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片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



確認の電話が入った時、あたしが、「部屋は片付いてたほうがいいんでしょうか」という素朴な疑問(夏目基準)を投げかけると、Y嬢は、「ありのままでいいですよ」と言った。
あたしは嬉しくなって、いつもより少し高めの声で言った。



「 あ ! い い ん で す か ! そ う で す か ! 」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
社交辞令かもしれないY嬢の言葉を鵜呑みにしているあたり、やっぱりあたしは骨の髄まで汚部屋住人気質なんだろう。
でもどうせ、慌てて取り繕ったってボロが出るに決まってる。
つーかそもそも、汚部屋住人ゆえの取材なんだし。
まあいっか、汚くても。



というわけでこの週末、あたしの汚部屋に初めて客人がやってきた。
いつもひとりで自堕落に暮らしている部屋に他人がいるというだけで、見知らぬ部屋に閉じこめられたようで、息苦しいわ、居た堪れないわ。
ヤバイ物がポロっと置いてありそうで気が気じゃないというか。




(エロカッコイイのに、地理の知識がだいぶ危ういY嬢)



部屋に男が居ることが物珍しいというか。




(年上の女2人に淡々とツっこめる長身イケメン・マナブ。24歳。薄着)



ところが。
狭い部屋でぼそぼそと話しているうちにカメラで撮られていることをすっかり忘れてしまったあたしは、気ぃ抜きすぎた結果タメ口で喋り始め、24歳のイケメンAD・マナブ(薄着)を呼び捨てにしまくったあげく、インタビュー半ばからはとうとう、「メンドクサイ」を連発し出し、Y嬢に、「「メンドクサイ」、また出た!」とツッコまれる始末。
まともなことはもちろん、面白いことも何ひとつ喋っちゃいないので、インタビュー箇所はつかえないんじゃないかと思う。(マジで)
というわけで。
1年前までは確実にゴミ屋敷だった自分の部屋に初めて客人を迎え入れるというイベントは結局、一切の掃除もしないまま始まり、大人らしからぬ対応をしてアッサリ終了した。(詳細はもう暫くお待ちを。あ、もちろん顔は出しません)



さーてこれで、4ヶ月見続けた、ここ11年で一番キレイな状態(夏目基準)の我が部屋ともお別れだ。
まずは、4畳半に残ったヤニまみれの家具を救出する作業から始めよう。

これから暫くは、誰が来たって部屋には入れられないぞー。
もしかすると、またあたしの寝る場所がなくなるかもしれないぞー。
挫けるなよ、あたしー。
でも、上手にやろうとも思うなよ、あたしー。
マイペースでいいから、続けるんだぞー、あたしー。
・・・・と気合いを入れ直し、改めて自分の部屋を見て思った。

10年間部屋を片付けなかったこのあたしが、こんな不便な、「引っ越し?」みたいな状態の部屋を、









(取材のためにやったことは、「布団を畳んだ」のみ)








4 ヶ 月 も 維 持 で き た っ て 、 ミ ラ ク ル じ ゃ ね ?
(夏目基準)





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