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片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



片付けられない女が棲む、11年も掃除したことのないゴミ屋敷のような汚部屋というものは、文字通り汚い。
片付け始めるずっとずっと前から、「自分の部屋は散らかっているだけじゃなく汚い」という自覚はあったから、たとえば風呂あがり、しっとりした足で絨毯の上を歩くと、足の裏にはピトっと、髪の毛やら髪の毛やら髪の毛やら得体の知れないゴミやら(カツオ姫の抜け殻やら)がついてしまうから、部屋に入る時は常にスリッパを履き、万年床の枕元でそれを脱ぎ、絨毯を直に踏むことなく布団の上に乗る、という生活をしていた。



しかし、汚いということが判っていながら掃除もせずにそんな暮らしを続けていると、感覚が麻痺してくる。
それは今も麻痺したままで、だからあたしは未だに4畳半の絨毯の上にタバコの灰が落ちることが全然気にならないし、「燃えなきゃいいや」くらいしか考えてない。
そういえば。
汚部屋ブログ界の虫博士・青ポットさんが書いていた、「学生時代に住んでいた下宿で、灰皿代わりに使っていた空き缶が邪魔になると、それを手で床に払い落としていた」という話を読んだ時、「わかるわかるー」と思ったっけ・・・・。
(その記事はコチラから)
でも、ここまでの感覚は、かなり重度の汚部屋住人じゃないとわかんないんだろうなあ。



ちょっと話が逸れたけど、とにかく、そのくらい汚い部屋を片付け始めて気づいたことがあった。
それは、「いらない物を捨てまくってどんどん部屋がスッキリしていくのと反比例するように、部屋の埃が増えていく」ということ。
それまで部屋のいたるところで落ち着いていた埃が、片付けることによって動き出すからなのだが、それでもあたしは、「要らない物を一通り捨ててから掃除をする」と決めて、カビ取り以外の掃除をせずにいたため、片付け始めてからの汚部屋は、以前にも増して埃だらけになっていた。
中でも、埃の影響を最も受けたのがこれ。






カバーも何もしてないもんだから、埃が溜まる溜まる。
元々かなり汚かったけれど、片付け始めてからというもの、その汚れっぷりに加速度がつき、キーの周囲にはみっしりと埃が詰まり、そしてとうとう、一部のキーに不具合が生じ始めた。
キーを押した時の感覚が「カタカタ」ではなく、「ぱふぱふ」するようになってきたのだ。



この、Gateway社製のキーボード。




(1999年に買ったPCの付属品。PC本体は未だに普通に使っている)



これのキータッチの感触が好きだから買い換えるつもりはないの。
でも、カタカタ加減が好きだったの。
ぱふぱふじゃイヤなの。
指も肩も疲れるの。
というわけで。
分解掃除することにした。



(以下、汚い画像満載でお送りしますので覚悟してください)






(ブラックコーヒーをこぼしたくらいじゃ拭きません)



キーの奥に詰まってる埃を全部取り除きたいし、




(8年分の汚れは頑固そうだ)



キー上部や側面についている手垢とか埃とか、得体の知れない汚れも、全部全部取り除きたい。






裏についてる、びゃーっていう汚れ・・・・は拭けばとれそうだな。


何しろ買ってから一度も掃除していないし、コーヒーはしょっちゅうこぼしているので、まずは、キーの下にあるクッションゴムがイカれてないか確かめるべく、分解を開始した。






そういえば昔、バイトにいった会社のキーボードが脂ギッシュでやたら汚くて、同じことやったなあ。
確か、あそこの会社のキーボードは、クッションゴムがボロボロだったんだよなあ。






・・・・お。
うちのは大丈夫そう?
つうか、まだまだいけるな、これは。






バイトしてた会社のキーボード、どんだけ古かったんだよ。
ああ、でもあそこの会社って。



バ イ ト 代 も 払 え な か っ た く ら い だ も ん な 。
(未だ根に持ってる)



クッションゴムが綺麗なことを確認できたので、いよいよ、マイナスドライバーを使い、テコの原理でポコポコとキーを外し始めた。
・・・・って。







思った以上に汚いですー。汚いですー。



でもこんなことでメゲてる場合じゃないし、それ以前に、キーを外す作業はなんだかとっても楽くて、あっという間に全てを外し終えた。






と同時に、隠れていたゴミやら髪の毛やら埃やらが姿を現した。







得体の知れない汚れがいっぱいですー。いっぱいですー。



わーわー言ってても仕方ないので、とりあえず、溜まっていたゴミをマイナスドライバーですくってみた。









お 灸 ?



あまりの汚さにうんざりしながらも、せっせとゴミを取り除く。




(ぱふぱふ音の源)



細かく残ったゴミはマイペットをつけたティッシュで拭き取る。



このあたりでもう「メンドクセ」と思い始めていた。
「こんな古いキーボードに拘らないで、新しいのを買えばいっか」と思い始めていたのだが、とりあえず続けた。



さて。
次はいよいよ、取り外したキーの洗浄だ。









一体何の汚れだよ。




よく判んないから、「汚れの最下層は手垢だ」ということにしよう。(投げやり)
で、「手垢の汚れはマイペットで落ちる」ということにしよう。(投げやり)
そうと決まればあとは簡単。
キッチンにあるボウルに水をため、大量にあるマイペットを適量垂らし、そこにキーをガラガラと入れ、放置すること約4時間。(=最近の平均睡眠時間)






で、朝起きて様子を見てみるも、







なんだかよくわかんね。



綺麗になったような、なってないような。
つーか。




メガネかけてないからよく見えね。(かけろ)



でももうこのあたりですっかりメンドウになっていたので、洗剤をよぉーく洗い流した後で、キーをザルにあげた。




(肥えたレモン型のザルは推定30年モノだけどバリバリ現役)



で。
拭くのもメンドウなので、リビングの窓際にザルごと放置して会社へ行き、帰ってきてから、綺麗になったボードにはめた。














結論。



や っ ぱ す げ ー メ ン ド ク セ 。



だから。



今度またぱふぱふになったら、買い換える方に448円。





・・・・・どうして貧乏なのかは訊かないでください。





仕事帰り雀荘に寄っただけですから訊かないでください。





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