BOOK INFOMATION
マンションの大規模修繕工事中に倉庫と化していた4畳半の片付けに着手しているのだが、何もかもがヤニまみれだから、「とりあえず8畳の部屋に移動してー」というわけにもいかなくて、何を触るのもメンドクサくて仕方ない。
まあ、ヤニがなくてもメンドクサイのだが、ヤニのこびり付き方がハンパじゃな・・・・パないしぃー(←若者ぶるとイタいぞ、汚バサン)、丸洗い出来ないような大物ばかりだから、着手するには並々ならぬ気合いが要る。(夏目基準)
しかし、10日ほど前のこと。
浴槽に張ったお湯を抜き忘れたことに気づいた途端、それで何かを洗ってみたくなった。
だってほら、巷じゃ節約がブームだし、風呂の残り湯を使って何かするのって、「デキる奥様への第一歩」ってカンジだし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
なに?「結婚出来ない女は奥様になれない」ですと? ←ひとり芝居
な ん で も っ と 早 く に 教 え て く れ な か っ た の 。
(涙目で)
(涙目で)
ところが、浴槽にチャポンと漬けられるようなものは、4畳半にはひとつしかなかった。

プラスチックのカゴ付きラックだからそんなに高価なものでもないし、

ヤニと埃と灰まみれだし、

スチールの枠組みには錆まで浮いてるけれど、錆を取って
ちょっと塗装し直せば、まだまだ全然使えそうな気がする。
どう使うか?は全く考えつかないけれども。
まあいいや、綺麗になったら何か思いつくかもしれないし。
とりあえず、洗いましょう。そうしましょう。
真冬に大汗をかきながらプラスチックのカゴを念入りに洗い、

枠組み部分もゴシゴシ洗ったら。

見たことがない生き物が生息していそうな水になった。

(泥遊びでもしたのか?あたし)
部屋がゴミ屋敷みたいだった時も思ったけど、汚部屋度が高ければ高いほど、ひとつの物を綺麗にしようとすると辺りがわーっと汚れたり散らかったりするわけで。
それは仕方のないことだと判ってはいるものの、汚部屋じゃなく、家の中で一番掃除をしているであろう風呂場がこれだけ汚れると、やっぱりげんなりする。
しかし、「こんなに汚れるって判ってたら、浴槽で洗わなかったのに」なんて思ったところでアフターカーニバル。

浴槽の栓を抜きながらマイペットでゴシゴシし、埃で排水口が詰まっては困るので、水に浮いている埃を雑巾ですくい取・・・・っていたら。
(久々に虫画像が出ます)
(そろそろ出ます)

(プラスチックカゴ内で果てたと思われる。体長約2センチ。わりとデカめ)
虫 の 亡 骸 ま で す く っ ち ゃ う 始 末 。
(そろそろ出ます)

(プラスチックカゴ内で果てたと思われる。体長約2センチ。わりとデカめ)
虫 の 亡 骸 ま で す く っ ち ゃ う 始 末 。

(毎年、どっちが投げ入れるかで軽くモメる)
信心が全くない夏目父とあたしが初詣とどんと祭は欠かさず行っているのは、一昨年までは99%屋台目当てだった。
でも、去年のどんと祭で、溜まりに溜まったそれらしい物を焼いて貰った時のスッキリ感は格別だったから、今年は30%が焼納目当てで69%が屋台目当て、くらいな気持ちで行った。
で。
残る1%は、おみくじ目当て。
去年まであたしは、おみくじのとある一項目に10年連続で同じことが書かれているという記録を更新中で、ここまで来るともう、一生同じ文句が書かれていて欲しい気もしていた。
・・・・さて、引くか。

(改めて言われるまでもないんじゃ・・・・いえ、何でもありません)
や っ た ど ー !
10年連続で「小吉」だったのに!今年は「末吉」!
わ、わ、悪くなってるけどいいぞー。
凶の一歩手前だけど、そんなことは全然気にしないぞー!
全部の項目が散々でも、たった1つの項目が去年より良ければいいのだ!
ふふふふ。
さて、あれの前に、まずはギャンブル運を見とくか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
役満に刺さっても気持ちを穏やかに保てと?
(麻雀をご存知ない方はスルー願います)
そんな仏みたいな雀士はいねえ・・・・いえ、頑張りますそうします。
雀運はいいや。
問題はアレだよ、「待人」だよ。
去年までは10年連続で、「来ますが遅くなります」だったんだよなあ。
あーあ、今年は「来ます!」って書いてねえかなあ。
もしくは、「来てる途中です」とか、「来るっぽいよ?」とかさー。
あと、「ああ、さっき、角のコンビニで見かけたからそろそろ来るんじゃね?」とか、「財布忘れたから一旦家に戻ってから来るんだと」とか、「渋滞にハマって10分くらい遅れるから悪いけど現地集合でいい?」とか、「10分くらいなら待ってるよ」「いいよ、寒いし」「大丈夫、あたし、ババシャツ着てるから」とか。
って、何の話だ。
さあ、待人よ!
今年はどうだ!

「 待人 時間をかけて選ぶことです、時が人を運ぶでしょう 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あの。
もう、これでもかっ!っつうくらい時間をかけたんですけども。
というか。
出来れば現世で来て欲しいんですけど。
ちなみに。
このおみくじを見た夏目父は、涙を浮かべてひーひー笑いながら、ようやく言った。
「 うはははは!今年から10年連続これだったりして!うはははは!」
うは!うはははは!うははははははー!・・・・・・・・・・って。
全然笑えねー。ちっとも笑えねー。
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