部屋に住んでいた時には確かエアコンがついていたけれど、もっと上にある穴を使っていたので、この場所は使っていなかった。
穴は開いていようとも外気が入ってこないよう、雨が降っても大丈夫なようになっているハズ。
なのに。

ク モ の 巣 が あ る の は 何 故 だ 。
ううーん、ううーん。
部屋側から入ったのかなあ?それとも外から入ったのかなあ?と悩みつつ、ドライバを使ってクモの巣を巻き取り、溢れるほど、

殺虫剤を噴射して終了。
そうこうしているうちに壁紙も綺麗になった。

部屋の角の絨毯の黒ずみがイマイチ取れきれてないけれどまあいいや。
解体した机を撤去してここが広くなったらまた拭けばいいや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
広 く な っ て も 拭 か な い ほ う に 、1 4 , 2 1 1 円 。
(現在の所持金)
(現在の所持金)
週末はいよいよ、解体した机をゴミ袋に入れて捨てるべく、電動ノコギリで切ったんですが。とんでもないことになりました。(怪我はしてません)
|
只今、みなさんから頂いたコメントへの返信をニヤニヤしながら書いておりますが、その前にちょっと告知を。 小学館のMuffin-Netの今週のトピックにこんなタイトルがあります。 |
| 「before」&「after」写真から、笑える?泣ける?失敗談まで、 みんな頑張ってます いまネットには、わが家の片づけ&掃除ブログがいっぱい! |
ここで当ブログを紹介して頂きましたー。 が。 もちろん、あたしのブログだけではありません。 当然、カナさんのブログもあり、sonicaさんやpapipoさん、ちいこさん、リリココさん、ぐう太さん等など、あたしにとってはやたら馴染みのある、「あたしのリンクリストなんじゃね?」的ブログが、紹介コメント付きでダーっと並んでいます。 なんか。 |
| この状況、すげー面白いんですけどー。 |
何より、紹介コメントがイイカンジ。 どのブログもじっくり読み込んで書いて下さったのがよぉーく判ります。 特に、リリココさんのブログのコメントは、「そうそう!あたしもあの記事がきっかけでハマったのよぉー。よぉーく判ってらっしゃるー」と、ブンブン頷きまくりました。 あ。 もちろん、青ポットさんのブログも紹介されてますよ。 あたしと並びで。 セットな雰囲気で。 で。 これまたじっくり読み込んで書かれているので、当然、紹介コメントの中には |
| 「 虫 」 の 文 字 が あ り ま ー す ☆ (「ステ奥」の文字は見当たりません) |
ふぅ。 つくづく、青ポットさんの存在を心強く感じますなあ。 というわけで。 小学館のMuffin-Net、是非ともご覧あれー。 |
ここでも虫ブログは並んでまーす☆ |
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だいぶ前にも書いたけど、かつてあたしは、バカでかいタンスとバカでかいコタツを自力で解体して家庭ゴミで捨てたことがある。 粗大ゴミの収集手数料をケチったわけではなく、デカい図体の家具を部屋から収集場所までひとりで運べなかったから解体したのだが、全部を捨て終えるまでに半年もかかった。 タンスもコタツも古い物だったせいか作りがやけに頑丈な上にあたしがノコギリを使い慣れていないこともあってかなり苦労したのだが、難儀した最大の理由は「音」だった。 集合住宅で夜中にギコギコやるわけにはいかず、解体作業は休日の日中に限られた。 が。 解体を始めて3分くらいで後悔した。 ノコギリってヤツは、たった数ミリの切り込みを入れるだけでも、腹立たしいくらいデカイ音を立てやがる。 しかも。 ヘタクソな人がひくノコギリの音というのは騒音以外のナニモノでもない。 自分が立ててる音でそう思うくらいだから、当然、夏目父からすぐにクレームが出た。 「「ギィーコ、ギィーコ、ギ・・・・・コ?ギ・・・・・コ・・・・・」じゃなくてさ、もっとリズミカルに出来ないの?「ギィーコ、ギィーコ、ギィーコ」って出来ないの?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
| で き ね 。 つうか。 お 前 が や れ ば い ん じ ゃ ね ? |
そう、心の中で毒づいてみたものの、夏目父に言われるまでもなく、音を出しているあたし自身、どーしてもその音が我慢できなかった。 生活音の許容範囲は人によってだいぶ幅があって、だから巷では生活音のことで隣人と揉めたりするんだろうけど、夏目父とあたしはその境目が似てる。 二人とも、やたら「うるさがり」だ。 そもそも、いい歳した大人ふたりがゆるく暮らしていれば大きな物音などするハズもなく、だから自分の家から発せられているノコギリの音がうるさくてしょうがない。 ギコギコ切っては「・・・・・・・うるせぇなぁ」と手を止めることを繰り返しているうちにノコギリを見ることすらイヤになったりして、それでもなるべく音が出ないようにと工夫したりして、半年がかりで捨てたのだった。 タンスとコタツを解体して捨てたこと自体は覚えていた。 なんだかものすごく大変だったことも覚えていた。 でも。 音が障害になったことは、つい最近まですっかり忘れていた。 さて。 随分綺麗になった(夏目基準)8畳の部屋にある学習机の解体を始めようとしたのは、GW最終日のことだった。 お虎さんが、 >学習机は電動ノコギリよりも、 >トンカチでぶっ壊した方が早いですよ!(経験済) と教えてくれたので、そのままではゴミ袋に入らなそうだった学習机の引き出しを解体すべく、トンカチでゴン!と叩いてみた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、う、う、 |
| う る せ ぇ ・ ・ ・ ・ 。 |
というわけで。 たった1発叩いただけでトンカチを使うのを断念。 諦めるのはやたら早い。 つうか、早すぎる。 次に用意したのは弓ノコギリ。 |
![]() |
タンス解体の時にも使ったもので、効率は悪いけれど音は小さい。 つまりこの時点であたしは、作業効率なんてどうでもよくなっていた。 とにかく、うるさくない方法であれば何でも良くなっていたのだった。 絨毯に木屑が散らばらないようにシートを敷き、 |
![]() |
「ちょっとの間、我慢してくれよ」と心の中でリボン猫に呟いて作業開始。 |
![]() ギーコギーコギーコギーコ。 (うるさいので手を止める) ギーコギーコギーコギーコ。 (同。以下繰り返し) ![]() |
ううーん。 真ん中までは切れてないけど、手でバキっとやったら折れそうだよなあ。 でもなあ。 この要領で机全部を解体するのは無理じゃねえか? ううーん。 せめて車に積めるまで小さくしたいのになあ。 車に積めるくらいになったら、夏目父の会社の倉庫に持っていってー、電動ノコギリで細かくしてー、ゴミ袋に詰めてー、車に積んで持ち帰って捨てられるのになー。 そもそも引き出しひとつひとつがデカいっつうの。 こんな、ゴミ袋に入らないような大きさじゃな・・・・・ |
![]() 入 る の か よ 。 ![]() リ ボ ン 猫 、 汚 れ 損 。 |
引き出しはそのままの状態でゴミ袋に入ったけど、本体はそういうわけにはいかない。 GW最終日はここまでで終了した。 つーか。 途方に暮れてやめた。 そして夕べのこと。 やっぱり、学習机が気になって仕方ない。 ううーん。 接合部分さえバラせればいいんだけどなあ。 箱型の物体じゃなくて板の束にさえなれば車に積めるんだけどなあ。 やっぱこれはトンカチだよなあ。 素手じゃ無理だもんなぁ。 |
![]() (この女、今からとんでもないことをします) |
ここが外れたらなあ・・・・。 外れねえかなあ・・・・。 外れねえよなあ・・・・。 |
![]() (足のサイズは23センチです) ん゛ぐぐぐぐぐぐ..................................。 バ キ ッ ! ![]() て へ 。 外 れ ち ゃ っ た ☆ |
手のひらや足の裏や、肩や股関節を痛めそうだけど、でも、こんなに静かで簡単な方法は他にはない! というわけで。 道具を一切使わず、手と足だけで解体始めたのだが、これが面白いくらい上手くいったのである。 |
![]() (片側の板が外れたら、後はこっちのモン) ![]() (フタを外して) ![]() (引き出し部分横の板を外して) ![]() (下の棚板を外す) |
どこもかしこも、「どこかの血管が切れるんじゃないか?」と不安になるくらい力まないと外れない。 全身の筋肉があっという間に疲れてくる。 でも、ここでやめてしまったら、またしばーーーらくの間放置してしまいそうだった。 だから。 |
![]() (足、最強) うりゃああああああああ! |
作業開始から30分後。 |
![]() 全 部 解 体 で き ち ゃ っ た ☆ |
30年モノの机だから弱くなってたのかもしれないけど、それにしても道具を一切使わないでここまでできるとは思わなかった。 後はこれを車に積み込んで、週末に夏目父の会社の倉庫で、電ノコで切り刻めばOK。 |
![]() |
ふふふふ。 気分スッキリー。 4畳半の部屋にもうひとつ学習机があるけど、近いうちにそっちもやってみよーっと。 でもその前に。 |
| そ、そ、掃除しなくちゃ・・・・。 (ものすごく汚い画像が載ってます) ![]() (机の後ろ側。なんか、真っ黒) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 なんか。 す げ ー い っ ぱ い 虫 が い そ う ・ ・ ・ ・ 。 |
汚部屋ブログ界の虫博士・青ポットさん宅で感動の対面が!! |
|
携帯の方はこちらからどうぞ。
身体が痒くて仕方なかった。 アレルギーはないし、長年汚部屋に住んでいるのに、カビや埃やダニにやられたこともない。 最初に痒くなったのは顔面だった。 ああそうかそうか。 化粧水がきれてて、いつ貰ったか判んない試供品を使ったからか。 いよいよあたしも人並みに、「(古い)化粧水で肌が荒れちゃった☆」って言えるなーなどと呑気に考えていたけれど、そのうち、身体のいたるところが痒くなってきた。 ただ、我慢できない痒みというわけではなかったから、「かいーなぁー」と思いながらも片付けを続けた。 あちこちをボリボリ掻きながら、片付けを続けた。 「何年も使わなかった物はこれから先も使わない物」=「要らない物」と定義する人は多いように思う。 あたしも基本的にはそう思う。 あたしは随分長いこと、自分の部屋に何がどれくらいあるのか?を把握せずに暮らしていて、部屋中に山積みされているさまざまな物のうち、1割以下しか使っていなかったハズだ。 ということは、だ。 理論的にはその1割以下の物だけあれば生活できるわけで、つまり「今使っている物以外は全て捨てても困らない」という結論に至るのだけれど、果たしてそうだろうか?というのが、片付け始めて最初にわいた疑問だった。 1割以下の物を残して他は全部捨ててしまえば、それはかなりスッキリするだろうし、もっと早く片付けられるだろう。 あたしにとっては、物を捨てることよりも、収納を考えたり、片付けた後の部屋を維持することの方が大変だから、今部屋にある物の9割を捨てることは、その気になれば出来ると思う。 幸か不幸か、すげー力持ちだし。 ただ。 それじゃあまりにつまらない。 自分の部屋を片付けているというのに、引っ越し屋さんか、ゴミ屋敷を片付ける専門業者のような片付け方をしていちゃ、味気ない。 それに。 9割の物を捨ててスカスカな部屋が出来上がったところで、自分の意識が変わらなければ、数ヶ月後にはまた、見まごうことなき汚部屋が出来上がるに違いない。 だから考えたかった。 どれだけ時間をかけてもいいからしっかり考えたかった。 考え貫いていざ行動した結果、自分の要領の悪さにウンザリしようとも、それが自分で考えた末の行動ならば、結局はそれが自分に一番合った片付け方なんだと信じていた。 床に散らばっている物と、部屋の左手奥にある学習机にあった物を片付けるのは、案外楽しい作業だった。 |
![]() |
うおー! 初々しいー! ![]() そっかそっかー。 あたしってばこんな物を買ったこともあったのかー! でも使ったことないんじゃないかなあ。 だって今、左右の耳にあいてる9個のピアスホール、全部安全ピンであけたハズだもの。(良い子は真似しないでね☆) これからも使わないなー。 もう穴、開けないだろうし。 つーか、穴あけるとこ、ないし。 |
![]() |
浮き輪! 覚えてる覚えてるー! グアムのKマートで買ったんだ! ナマコだらけのタモンビーチで、浮き輪してプカプカ浮いてたんだった。 でも。 誰と行ったんだったかなあ・・・・? ←サイテー女 まあこれも使わないだろうな。 だって結局あの時も、すぐにナマコを素足で踏むのに慣れちゃって、浮き輪は1時間も使わなかったもんな。 |
![]() |
なんだっけ? なんで買ったんだっけ?これ。 覚えてないけど、使ってみようかな。 あ。でも、成虫用って書いてある。 ・・・・・ちっ。 ←もちろん、カツオ姫の撲滅を目論んでいた と、その時。 学習机の上にあった小さいトレーを落としてしまった。 |
![]() |
うわーん。 数珠ブレスがバラバラー。 |
![]() |
ゴムがダメになってたかあ・・・・。 よし。 これはゴムを探して直して使おう! はい、次!次ぃー! ・・・・と、セブンイレブンの袋に入ったままになっている雑誌を出してみたのだけれど。 |
![]() なんで同じのを2冊買ったんだ?あたし。 |
素朴な疑問の答えは表紙にあった。 |
![]() |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どんだけ好きなんだよ。 いやいや、すごく好きだけど、2冊買うのは意味わかんねーし。 1冊は即、資源ゴミ行き。 もう1冊はよぉーく読んでから捨てましょう。そうしましょう。 しかしこの2冊のananを皮切りにあたしは、「どんだけ!」と、自分で自分にツッコミを入れまくることになる。 |
![]() (約40個のライター) |
しょっちゅう持ち忘れて出かけて、出先で買うハメになっちゃってるけど、こんなにあるとは思わなかった。 あー、4畳半の部屋にもまだあるなあ。 つーか全く、どんだけ学習機能がないんだ?あたし。 あげく。 |
![]() (こういう、捨て方が難しい物はほんとに困る) |
ガスライターは3本しか持ってなくて、しかもほとんど使ってないのに、ガスだけ2本もあるし。 |
![]() (他、化粧ポーチの中にも2種類アリ) |
どんだけ脂ギッシュなんだよ! |
![]() |
ふむふむ。 次は脱毛ゼリーかー。 何年前のだか判んないけど、古いと毛ぇ取れなさそー。 |
|
ああ。 脱毛ゼリーから脱毛器に移行したんだったっけ。 でもこの、1本ずつ摘まむタイプの高周波脱毛器って、確実に脱毛できたけどすげーメンドウだったんだよなあ・・・・。 肩は凝るし、手は疲れるし。 |
![]() |
で、メンドウだからレーザー脱毛器を買った、と。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 つうか。 |
| ど ん だ け 毛 深 い ん だ よ ! あ た し
! (答え:熊並みですが何か) |
もう、毛で悩むことはなくなったけど、でも最近本格的にオッサン化してきたから、近い将来、剛毛なヒゲが生えてくるかもしれない。 ニコラス・ケイジみたいな立派な胸毛が生えるかもしれない。 スネ毛が渦巻くほど生えるかもしれない。 ヘソの周りに太い毛が生えてきて下と繋がって、どこぞのお方のように、キュートな娘ちゃんに、 |
| 「うわー、いっぱーい!ね〜。」 |
って言われちゃうかもしれない。(この名セリフが登場する記事はコチラ) これがもし!万が一!色っぽいシチュエーションだったら・・・・? いざという段になって好きな男に、 |
| 「うわー、パンツの下にまた黒いパンツ穿いてるみたーい」 |
なんて言われちゃったら、痴情のもつれによるデカい罪を犯しかねない。 というわけで。 レーザー脱毛器は手元に残しておくことにして、後は廃棄。 こうしてようやく、散らばっていた物の片付けが終わった。 魔境はまだ魔境のままだし、4畳半にはまだトトロが居る。 でも。 片付け始めてから今日まで、どんなに要領が悪くても自分を責めず諦めず、地道に片付け続けた成果がようやく形になった。 |
| それではご覧頂きましょう。 みなさん、ハンカチのご用意を。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 嘘です。ハンカチは要らないです。 ![]() (この部屋に掃除機をかけたのは11年ぶり☆) |
くぅぅぅぅ・・・・。 掃除機をかけ終わった瞬間、ちょっと泣きたくなったなあ・・・・。 カーペットクリーナーを振り撒いて掃除機かけて、それでも綺麗になった気がしなくって、固く絞った雑巾で拭いてみたらやっぱりまだまだ汚くて、全身がダルくて汗だくになりながら拭いたもんなあ・・・・。 そしたら更に全身が痒くなったんだよなあ・・・・。 綺麗になった部屋に、フカフカの布団を敷いてみる。 |
![]() (布団の敷き方は雑。斜めってても平気) |
すげー!(夏目基準) 布団の周りにちょっとしか物が無い! すげーーーーー!(夏目基準) 暫くの間、具体的には小一時間ほど、部屋を眺めて悦に入る。 が。 やっぱりなーんか痒い。 それに。 フカフカの布団に寝ようにも埃にまみれてあたし、汚・・・・・・・・ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ! |
| 4 日 間 、 風 呂 に 入 る の 忘 れ て た
! (最後に入ったのは5/2の朝) |
全身の痒さの原因はコレだった。 慌ててお湯をためてゆっくり、具体的には3時間くらい風呂に入って、時々湯舟で寝たりして、で、ズブズブと溺れかけたりしながらもなんとか全身を洗って部屋に戻ると、痒みはすっかりなくなっていた。 綺麗な布団の上にあぐらをかいて、テレビを見ながらボーっとしていると、ふと頭に、使い古されたひとつの言葉が浮かんだ。 |
| 継続は力なり。 |
無駄なことなんて何もなかった。 続けることに意義があるんだと思う。 要領が悪くたっていいじゃないか。 続けることに意義があるのだ。絶対に。 そうだ。 記念に、片付け始めた時の画像を載せておこう。 |
![]() ぷぷぷぷぷぷぷぷぷっ。 (この汚部屋っぷりを見るたびに、なんか笑える) |
で。現在は学習机を解体中。が、すげー難儀してます。 |
|
片付けているといつも、自分の要領の悪さにウンザリしていた。 二度手間・三度手間は当たり前で、脳の働きが鈍くて、決断するまでに時間がかかって、仕事が出来ない人みたいな動きをする自分にウンザリしていた。 もっと効率よくできねーのかよ!と、自分でも思っていた。 でも。 今あたしは、心の底から思ってる。 |
| 効 率 の い い 片 付 け な ん て ク ソ 食 ら え 、 と 。 |
やべ。 書いてるうちに泣きたくなってきたよ、おかあさん。 前回の記事をアップした後、「もうちょっとやってから寝ようかな」と思い直した。 というのも。 なんとなく先が見えつつあるような気がしたからだった。 |
![]() |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 この状態のどこに希望を見い出したのかは上手く説明できないが、強いて言うなら、本は本、コスメはコスメと、種類毎にまとまりつつある・・・・のかなあ?というようなぼんやりとした感覚だった。 その感覚が勘違いでないことを祈りつつ、そして、僅かに残っていた自分のやる気が消えないように、DVDを観る。 これまた100回くらい観てる映画だけど、気合いが入る確率は100%。 と同時に、見入ってしまう確率もかなり高いのだけれど、ニヤけたりほろっとしたりしつつもなんとなく手を動かし続けることができ、映画が終わった頃にはなんとか眠れるスペースが確保でき、午前3時に就寝。 |
![]() |
昨日の朝は7時半に起き出して、布団カバーを洗い布団を干した。 |
![]() |
「そういえばブログを始めてすぐの頃に布団を干したことがあったよーな気がするなあ・・・・」と思って過去ログを見てみたら、前回布団を干したのは2006/09/23だった。 え! 7ヶ月半しか経ってないのかー! こんなに頻繁に布団を干したことなんてなかったかもー! すげー! あたし、すげー! ちなみに、青ポットさんのところで行われている「布団干しアンケート」は、いろんな意味で衝撃的な数字が出ているので必見です。 布団がなくなると部屋はこんなカンジになった。 |
![]() |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ま、まだまだ充分に汚部屋だけど、7ヶ月半前に布団を干した時と比べてみたら劇的に違うハズ! というわけで、7ヶ月半前に布団を干した時に撮った写真を見てみた。 |
![]() 変 わ っ て な く ね ? |
いやいやいや、気のせい気のせい。 だって! この時点では右側は服の山だったし! ・・・・と、不安な気持ちをぐっと抑えて、絨毯に散らばっている物を片付け始めたのだが、ここで思ってもみなかった事態が発生する。 虫にも埃にも負けないあたしの丈夫な身体に異変が起きたのである。 そういえば起きた時からこんなだった気がするなあ。 ああ。 寝てる時もだったのかな。 そういえば、前日ずっと片付けてて疲れてただろうに、4時間半で目ぇ覚めちゃったもんなあ。 つーか、なんで? 布団を干す時に埃がたったから? ダニ? それとも他の虫のせい? 可能性をアレコレ考えてみるけれど、どれもこれもしっくりこない。 そう考えている間もとにかく、 |
| 身 体 が 痒 く て し ょ ー が ね ー 。 |
とりあえず、身体の痒みに耐えながら片付けを進めた。 そして。 痒みの原因は随分後になって判明するのだが、それは自分でも呆れるものだった。 (続きは夜) |













































