BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



最近巷で大掃除が流行ってるでしょ。
・・・・え!?
アレ、流行ってるんじゃねえの?
マージーでぇー?
知らなかったよー。
つーか、てっきり流行ってるモノだと思ってたからあたし、この間友達に、「今年の流行語大賞、『 大掃除 』 に決定だよねー」とか言っちゃったよ!
うわっ、恥ずかしー!
えーでもさー、流行語大賞、『 大掃除 』 じゃないとなると、何よ?
あっ!判った!
あのお笑いの人じゃね?






( 『 なんでだろ~ 』 は2003年の大賞なんですと)





まあ、『 マダム・スシ 』 みたいな痛々しいのじゃなければ・・・・げふげふげふっ。
つうかところで。





大 掃 除 っ て 何 。





・・・・くらい大掃除とは縁のない女・夏目です。(長い)
もちろん今年も大掃除の予定はなく、それどころか、これから年末に向けてどんどん部屋が散らかっていく予感しまくりで、「大掃除?来年の暮れに出来たらミラクルじゃね?」くらいに思っているんですが、あたしがそんなヤツだということを十分知っているハズの方から、面白い企画のお話を頂きました。
その名も、



『 大 そ う じ 大 賞 2 0 0 7 』



エコ洗剤のサイト 『 地球洗い隊 』 で去年から始まった企画です。
つまり。
部屋を片付けず掃除もせず、たまに使う洗剤はカビ取りハイター、大量にストックしている住居用洗剤はマイペット(業務用)で、しかも大して使ってないっつうあたしには、全く縁のない企画なわけです。
なのに。



『 大そうじ大賞2007 』 の審査員をすることになりましたー。







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ど ん な 手 違 い で す か 、 お や ま だ 店 長 。
地球洗い隊のブログはコチラから)



というわけで。
去年大そうじ大賞を受賞した 『 捨ててスッキリ。キレイに暮らす。 』 のsonicaさんと一緒に審査員をしちゃいます。

  地球洗い隊
  大そうじ大賞2007募集ページ
  大そうじ大賞2006の様子

去年は、片付けブログ仲間 『 ひつじ屋的お片付け生活のススメ 』 のひつじ屋さんも参加していて、すげーレポをアップしていらっしゃいましたのでこれも必見。



それにしても。
大掃除どころか小掃除すらしたことがない汚部屋住人を審査員に据えるとは、暴挙に出ましたな、『 地球洗い隊 』 さん。(完璧、他人事)
ただ、掃除も出来ないあたしが審査員に居るということで、ハードルが下がることは間違いありません。
しかも。
募集ページに書いてあるとおり、この企画のポイントは、「日本一の楽しい大掃除風景を選ぶ」ことにあるわけです。
掃除のスキルや成果ではなく、大掃除を楽しんでいる様子が伝わってくるかどうかが審査基準っていうのがなんかイイじゃないですか。



というわけで。
オソウジペコさん主宰の企画 「いまのうちからのんびりゆるゆる大掃除計画」に参加している方を始め、ブロガーの方もそうでない方も、奮ってご参加ください。
任命されたからには、誠心誠意、真剣に審査させて頂きます。
(Webからだけでなく郵送やFAXでも応募できます。伝書鳩は不可です)



締め切りは年明け、2008年1月6日、日曜日。
つまり、除夜の鐘が鳴る直前まで掃除をしていようが、大掃除をしながら年を越そうが無問題です。
そして。
大賞受賞者は1万円相当の、各賞受賞者は5千円相当の、「ほっぺがおちるおいしいごちそう」がプレゼントされるっつうじゃないですか。
sonicaさんによると、去年の大賞賞品は勝負肉!



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羨 ま し い じ ゃ ね え か 。
(超本音)



大賞狙いでなくとも応募者全員に、 『 地球洗い隊 』 で取り扱っている商品を購入できる2,000円分のポイントがプレゼントされます!
地球洗い隊 』 では布ナプキンスキンケア化粧品も取り扱ってるので、「エコ掃除は好きだけど、重曹とセスキ、売るほど買っちゃったんだよね・・・・」という方でも、使い道はいろいろあります。


というわけで。
地球洗い隊大そうじ大賞2007 』 に、たくさんのご応募お待ちしておりまーす・・・・って、あれ?
今、「審査するより、お前が大掃除しろよ」とツッコミ入れた方、いますよね?



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再 来 年 ま で 待 っ て て く だ さ い 。
(遠いよ)





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 ↑いよいよ罰ゲームを考える時がやってきました!


汚部屋を片付け始めた頃は、「片付けが一段落したらさぞかし散財するだろう」と思っていたのに、未だに物欲が湧いてこない。
たとえば本棚を買いたいと思ってネットショップや通販雑誌を見てみても、色や値段や機能に関係なく、どれもこれもがピンとこない。
というか、自分がどんな物を求めているのか?とか、どんな物なら気に入るのか?が、全くちっともさっぱり判らない。
10年以上、自分の部屋に目を向けず暮らしてきたせいで、そっち系の感性が鈍くなってるんだろうね。
って、誰に同意を求めてるんだろうね。(知らね)



でも、金子由紀子さんの新刊、『 モノに振りまわされない! 片づけのコツ 』 を読んで思った。
外へ出よう、と。






ネットで物を買うことに慣れたせいで、欲しい物があると、出かけるよりも先にネットで買えるかどうかを調べるのが癖になっている。
それ自体は悪いことじゃないと思う。
ネットで買ったほうが安いことも多いし、フットワークが重いあたしにとっては、思いついた時にすぐ買えるネットショッピングが最も便利だ。
ただ、悪い意味での「通販慣れ」もしてしまっている。
冊子なりWebなりで見たカタログと違うイメージのモノが届いても、「ま、ま、まあいっか・・・・」と諦める癖がついてしまっている。
別の商品が届くんでもない限り、違いの全てを自分で勝手に「誤差の範囲」にしてしまう。
これだけならまだいいが、あたしの場合、ネットでアレコレ見ているうちに思い描いていた物を探すことがメンドウになり、雰囲気で「買い物カゴに入れる」ボタンを押してしまったりする。
そうやって雰囲気で買ったモノは、9割9分、愛用品にはならない。






去年の初夏、ファッションセンターしまむらで、300円だか500円だかで買った、このリラックマのスリッパ。






特にこだわりを持って買ったわけでは、もちろんない。
これを買った時に一緒だった、リラックマ好きな姪にそそのかされたわけでもない。
「じゃあ何でリラックマだったんだ?」と胸に手を当てて考えてみる。
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リボン猫とコレで迷って、姪とジャンケンしたら負けたんだった。


(おばちゃんはね、こういう顔付きのが欲しかったの)





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麻雀だけじゃなくジャンケンも弱いのか、俺。



買ったのはそんな経緯だったしすごく安かったけど、履き心地はすこぶる良かった。
でもあたしが、10ヶ月もの長きに渡って過酷な労働を強いたせいで、






壊れた。
というわけで先々週、スリッパを買うためだけに出かけてみた。
成り行きだったが今回も姪が一緒で、途中からは夏目父も合流した。
しかし、このコンビはいろんな意味で邪魔くさい。
今回も、真剣にスリッパを選んでいるあたしのすぐ脇で、こちょこちょクスクス喋っていた。
しかもこいつらはいつでもあたしに聞こえるように喋りやがるから始末に負えない。



姪 「どうしてリラックマのを買わないの?」
夏目父 「キャラクター物を買うような歳じゃないからだよ」
姪 「じゃあキティのも買わないの?」
夏目父 「買わないだろうね」
姪 「えーーーーー」
夏目父 「今度は大人っぽいのを選ぶんじゃないの?」
姪 「ベジータのとか?」 ←ドラゴンボールファン
夏目父 「・・・・それ、お前が欲しいだけだろ」
姪 「うん!欲しい!」
夏目父 「そういうんじゃないと思うよ。もっと違う意味で大人っぽいやつ」
姪 「『北斗の拳』のレイのかなあ」 ←大丈夫かぃ?
夏目父 「そうじゃない?」 ←コイツはもうダメだ
姪 「レイのスリッパ履いたら、○ちゃん(=あたし)、もっと強くなる?」
夏目父 「え。○ちゃん(=あたし)が今より強くなったら・・・・」
姪 「なった・・・・ら?」
夏目父 「怖い怖ーい!
姪 「こわいこわーい!



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お 前 ら 、 帰 れ や 。



しかし、よくよく考えてみたら。
これから先も延々片付けは続くし、汚部屋の片付けにはスリッパが必須だし、4畳半を自力リフォームすることを考えると、履き心地だけで選んだほうが良さそうだ。
見た目なんてどうでもいいのかも。
リラックマだろうがリボン猫だろうが、ベジータだろうがレイだろうが、どんなんでもいいや。
自分の好みに合ったスリッパは、部屋がちゃんと片付いたら買えばいいんだ。



せっかく重い腰を上げて出かけたっつうのに、「どんなんでもいい」という結論に辿り着くとは自分でも思ってもみなかったが、そうとなれば選ぶのは簡単!
・・・・と思った直後、あたしに急用が出来てしまった。
結局あたしは何を買うこともなく、夏目父と姪と別れた。



用足しを終えて携帯を見ると、夏目父からメールが届いてきた。
メールは簡潔だった。



「ふたりで選んでスリッパ買ったから」





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す げ え イ ヤ な 予 感 が す る ん で す け ど 。



家に帰るとあたしの部屋に、見慣れたロゴの袋が置いてあった。






ん?
ユニクロは見てみてなかったから、中身が想像できない。
で、恐る恐る袋を開けてみた。









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(夏目父がこれを選んだ理由が判らない人は過去ログを参照のこと)





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開けた途端、「かわいい」と思ったなんて絶対言えない。





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 いよいよ順位、入れ替わりか!?


つーわけで、ステキOLとは最も遠いところに居る汚部屋住人・夏目です。



さくっと告知を。
新刊JP 』 という、話題の本や新刊書籍のダイジェスト版を配信しているサイトがあるのですが、その中にある、『 新刊ラジオ 』 というコンテンツで、単行本 『 片付けられない女魂 』 を紹介して頂いています。

(全国の書店、Amazonセブンアンドワイiconで発売中です)



途中がラジオドラマ仕立てになっていて、これがなかなか笑えます。(夏目基準)
ちなみに、ナレーションは思いっきりレオ風味です。
そして。
夏目役と思われる女性の喋りは、あたしより全然カワイイです。






是非とも聴いてみてください。





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 見慣れた並び、見覚えのある蟲師の「速報」。


現在、大規模修繕工事中の我がマンション。
外壁やベランダ、屋上の工事が終わったため、3ヶ月近く張り巡らされていた防護ネットや足場を近々外すらしい。





結 構 便 利 だ っ た の に な あ 。






(工事が休みの日曜日は、足場を物干し竿代わりにしてました。えへ)



でもやっぱり、不便なことのほうが多かった。
部屋の窓のすぐ向こうに人がいるわけだから、朝はブラインドをがっつり閉じてなければ迂闊に着替えもできなかったし、つーか、ブラインドを閉め忘れて2、3回、作業員のお兄ちゃん達には謝っても謝りきれないモンを見せてしまったし、ベランダに置いてた物を全て4畳半に退避させたから、4畳半の片付けも出来なかったし。



そんな足場が近々外されることや、金子由紀子さんの新刊 『 モノに振りまわされない!片づけのコツ を読んだってこともあり、この週末はブワーっと何かをやりたい衝動に駆られまくった。



・・・・と、この話は明日にでも書くとして。



このブログをパソコンで見ている方はもうお気づきかと思いますが。
今日、11/19(月曜日)発行の日経MJ(日経流通新聞)のコラムに、当ブログのことが載っているそうです。
あたしは現物を未だ見てないので詳細は判りませんが、職場で日経MJを購読してるっていう方は是非探してみてください。

それから。
「もしかして!この番組ですかっ!?」という問合せメールが届くようになったので、コメント欄でバレる前にお知らせしましょうか・・・・。
えーっと。
先日、汚部屋に初めて客人を迎え入れてテレビ番組のVTR収録をしたと書きましたが。
なんかねえ、自分で言うのはちょーっと恥ずかしい番組名なんだよなあ・・・・。
つーか、すげえ場違いだと思うんですけど。
だって、番組名、







博士のステキOL研究所 』  だよ?







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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







な に か 手 違 い で も あ っ た ん で す か ね 。
(失礼)



というわけで。
趣味は仕事と麻雀と麻雀。いい歳こいて独り身で、夜な夜なルームメイトのヒメカツオブシムシと語らっている、骨の髄まで汚部屋住人気質な女が、なんでだか、この番組で取り上げられることになりました。






「見られない!」という方も大勢いらっしゃるでしょうが、まあお気になさらずに。
ステキなことも面白いことも喋ってませんから。



ううーん。
っていうかやっぱり、どう考えても。



な に か 手 違 い が あ っ た と し か ・ ・ ・ ・ 。
(シツコイ)





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 ゆるゆる大掃除計画への参加者がびっくりするほど増えてる件。


片付けられない女であるあたしが重い腰をあげて片付け始めてから今日に至るまで倒せないでいる史上最強の敵は自分自身だ。
あたしのやる気の波は凪と時化(しけ)くらい極端だし、晴天の日曜日に丸一日寝てしまったところで罪悪感に苛まれたりはしないし、小さい事から大きい事まで、見て見ぬフリするのも大得意ときている。
いい歳した大人だから自分のやる気を上げる術は判っちゃいるけれど、あたしの場合、仕事以外のことで「頑張ろう!」と思うことが滅多にない。
好きな作家の本を読んだり、好きなテレビドラマを見たり、好きなアーティストの音楽を聴くと、あたしのやる気はグンと上がる。
恋愛小説を読んでも、コメディを見ても、社会を皮肉った歌を聴いても、それが好きなものであったなら必ず、やる気が出る。
ただ問題は、あたしの中で盛り上がるのは常に、「明日の仕事への意欲」でしかないということだ。
「淡々と、ピリっとパリっと仕事をする自分」を思い描き、なりたい自分になるために明日も頑張ろうという気になるだけ。
恋愛小説を読んでうっとりしたからといって、ステキな恋がしたくなるわけでもなく、ホームドラマを見てお母さんの素晴らしさに感嘆したところで、猛烈に家事を極めたくなるわけでもない。
仕事で人から認められたい褒められたいという気持ちは皆無ではないけれど、それ以上に、自分の仕事っぷりに自分自身で満足したいという想いがやたら強い。
何故なら・・・・・・・・って。
この手の話を書くと長くなるからやめとこう。



とにかく。
そんなあたしに最近、小さな変化が起きた。
きっかけは一通のメールだったのだが、そのメールを読んでからというものあたしは猛烈に「居心地のいい部屋でくつろいで本を読む自分になりたい欲」に駆られている。



ちょっと前に、『 All About 』 で 『 厳選!秋のお片付けモチベーションUP本 』 としてこのブログの単行本を紹介して頂いたという話を書いた。
紹介して下さったのは、シンプルライフのガイド・金子由紀子さん。
その金子由紀子さんの新刊が、大和書房より11/19に刊行されるそうで、タイトルは。



『 モノに振りまわされない!片 づ け コ ツ
(詳細は大和書房のサイトをご覧あれ)



だそうだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そういやあたし、モノに振りまわされっぱなしだな・・・・。
片付け始める前は、要らないモノばっかに囲まれて肩身の狭い思いをしてたし、片付け始めてからは、カエルに始まり、試供品のシャンプーとリンスでしょ、あとは大量のポケットティッシュに、雪崩った服に、魔物
なくてもひとっつも困らないモノばっかに埋もれて生活してたんだもんな。
いいねえ、モノに振りまわされない暮らしって。

・・・・とは思う。
骨の髄まで汚部屋住人気質で、毎日カツオ姫と蜜月ってるあたしでも、人並みに思ったりはする。
でも、あたしが猛烈に部屋を片付けて落ち着いてこの本を読みたくなっているのには他に理由がある。


えーっと。
畏れ多いことに、この、金子由紀子さんの新刊に収められているコラムで、



単行本 『 片付けられない女魂 』 について書いて頂きましたっ。

(全国の書店、Amazonセブンアンドワイiconで発売中です)



どんな風に書かれているのかは発売まで楽しみにとっとくとして。
シンプルライフを求めている多くの方々が「片付けのコツ」を知りたくて金子さんの新刊を買い求め、ぶんぶん頷きながら読み進めていくと突然、汚部屋本の名前が出てきちゃうわけだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こ、こ、これは、万年床に寝転がって読んではいけない気がする。



万年床で正座して読めばいいんじゃね?



っていうレベルの話でも、もちろんない。
発売日までにってのは到底無理だけど、いつの日か、居心地のいい部屋になった元汚部屋で、ゆったりと金子さんの本を読んでみたいなあと、猛烈に思った。
「シンプルライフに憧れてたあたしが、今じゃ超シンプルライフしてるしぃ」なんて余裕ぶっこきながら読みたいなあと。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



笑うとこでもツッこむとこでもねーから。



というわけで。
11/19に大和書房から刊行される、金子由紀子さんの新刊、



『 モノに振りまわされない!片 づ け コ ツ



機会があったら是非是非、読んでみて下さーい。





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 ↑で人生2度目の大掃除をしている奥様の記事に蟲が登場する日を、今か今かと待ち侘びているのはあたしだけじゃないハズだ。


あたしには、ケータイにプライベートな人からの着信があってもよほどいいタイミングじゃないと出ず、着信履歴があってもコールバックせず、ケータイやPC宛のメールを受信しても他愛ない内容だと返信しない、という悪癖がある。
しかも、相手からのアクションに反応しないだけでなく、自分から電話やメールをすることも滅多にない。
明らかに呑みの誘いだと判る相手にもこんな調子なので、よっぽどタイミングが合わなければ呑みに行く約束すら出来ない。

良かれと思ってしているわけではもちろんない。
呑みに行きたくないわけでもないし、友達と喋りたくないわけでもないし、ましてや、電話もメールも出来ないくらい忙しいわけでは全然ない。
むしろ、毎日結構ヒマ。
でも、なんでだか、積極的に友達に連絡しない。
・・・・なんでだ。(知らね)

今付き合いのある友人たちは、あたしがそんなヤツだということを承知で、呆れながらでも誘ってくれる人ばかりだからすっかり甘えていたのだが、この週末ばかりはそんな自分の悪癖を恨めしく思った。



日曜の明け方、古い友達から電話がきた。
たまたまケータイが手元にあったので出てみたら、そいつは挨拶なんかスっ飛ばして言った。

「お前のケータイは、「不携帯電話」って呼ばれてんだぞ」
「誰に」
俺に
「そうか」
「お前の部屋の電話は、「居留守電」って呼ばれてんだぞ」
「誰に」
俺に
「そうか」
「せめて部屋に居る時くらいは部屋の電話に出ろよ」
「あぁ」
「なんだよ」
「暫く前から子機の充電池が切れてるんだよね」
「親機があんだろ。親機で取れよ」
「んー」
「つーか、お前さ、電話に出ねーせいでだいぶ損してるぞ」
「そうなの?」



「だって今日、カニ食い放題のタダ券あったんだぞ?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



毛ガニか?タラバか?
(訊きたいけど訊けなかった)



あたしが部屋の電話を取らないのは、親機の受話器がひじょーに取りにくい場所に置いてあるからで、そんな場所に親機を置いたのはもちろん、子機があるからなわけで。






でも、多分3年くらい前から、肝心の子機の充電池が切れたまま。






自分の部屋にある物の中で数少ない、「すごく気に入ってどーしても欲しくて買ったもの」なのに。
この3年間であたしは何十回もヨドバシに行ってるハズなのに。

友達からの電話を切った後、朝になるのを待ってヨドバシへ行き充電池を買った。




(カニ食べ放題に比べたら激安)






(子機の汚れは見なかったことにしよう・・・・)



いつもならひとつ気がかりなことが解決すると大仕事を終えた気になっていたのだが、この日は違った。
ヨドバシから家に戻る途中、もうひとつ買わなければいけない物を思い出したのだった。




(ヒメカツオブシムシの餌になったわけではない。念のため)



何の変哲もないシンプルなデザインのスカートだけど、気に入って買った物だったから、タバコで開けてしまった穴を補修して履きたいと思った・・・・のは、一昨年の冬だったが、案の定、直さずに今に至っていた。
服を買った時、ボタンと一緒についてくる布はことごとく捨ててしまったし、直したいのと似たような色目のスカートも、




(最後に着たのがいつだか判らない服が結構まだ残っている)



ついこの間、捨ててしまった。
す、す、捨てる優先順位を間違えてる気ぃしまくりだが、そこは突き詰めて考えない考えない。これから気をつければいいだけのことだ。
で。
ヨドバシからの帰り道、家の近所にある手芸屋さんに寄って、ハギレや補正用グッズを物色していたのだが、そこでふと、片付けている最中に部屋で見つけたブツを思い出し、何も買わずに店を出た。









ダイソーで買ってたんだね、あたし。



ふむふむ。
切ってアイロンでくっつければいいんだな。








(実物は補正箇所がもっとハッキリ判る)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





毛50%のグレーのスカートを綿100%の黒い布で補修しちゃダメなのね。
(でも履く)



手際は悪いし不出来だけど、この週末で3年ぶりに電話の子機が使えるようになり、2年ぶりにスカートが(ぱっと見)復活した。



昔買った何万円もする服は傷んでなくてもポンポン捨てられたくせに、3,000円もしないで買ったスカートを「直して穿きたい」と思ったのは、多分、必要に迫られて買ったわけでも安かったから買ったわけではなく、単純に、気に入って買ったものだからなのだろう。
部屋の電話にしたって、イマドキ、固定電話がなくても生活に支障はないだろうに、それでも充電池を買ってきたのは、単純に、



カニが食べたかったから。



・・・・だけではないと思いたい。

人並みに暮らしていなかったからトントン拍子にいかないのも当然。
子機が使えるようになったところで電話はこないし、手抜き補正のスカートは履くたびやっぱり補修箇所が気になる。
でも、部屋に溢れかえっていた気に入らない物は、捨てたりあげたりしてどんどんなくなってるんだから、数少ない気に入ってる物くらい、もうちょっと大事に使おう。
・・・・なんてことを考えていた矢先、あたしが長年4畳半で燻し続けていた、アイツに関する続報が届いた。



HENRY頑張ってますね(`ε´) 』 のヘンリー嬢に引き取って貰ったバカでかいトトロが、ヘンリー嬢のお兄様によって綺麗にクリーニングされ、無事に帰還した模様。
(ヘンリー家のみなさんにボッコボコに可愛がられてる様子はこちらから



良かったね、トトロ。











!!!!!











お前の毛ぇ毟ってから送れば良か・・・・いえ、何でもありません。





#今週末から来週にかけて、告知が多数ありまーす。




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 ブチキレながら大掃除している奥様が1人います。とても楽しそうです。


夕べ、4畳半から救出したチェストを使ってみようと、カラの引き出しを眺めていた。






「チェストの前に物を置いたが最後、あたしはまたチェストを使わなくなって、床に服を散らばすんだろうなあ・・・・」と思ったところまではまともだった(夏目基準)のに、具体的なことを考え始めたらおかしくなった。



(念のため書いておきますが、シラフの思考回路です)



つうか、あれ?チェストって何を入れるんだっけ?
服を入れていいものなんだっけ?何でもいいのか?
いや、でも、これってタンスだよね。タンスって服入れるもんだよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



そうだっけ?



なんか自信なくなってきたな・・・・。
まあ服を入れるものだとして、どうやって仕舞えばいいんだろう。
カットソーとかジーンズとかを畳んで入れればいいんだっけ?
メンドクさくね?
でもそうしないと入らないから、やっぱ畳んで入れるんだよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



そうだっけ?



この時の感覚を書くのは難しい。
チェストの本来の使い方を知らないわけではないし、服を入れりゃあいいことくらいはあたしでも判る。
でも、どれだけ引き出しを眺めようとも、この先自分がチェストを使って生活する様が想像できなくて、考えれば考えるほど、目の前にあるチェストを使うのが複雑で難しいことのように思えてくるのだ。

これまでも、こういう感覚は何度もあった。
そしてそのたびにあたしは、「自分が片付けない女なのではなく、やっぱり片付けられないなんだ」ということを自覚する。

(全国の書店、Amazonセブンアンドワイiconなどで購入できまーす)



それが証拠に、この後あたしは、






3枚のカットソーを畳んで入れただけで作業を止めた。
で。
引き出しの縁におでこをつけて眠ってしまった。



朝 ま で 。



今朝6時、おでこの痛みで目が覚めた。
おでこが痛い。猛烈に痛い。
寝ぼけた脳みそで一瞬、「二日酔いか・・・・」と思ったのは内緒だ。
改めて布団に入って寝ようとするも、不自然な体勢で長時間眠ってしまったから身体のあちこちがオカシイし、何よりも、おでこが脈を打つように痛い。
そして。
案外眠くないことに気づいたので布団から出て風呂に入り、いつもよりだいぶ早い時間に出社した。



「おはようございます」
徹夜明けの上司に挨拶すると、上司はあたしの顔をじっと見て、「夕べは悪かったな」と言った。
ああ、そういえば、チェストの前に座り込んでぼんやりしていた時、仕事の件で上司から電話がきたんだった。

「ううん」
「あれ?お前、あの件が心配で早く来たの?」
「ううん」
「・・・・違うのかよ」
「なんかすげー早く起きちゃって」
「眠れなかったとか?」
「いや、変な格好で寝てて」
「何時に寝て何時に起きたの?」
「覚えてないんだけど、電話で話したすぐあとに寝て6時に・・・・」
「は?」
「・・・・え?」



「俺がお前に電話したの、8時だぞ?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
えーっと。
あの体勢であたしは10時間も寝たと?
えーっと、じゃあ、じゃあ・・・・。



今もあたしのおでこにクッキリついてる引き出しの痕は、
何十時間経ったら取れるんでしょーか?

(しらね)



っていうか、部長。



あたしのこと、「一文字」って呼ぶの、やめてくれ。
(おでこに「一」の字を浮かべつつ)




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 とうとう御大が大掃除開始!


潤いがない。渇いてる。
この渇感は何年か前から時々あったけど、最近は頻繁に猛烈に沸き起こる。
渇きを満たす術が判らず、とりあえず顔にマスクを乗っけてみるも、




(残りの2枚を使い切ったら1年ぶりにマスクを買うぞー!)



どうやら潤いを求めているのは肌だけではないらしい。
なんか違う。
こういうんじゃなくて、もっと奥のほう。
胸の内っていうか腹の底っていうか、とにかく身体の奥のほうが渇いてて、禁断症状が出てるみたいな。
でも、なんだっけ、この感じ。


あっ!麻雀か?雀荘行きたいのか?あたし。
いやいや、雀荘行って勝ちゃーいいけどさ・・・・(以下略)。
じゃあ!酒?
いやー、最近結構呑んでるよなあ。
えっ?まさか、男?



い や 、 そ ん な メ ン ド ク セ ー も ん じ ゃ ね ー よ 。
(こんなこと言ってる女は結婚できない)



うーん。
いい歳して、自分の心が何を求めているのか判らないようじゃ煮詰まってしまいそうだなあ・・・・と思い、改めて真剣に考えてみると、拍子抜けするくらい簡単に答えが出た。



答えが判ればあとは簡単。
えーっと、必要なものはまずこれか。




(中身はカラ)



背が高すぎるけど、かといってあれを地べたに置いたが最後、その周りに物を置き始めてあっつう間に散らかしそう。
今あたしの部屋にある物を考えたら、あれはこれの上に乗せるしかない。

4畳半にあるチェストを隣の8畳に移動するのは一見簡単に思えるのだが、実はとんでもない体力と根気を必要とする。
何故ならこのチェストがヤニまみれだから。
小さい部屋で窓も開けずに何年もタバコを吸い続けた代償は大きい。
何度拭いても茶色いヤニがすっきり取れず、散々拭いた後でチェストに鼻をつけて臭いを嗅いでみると、マイペットの匂いではなくやっぱりヤニ臭がするのだ。
非喫煙者よりは圧倒的に鈍いんだろうが、喫煙者であるあたしだってヤニ臭は気になる。
それよりなにより、8畳にヤニ臭を持ち込んだが最後、これまでかろうじて4畳半でしか吸っていなかったタバコを、8畳の部屋で吸い出してしまいそうでオソロシイ。
吉田に貰ったマイペットを湯水の如く使い、ブログ用に写真を撮ることも忘れ、何かにとり憑かれたようにチェストを拭きまくる。
で、「うっすらヤニ臭が残ってる気がするけど、この程度なら大丈夫かも」ってとこまで辿り着いたのは、なんと4時間後。
この時点で既に、あたしの体力は限界に近かったのだが、まだ、チェストを8畳に移動する作業が残っている。



プルプルする二の腕に力をこめて、チェストをちょっと動かす。
で、軽く凹みそうになる。









絨 毯 、元 は こ ん な 色 だ っ た の か ・ ・ ・ ・ 。





いやいやいや。
ベージュの絨毯をグレーにしてしまったことを反省したり後悔するのはいつでも出来るぞー。
凹んでる時間はねーぞー。
とりあえず今はチェストの移動に集中しろー。



引き出しを全部取り外して運べばいいんだろうけど、この時は既にいろんなことがメンドウになっていたので、一気に移動することを考えた。
で。






チェストの下に新聞を敷いて滑りを良くし、ズルズル引っ張って移動することにする。
新聞がビリっといったり、新聞のインクで絨毯が黒ずむんじゃ?とも思ったが、そんなアクシデントもなく、チェストはすんなり8畳の入り口に到着。






あとはこれを、部屋の突き当たりまでズルズルやればいいだけだ。
でも。









布団、畳み忘れたなぁ・・・・。





い、今から畳むか・・・・?





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





ふっ............んっ!





うりゃーーーーーーーーーーーーーーっ!






(黒い家具ってやっぱ圧迫感)





布団を畳まずチェストを持ち上げて奥まで運びました。





ち ょ っ と 栄 策 っ て み た の 。(照)






(意味が判らない人は、おかあさんに訊くかWikipediaを見るといいよ)



やっとチェストの移動が終わったところで話を元に戻すと。
あたしをもう何年も襲っていた渇感、あたしが求めている潤いとは、「音楽」。
CDを聴く術がパソコンとipodのみっていう生活が、どーにもこーにも嫌だった。
部屋で、パソコンもつけずテレビもつけずに音楽を聴こうとすると、ipodでチマチマやるしかないというのがどーしてもメンドウ。
これまで、ipod用のスピーカーを買おうかと思ったことは100回くらいあるけれど、ヨドバシでそれを物色しながら、「つーかでも、これを買ったところでチマチマ度は変わんねえんだよなあ」と気付き、結局買えずじまい。
すんなりと、自分が持ってるCDをセットして聴きたい。
ジャケットを見たり歌詞カードを見ながら、普通の音で、ヘッドフォンなしで、ゆったり聴きたい。
こんな至極普通のことがしたくて仕方なかったのに、汚部屋にはコンポを置く場所すらなかった。
ミニコンポでいいのに、それを置く場所なんてなかった。
なのにあたしは、



4 年 以 上 前 に ミ ニ コ ン ポ を 買 っ て い た 。











ねえ。この部屋の何処に置こうとしたんだぃ?あたし。



買った時の心情はものすごく覚えている。
買った日にちも覚えている。
この頃のあたし・・・・のことを書くと本を読んでくれた人をまた泣かしてしまいそうだから当時の心情はスっ飛ばすことにして。

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とにかく、ちょっと突付かれたら泣きそうなひじょーに不安定な日々を過ごしていたのだが、そんな中で、好きなアーティストのライブに行ったもんだから、そこで初めて聴いた曲の「奇跡が起こる」という歌詞で涙腺が緩んだ。
が、泣けなかった。
何故なら。
あたしの場合、泣くと100%の確率でコンタクトが落ちるからだ。(本当)
で。
生歌で泣けなかったフラストレーションを抱え、翌日その曲のCDを買いにヨドバシへ行き、ふらっと立ち寄ったオーディオコーナーで、ミニコンポを買って帰ってきたのだった。




(買った日は雨だったので、ヨドバシのお兄さんがビニールをかけてくれた)



開けるぞー!(買ってから4年以上経ってるけど)










(当然、生産・販売終了品)



あら、カワイイ。
何に惹かれてこれを買ったのかはすっかり忘れたけど。
さて、接続接続。
チェストの上に本体とスピーカーを乗せてコードを差し込み位置を整えた。
すると、こんなものが目に入った。






まあ、押せっつうなら押しましょうか。
ぴっ。






ああ・・・・。
5枚入れられるところに惹かれて買ったんだった・・・・。
出し入れする回数が少なくていいじゃんっていう、モノグサ的発想で買ったんだった。






こうしてあたしの部屋にようやく、コンポが導入された。
買ってから4年もかかったけど、そんなことはかなりどうでもいい。
4畳半の自力リフォームが済んだらこれも別の場所に移動するだろうけど、暫定の設置場所はここに決定ってことで。
そして、このコンポで聴く記念すべき最初のCDはコレにした。








くぅーーーー、いいねえ、やっぱ。
音が違うんだよなあ・・・・。
あー、この曲を早くライブで聴きてぇー。
と、何年かぶりに部屋で音楽に浸り、時にはCDに合わせて熱唱しちゃったりなんかしていたら、突然部屋のドアが開いた。
で。
開けた本人はひとことだけ言って去った。





「 音 痴 」



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お 前 か ら の 遺 伝 だ 、 と ー ち ゃ ん 。




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