BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



今年の秋からあたしの住む街では、家庭から出るゴミの収集・運搬・処分料が有料化されるらしい。
なんでも、これまであたしが1枚6円程度で買っていた市指定のゴミ袋は40円に、プラ用のゴミ袋は20円になるそうだ。
去年、一家庭としてあるまじき量のゴミを捨てた者としては、「早いこと捨てといて良かったー」と安堵もするが、でも、完全有料化前に捨てておきたいものはまだまだあって、最近は台所にあるものをちまちまと捨てている。
たとえば。






食べ物入れとくやつ。(呼称不明)
この手のものを全く使わないわけじゃないけど、大きさの異なるものが3つ4つ・・・・8つ9つあれば足りるわけで(何個だ)、実際ウチではもう何年も、食器棚でコレの横にあった、パイレックスの容器しか使っていなかった。








柄も微妙だし、未練はないな。

他にも、近所のスーパーマーケットでビールを12缶買うと、レジでそぉーっと買い物袋に突っ込まれてしまうノベルティのグラス。






こういうのを有効活用できる人も大勢いるんだろうし、グっさんに恨みはないけれども・・・・って。





あ ん た 誰 。






(驚くほど似てない)



「タダより高いものはない」なんてことを思い知りたくないから、最近はこんな調子で処分を始めているのだが、そんな中、真っ先に目にしたものの、どーも捨てる気になれない物があった。
それは、かなりたくさんの家庭にあると思われる、ポピュラーな物。(夏目基準)






モロゾフのプリンのガラス容器。






このシンプルなルックスが捨てるのをためらわせてる気がするが、これを取っておいたところでウチでは、少なくとも12年、プリンもゼリーも作ったことがないわけで。
「何年取っておいた物なのか判んないけど、何年取っておいても使わないんだろうなあ・・・・」と思っていた矢先、またもやサイバーバズからダンボールが届いた。




(是非、S奥・おそうじぺこさんのレポとあわせてお読みください)



今回のは、丸美屋の新商品 『 マイミールサラダ 』 の、「クリーミースパイシーソース 4種の具材入り」&「トマトクリームソース 4種の具材入り」と、『 今日の贅沢スイーツ 』 の「香る抹茶 黒みつ付き」&「香るメープル ほろにがカラメルソース付き」。

マイミールサラダ 』 は、袋のまま電子レンジの中に立ててチンして野菜にかければ出来上がりという、とても簡単なもの。
今日の贅沢スイーツ 』 も、デザートの素をボウルで混ぜた後、冷たい牛乳を100ml入れてまた混ぜ、器に入れて冷蔵庫で1時間冷やせば出来上がりという、とても簡単なもの。
そう、小学4年のうちの姪でも出来そうなくらい、簡単なもの。
なのに。
料理が出来ない叔父ちゃんみたいな叔母ちゃん(=あたし)には、案の定、意外な落とし穴が待ち受けていた。



まず始めに手をつけたのは贅沢スイーツ。
箱書きには「豆乳でもOK」とあったけれど、牛乳ってものを15年くらい買ったことがないあたしは、近所のスーパーへ行くと物珍しさから、1,000mlの牛乳を1本買った。






計量カップで100mlを量ってからようやく、「つうか、抹茶とメープルの両方を作っても200mlしか使わないってのに、なんであたしは1,000mlの牛乳を買ってんだ?」と気付いたものの、時すでに遅し。
まあ、飲みゃいいだけだけど。



ところで。
気まぐれに料理をするたび思うのが、「あたしは、量をイメージすることが出来ないんだなあ」ということ。



あたしのカリノさんが少し前に書いていた、「「順番」が苦手 → 料理が苦手」という記事と、蟲師粉師の自称ステ奥が書いたコメントを読んで、「あ、同じだ!」と思ったばかりだったからまだ、自分への驚きは少なかったように思うけど、でもやっぱりイメージ出来なさ過ぎだ。

この時は、計量カップで量った100mlが物凄く少なく思えて、目盛を何度も確認したけどやっぱり少なく思えて、とうとう、「実はこのメモリの単位、ミリリットルじゃなかったりして・・・・?」と、パイレックスを疑う始末。
で、それが紛れも無く100mlだと受け容れたら今度は、100mlの牛乳とデザートの素を合わせても、大きめなモロゾフのカップの4分の1くらいの量しか出来上がらないんじゃ?と考え始める。
これがレビューじゃなかったらきっと、平気でもう100mlくらい足してた。




(「足りね・・・・。絶対足りね・・・・」と思いながらかき混ぜている図)



混ぜ終えたものをカップに入れてみて、






カップの半分よりちょい上まで入る量だったことに心底驚くも、安心できたので引き続き、メープルを混ぜる。




(「少なく見えるけど大丈夫」と自分に言いきかせながらかき混ぜている図)






カップにラップをかけて冷蔵庫に入れ一安心・・・・したのもつかの間、食べる直前にかける、「カラメルソース」と「黒みつ」を見て、動きが止まった。









ど っ ち が ど っ ち だ ?



(脳内のつぶやき開始)

ふ、普通に考えたら、色の黒いほうが黒みつで、茶色っぽいほうがカラメルだよな。
箱の写真を見ても、抹茶の上の黒みつは黒くて、メープルの上のカラメルは茶色だし。
あ、でも。
「ほろにがカラメルソース付き」って書いてある。
「ほろにが」ってなんか黒そうだよなあ。
それに「黒みつ」って、黒っぽいだけで真っ黒じゃない気ぃするし。
いやー、でもなあ・・・・。

(脳内のつぶやき終了)



ソースに気を取られてるうちに1時間が経ってしまいそうだったので考えるのをやめ、サラダを作ることにする。

家で最後にサラダを作ったのはいつだったんだろう。
レタスを洗って千切ってドレッシングをかけただけのものをサラダと呼ぶなら約半年前、2種類以上の野菜が入ったものをサラダと呼ぶなら、少なく見積もって5年は作ってないんじゃないかと思う。
生野菜は好きだけど、材料を選ぶのも洗うのも切るのも千切るのもメンドウなんだよなあ・・・・。
あ!でも!
お店で食べるのと違って、家でサラダを作れば、自分の好きな野菜だけ食べられるじゃないか!
よぉーし。



まずはレタスとセロリを切るでしょー。






で、それを器に入れたら、その上に切った水菜を乗せるでしょー。






あれ?もう皿がいっぱい・・・・。
でも!あたしが野菜で一番好きなパプリカは外せないぜ!






で、真ん中に、チンしたマイミールサラダを乗せたら!
あっつう間にサラダの出来上がりー!






今回使ったのは、大好物のひよこ豆が入っている、『マイミールサラダ クリーミースパイシーソース 』 。






量をイメージ出来ないあたしが用意してしまった大量の野菜も、普通のドレッシングで食べ始めたならきっと、4分の1くらいで飽きてしまったように思う。
でもこれは、飽きずに全部食べられた。
食べながら、「つうかこれ、何かに似てるなあ」と考えてたら思いついた。
あれだ!
会社の近くの定食屋の生姜焼きに添えられてるキャベツの千切りだ!
生姜焼きのタレと馴染んで、熱々の豚肉近くのキャベツは食感を損なわない程度にしんなりして、毎回、

「おじちゃん、キャベツおかわりしていいスか?」
「えっ!どんぶりメシもおかわりしたってのに、まだ足りないの!?」
「はい」

って言ってるあのキャベツの感じにすごく似てる!
・・・・って、この例えは自分でもどうかと思う。


それからもうひとつ嬉しいのが、1回分が1パックになっていること。
日常的に家でサラダを食べる人ならそんなこともないんだろうが、あたしはホント、ごくたまにしか家で生野菜を食べないから、ボトル入りのドレッシングがなかなか買えない。
1回や2回じゃ使い切らないし、かといって、1回分だけで売られているドレッシングはまだまだ種類が少なくて、自分が好きなドレッシングが見つけられなかったりする。
で、渋々普通サイズのドレッシングを買うのだが、それを冷蔵庫で2~3年熟成させるのがオチだ。
今ウチにある1本のドレッシングも、既に半年熟成済みだし。
それを思えば、都度これを買ったほうがずっと経済的だしスマート。
そうだ。
今は2種類でも、将来的には味のバリエーション増えるかもしれないし!
生姜焼きソース 豚肉入り」っていうのが出るかもしれないし!(出ねえ)



食後は、 『 今日の贅沢スイーツ 香るメープル 』 を。




(結局、脳内のつぶやきは無意味。普通に茶色がカラメルだった)



パッケージにある「とろ~り新食感デザート」という文字に偽りなく、プリンでもなくババロアでもないとろーり感。
ペコさんも書いていたけど、あたしも、「牛乳を入れて混ぜて冷やせば出来上がり」っていう簡単デザートは「子供向けの味」というイメージがあった。
でもこれは、甘さはあるけど甘ったるくはなく、カルメラソースをかけてようやく丁度いい甘さになるくらいな感じだから、あたしも夏目父も1個ずつ、飽きずに食べられそうだ。
ただ、このプリンカップだとメイプル部分の厚みがありすぎてカラメルソースが全体に行き渡り難かったから、器はもうちょっと広いほうがいいかもしれない。
うーん。
モロゾフのガラス容器は、他の使い道を考えねば。



こういうサラダやデザートを家で作ったところで、それを巷で「料理」と呼ぶかどうかは疑問だが、料理のできないあたしにとっては十分に「料理」だった。
慌しく毎日を過ごすのは仕方ないけど、だからこそ、たまの休日の昼間にゆったりとこんな食事をすることも必要なんだろう。
2週間に1回・・・・いや、1ヶ月に1回くらいはやってみようかな。
外食率の高いあたしにとっては自分で作るサラダもデザートも新鮮だし、手間をかけてもいないのに丁寧な食生活を送っている気になれるなんて、身体だけじゃなく心にも良さそうな気がする。



ちなみに「ミールサラダ」とは、「ボリュームがあり、具だくさんの、食事になる栄養バランスサラダの総称」なんだそう。



・・・・・・・・・・・・・・・・そ、そうか。






(食事+食事+ビール=食い過ぎ)






(食事+食事+山盛りの水菜+缶チューハイ=真っ昼間から2本目かよっ)








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。








こ の ド カ 食 い が 、 心 と 身 体 に い い わ け ね ぇ 。





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 どうか蟲師で粉師な自称ステ奥が浮上しますよーに。


去年、あたしの部屋にテレビカメラが入った時。
収録のあいだ中、仕事帰りの格好そのままのスーツ姿でいたのだが、もちろん普段部屋でそんな格好をしてるはずもなく、「いつもはジャージ着てるんだ」とあたしが言うと、薄着のマナブが楽しそうな表情でひとつの提案をした。



「じゃあ、部屋着に着替えてみますか!」



「 断 る 」



「どうしてですかー」
「人に見せられないような格好なんだよ」
「そういう普通の姿を見・・・・」



「 断 る 」



確かに、汚部屋住人でなくとも、自分の部屋でスーツ姿ってのは違和感があるだろうし、あたし自身もなんだか落ち着かなかったけど、かといって、部屋着や普段着になる勇気はなかった。
あ、あ、あんなボロボロでヨレヨレの姿を、人様に見せることなんて出来ないわん!(まるちゃん風)
あ、あ、あんなボロボロでヨレヨレの格好をしてる女なんて・・・・・・・・って、あれ?
ちょっと待てよ?
TVの中のステキ女子やステキ奥様は、家でもヒラヒラのスカートを穿いてたり、重そうなネックレスをつけてたり、化粧はバッチリで時にはつけ睫毛をくっつけてたりするもんだけど、実際にそんなことをしている人は、日本に3人くらいしか居ないよね。
・・・・少ないか。
じゃあ、3億人くらいにしとくか。
・・・・今度は多いか。増やしすぎか。つうか、どうでもいいか。
いや、とにかく。
どうせ部屋着は家の中でしか着ないんだし、普段着っつっても、あたしが休日に行くのは雀荘くらいなもんで、あそこはあたしよりボロい服着てる人ばっかだし。
だから、部屋着とか休日着なんてどんだけボロくてもいいよ。



たとえば、下はユニクロのフリースパンツでね、




(去年の秋に1,000円で購入。最も最近買った部屋着)



しかも、焦って買った安い羽毛布団からどんどん出てくる羽が刺さって抜けないパンツだったりして、




(太腿のド真ん中でいつもヒラヒラ揺れている)



洗濯しても、指でつまんで引っ張っても抜けなくて、「まあいっか」と思ってそのまま穿いてて、






だけどこんな風にフワフワしてるもんだから、リビングで寛いでるといつの間にか自堕落番長が毛深い手で「チョイチョイ、チョイチョイ」って遊び始めちゃって、それを見た夏目父から「猫じゃらしパンツ」って呼ばれるようになったけどいいのいいの。無問題。
しょっちゅう着てる長Tだって、この間アイロンをかけた時にふと見てみたら袖口がボロボロで、






でも、別にこのままの格好で外に行くわけでもあるまいし、誰に見せるわけでもないんだからまあいいかって思ったけど、改めて自分が部屋で着てる長Tの袖口を見てみたら、どれもこれも、袖が擦り切れてて。
それでもやっぱ、誰に見せるわけでもないんだからまあいいかって着続けて。

で。
タバコを買いに行く時は、猫じゃらしパンツの上から繊維疲労おこしてるジーンズ穿いて、袖の破れた長Tの上に、明らかにビニールって判るコート羽織って、




(近所の商店街で10年以上前に買わされた1,500円の福袋に入っていた)



「どうせウチ用だし」って、毛玉を放題している穴のあいた靴下履いて、




(人差し指さん、こんにちはー)



何年前に買ったんだか判んない、長さはいいんだけど幅と甲の高さがブカブカだから、中で足が遊んじゃってすぐに足の裏が痛くなるようなショートブーツを履いて、スッピンで出かけてるけど、




(汚れているのは履いてるからじゃなく、しょっちゅう踏んづけてるから)



でも、いいのいいの。無問題。
せいぜい近所の人に見られるくらいだからモーマンターイ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、



女 と し て 問 題 あ り ま く り だ ろ 。



会社に着て行くものは、「ちょっと色褪せてきたかも」とか「2回くらいしか着てないけど着心地がイマイチ」とか、それが少しでもストレスフルな服に思えた途端、迷わず捨てていたのだが、誰に見られることもない部屋着と、ちょっとそこまで買い物に出かける時に着るような休日着は、どんな安物であろうとも捨てずに取っておいていることに、最近ようやく気がついた。
でも。
袖口が擦り切れた長袖のTシャツは、じゃあどこまでボロくなったら捨てるんだ?
サイズが合ってないくせに補正もしていない靴を履き潰すことなんて出来るのか?
と考えたら、それらがとんでもなく厄介な服に思えてきた。
で。




(これまた10年以上前、激安で購入。確か1,000円くらい)



1度も袖を通してないPコートや、








洗濯のたびに揉み洗いすれば平気なのに揉み洗いしないと何故か染みが浮き上がってくるという不思議なカットソーも含め、18枚の服と1足の靴を捨てた。




(猫じゃらしパンツは羽を抜けばいいだけなので捨てるには至らず)



片付け始めてからこれまでであたしは、530枚(!)の服を捨てている。
なのに、ここ1年半で買った服は、猫じゃらしパンツとスーツ1着のみ。
元の量が尋常じゃなかったと言えばそれまでだが、捨てる苦労を味わったからこそ、無駄に買い足すことなく今に至っているような気がする。
実際、仕事着には全然困ってないし、部屋着や休日着は、あたしの生活リズムやライフスタイルが変わらない限り欲しいと思わないだろう。
キレイな部屋着、オシャレな部屋着、カワイイ部屋着に憧れないわけでもないけれど、そこに力を入れたくなるのは当分先に違いない。

何でもかんでも捨てりゃあいいとは全然思っていないけど、着ない服の保管や収納に頭を悩ませたところでいいアイディアが浮かぶはずもないのだから、とっとと処分するほうがあたしには合ってるんだろう。そうなんだろう。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





なのになんで、






(大小合わせて7個ありまーす。プチプチ付きでーす)





こ れ を 捨 て ね え の か な あ 、 あ た し は 。
(知らね)





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 部屋でもカワイイ服を着ているであろうステキ女子と並ぶ俺。独身。彼氏無し。


(これは汚部屋住人による汚部屋ブログです)


日曜日、友人がやっているフェイシャルエステサロンに行くと、挨拶もそこそこに友人が言った。

「肌、綺麗になったんじゃない?右半分だけ
「あ?」
「右半分だけ。左はそうでもない。っていうか全然ダメ」
「だ・・・・ダメ?」
「うん、ダメ。でも右半分はすごく綺麗」
「・・・・そうか」

左側がダメだったのには理由があるのだが、それはまた後に書くとして。
その日はそれから6時間ほど、サロンでパソコンをいじっていたのだが、作業を終えて帰る時もまだ、右はOK、左はNGな顔のままだった。



話は変わるが。
あたしの上司は、身だしなみにとても気を遣っていて、スーツのお洒落が好きなだけでなく、髪や爪もいつでも綺麗にしている。
ヨレヨレよりは身奇麗な方がいいに決まっているが、この男、とてもウルサイ。
たとえば、自分が寝グセを完璧に直しきらずに出社しようものなら、手ぐしでそこを整えては、向かいに座っているあたしに、「直った?」と訊く。

「まだ」
(更に手ぐしで整え)「直った?」
「・・・・鏡、見れ」
(無視して手ぐしで整え続け)「これで直った?」
「・・・・まだ」
「そうかあ。なあお前、寝グセ直しのシューってヤツ、持って・・・・」
「ねえよ」
「だよな」

別の日。
たとえば、ヒゲの剃り残しがあるまま出社しようものなら、顎を手で擦っては、向かいに座っているあたしに、「目立つ?」と訊く。

「全然」 ←裸眼で
「ココだよ、ココ」 ←剃り残しを指差しつつ
「全然」 ←視力0.03
(立ち上がってあたしの間近にきて)「コ・コ!」
「・・・・あっち行け」

その次の日。
また、ヒゲを剃り残して出社して、顎を手で擦りながら向かいに座っているあたしに、「目立・・・・



「 お う こ ら 、 剃 っ て や る か ら 顔 貸 せ 」
(カッターナイフを手に)



そんな上司は、でも、あたしの身なりには全く興味がないらしく、最近、10ヶ月ぶりに髪を切った時はさすがに気付いたけれど、普段はサッパリだ。
なのに。
今週月曜日から急に、本当に急に、あたしに構うようになった。
上司が気になっているのはあたしの顔。
月曜日の朝イチから、「若くなった」とか「肌が滑らか」とか「艶やか」とか「テカってない」とか「顔色が明るくなった」とか、「あたしに惚れてんじゃね?それか、何か後ろめたいことでもあるんじゃね?」くらい褒めちぎる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
つうことはつまり、これまであたしは、



ボッコボコでテッカテカで土気色の顔をしてたっつうことかぃ?



いや、過去のことはどうでもいいけれど、今の肌のことをここまで言われるっていうことは、やっぱり、アレのせいだろうなあ。






というわけで、またもやサイバーバズのモニターレポ。
今回は、3/7に全国発売されたばかりの、Restgenol (レスジェノール)、『 リフティングベール リキッドファンデーション』 と、 『 ボアフォーカス ブレストパウダー』 。
早く言えば、液状ファンデーションと粉。




(これは汚部屋住人による汚部屋ブログです)



B&Cラボトリーズレストジェノールラインは、 毛穴同士が小ジワで結ばれた状態=「帯状毛穴」対策のアイテム。
コスメ目当てでサイバーバズに登録したあたしは、受け取ってすぐに使い始めた。

そういえばこの間の 『 おネエ★MANS 』 では、ファッションのカリスマ・植松晃士も毛穴レーザー治療に通っているって言ってたし、最近は毛穴対策が流行ってるんスかね。





ちなみにあたしが普段使ってる下地とファンデーションはマキアージュで、




このパウダーファンデーションには何の不満もないけれど、だからこそ、変える勇気が無かった気がする。
ただ、歳も歳だからそろそろアインチエイジング対策のメイクアイテムを使うべきだよなあと思っていた矢先のことで、普段何も言わない上司がこれだけ何度も言うっていうことは、自分が感じている以上に効果絶大っていうことなんだろうなあ。






スキンケアでもメイクでもネイルでも、所詮は自己満足なんだろうけど、自分が何も言ってないのに人に気付いて貰えるとやっぱり嬉しい。
気付いてくれるのが女友達や上司じゃなかったらもっと嬉しいんだろうなあ・・・・なんてことは考えない考えない。
悲しくなるから、考えない考えない。



リキッドファンデーションは、あたしがこれまで使ったことのある物とは、トロ味が違う気がする。
粘度は高いのに、肌に塗ると重くないしムラにならない。






パウダーは更に良くて、とにかく細かい。
そして顔に乗せた感じがものすごく軽い。
リキッドファンデーションの美容液効果なのか、パウダーを乗せた仕上がりはサラっとしているのに、肌の奥が潤ってるカンジ。
で。
一番スゴイのは。



崩 れ に く く ヨ レ に く い こ と 。
(夏目基準)



モノグサゆえ、会社に居るとしょっちゅう化粧を直しそびれるから、化粧直しの必要が無いファンデはとってもありがたいのだ。



さて、話を最初に戻すと。
友人に、「左半分がNG」と言われたのには思いっきり心当たりがあった。

あたしはその日初めてこのファンデーションを使ったのだが、顔を洗った後、部屋の布団の上に座りTVを見ながら基礎化粧品を一通り塗り、次にこのリキッドファンデーションを専用スポンジで顔の右側につけた。
で、そのまま手を止めてTVに見入り、次にパウダーを顔全体につけた。
パウダーの付き方が左右全然違ったので不思議に思い、自分がほんの1分くらい前に何をしたのか考えてみると。



左半分に、リキッドファンデーションを塗り忘れたことに気付いた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





ま あ い っ か ・ ・ ・ ・ 。
(この思考には自分でも時々驚く)



その後、パウダーの乗りが悪かった左半分に普段使っているパウダーファンデをチョンチョンと付けてみるも、厚塗りになっていくだけで右半分のクリアな肌とは似ても似つかないものになってしまった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





ま あ い っ か ・ ・ ・ ・ 。
(いくない)





で 、 そ の ま ま の 顔 で 出 か け た 。
(そりゃあNG出されるわけだ)



ちなみにこの日、サロンから家に帰ると、あたしの顔をじっと見て夏目父が言った。






「 アシュラ男爵を狙ってみたの? 」








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そうですが何か。





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カナさん、ブラボーっス!



社会人になってからずっと、平日の朝はほぼ毎日、アイロンをかけている。
「前日の夜に」とか、「1週間分まとめて休日に」とかいう計画性はもちろん無い。
だから平日の朝は、その日会社に着て行くジャケットだったりスカートだったりブラウスだったり、ウェディングドレスだったり海パンだったり、とにかく何かしらにアイロンをかけている。
で。
わりと最近まであたしは、自分がクソ忙しい平日の朝にバタバタとアイロンをかけるハメになっているのは、服を吊るす習慣がないせいだと思っていた。
また着る服でも、脱いだら吊るさず放り投げ、洗濯した服を取り込んで部屋に持ってきても、ドサーっとバサーっとその辺に放り投げる、そんな片付けられない女の悪癖のせいだと思っていた。
ところが最近になって、原因がそれだけではないことに気がついた。
というか。



何でもかんでも洗濯機で洗うのが一番の原因だっつう気がする。



クリーニング屋さんを除いてこの世の中に、ジーンズでもパンツでも、全て表示通りに洗濯しているという人が居るとは思えない(夏目基準)が、「ウォッシャブル」と書いてあるかどうかすら判らない、いや、多分書いていないであろうスーツのジャケットを迷わず洗濯機に突っ込む人は多くない気がする。
そして。
一度洗濯機で洗ってみたらすっごいクシャクシャになって、その後、1時間かけてアイロンをかけるハメになった1枚のスカートを、それからもしょっちゅう洗濯機に突っ込んでは、「あ゛・・・・」と言ってるアホは、日本に1万人くらいしか居ないと思う。(何気に多い)




(アイロンがけは未だに布団の上)



ただ、「洗濯機に突っ込んではいけない」ということは学習しないあたしでも、他の部分の学習機能は少しあるようで。
このスカートのアイロンがけ、最初は1時間かかったのが今では20分で仕上がるようになった。
そう。
慣れても未だに20分もかかるのだ。

平日の朝の20分は結構長い。
ヒダもスリットもないAラインのプレーンなスカートに20分もかかる理由は長年使っているアイロンのパワー不足とあたしの技不足なんだろうが、でも、何度もプレスしないとシワが伸びないのだから、もしアイロンがパワーアップしたなら、今の半分の時間で仕上げられるだろうなあ、と思っていた。



そんなあたしのところに、サイバーバズから素晴らしいものが届いた。




(ダンボールを置くのも布団の上)




(開梱も布団の上)



今回送っていただいたのは、ティファールのスチームアイロン『 アクアスピード ウルトラコード250  』。( 製品サイト : http://www.t-fal.co.jp/






実は、この状態のアイロンを見てあたしはとても戸惑った。
何故なら、我が家で15年以上使っていたアイロンが、こんな姿形だから。




(コードレスアイロンに憧れて購入)




(カバー上部は当然の如く、得体の知れない汚れ付き)



ケースがない。
慌てて取説を見ると、「使用後は立てて保管してください」とある。
つまり、こういうことだよね。




(コードを巻け)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





ケ ー ス 、 な い の か 。





これまで15年以上、アイロン本体を剥き出しにして置いておくことがなかったから、このままの姿で置いておくことにどーも違和感がある。
だって。
ケースに埃が溜まるんじゃなく、アイロン本体に埃が積もるんでしょ?・・・・って、埃まみれになること前提で考えているあたしがオカシイんだよな。そうだよな。



ちなみに、アイロン本体はこれまで使っていた物より格段に大きいが、






収納スペースを考えると、幅・奥行・高さとも、これまでのと大して変わりはない。








これまでのと違うのは、かけ面。






これまでのはテフロン加工でスチーム穴は前のほうだけ、ティファールのはスチーム穴が全体にあって、温度が上がるほど滑りが良くなるという特殊セラミックで・・・・・・・









ダ ダ に 激 似 。






(マジで激似)



それより何より、使う前に一番不安だったのは、長年コードレス使っていたあたしにコード付きアイロンが使いこなせるのか?ということだったが、コードの付け根が










パカっと本体から離れる「ウルトラコードシステム」なるもののおかげで、コードレスに慣れたあたしでも全く邪魔に感じなかった。

しかし、あたしにとって最も重要なのはそのパワー。
どんなに滑りが良くてもコードが邪魔にならなくても、これまでのアイロンみたいに、体重を乗せながら同じ箇所を何度もプレスしないと洗濯ジワが伸びないようでは意味がないのだ。

ちなみに、このスカートの洗濯表示を見てみると、アイロンは当て布をして「低」でかけるのが正解らしい。




(その前に、「ドライ」が正解)



でも、今まで使っていたアイロンで、洗濯機で洗って干して出来たシワを伸ばすには、「低」じゃ無理。
当て布をせずに裏側から「高」でプレスして、20分もかかってたんだもの。

さーて、新しいアイロンは如何なものか。
タンクに水を入れ羊毛モードに温度をセットして、いざ!勝負!(何の)






(これのスチーム、最強です!!!!!)
















所 要 時 間 、 4 分 。





これまであたしが毎朝アイロンをかけていた時間の8割が・・・・なんてことはどうでもいい。
それよりも、パワフルなアイロンがやってきたことによって、あたしの朝にほんの少しの余裕が生まれたことのほうが重要だ。
新たに生まれた16分でお弁当を作ろう!とか、掃除をしよう!とか、無謀なことはもちろん考えちゃいない。
新たに何かを始めなくとも、これまでバタバタ過ごしていた朝に、少しゆっくりお風呂に入ったり、じっくり新聞を読んだり出来るだけでいい。
それだけで、自分の1日が今より潤って今より心穏やかに暮らせそうな気がする。
自力では決して作れなかった平日の朝の16分には、それくらいのチカラがあってもおかしくない。



ところで、古いアイロンはどうしよう。
あ、そうだ。
リビングに置いて、夏目父のハンカチにアイロンをかける時に使うことにしよう。
そうそう、これまでは、自分の部屋からアイロン持って来るのがメンドウで、リビングの一角にいつまでもアイロン待ちのハンカチがあるのが気がかりで、夏目父に「ハンカチがない」って呟かれてから渋々まとめてかけてたんだよなあ・・・・。
夏目父だってあたしに催促するのは気が引けただろうに。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





あたしの朝の16分が夏目父のためのアイロンtimeになりませんよーに。
(あり得る!)





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 マジあり得るー!


~ 8日前。担当Yくん ~

「夏目さん、いつだったかの呑み会で、コーン食べまくってましたよね?」
「コーン?」
「あ、いや、あの、普通のコーンじゃなくて・・・・」
「ヤングコーンか」
「それそれ!好きなんですか?」
「・・・・普通」
「え!でも、あの時バリバリ食べてましたよね?」
「ああ・・・・(いや、あれは部長がヤングコーンが好きだって言ってたから、食わせまいと必死だっただけ)」
「ヤングコーンって普通のスーパーで売ってるんですかね?」
知らね。つうかYくん、ヤングコーンが食べたいの?」
「あ・・・・いえ、なんかふと思い出ただけっス」
「ふうん」



~ 4日前。担当Kさん ~

「夏目、今一番欲しいものって何よ?」
カルシウム
「サプリ?」
「いや、美味しいカルシウム」
「たとえば?」
あん肝
「え!あん肝って、カルシウムなの?」
知らね。今、急に食べたくなっただけ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ今晩呑みに行・・・・」
行かね



~ 3日前。担当、部長 ~

「年越しの時に○○さんが買ってきたサラミ、美味かったよなー」
「ああ!あたしが電話に出てるうちにみんながわーっと食べちゃって、電話を切った時には1っっっっっ本も残ってなかったあのサラミね!そうかー!あれ、美味かったのかー!良かったねー!・・・・で、部長は何本食べた?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・謝ればいいのか?」
「おう」
「お前の分まで食ってすまんっ!」
許さね



~ 2日前。担当、再びYくん ~

「最近暖かくなってきましたよねー」
あ゛?
「いや、晩酌のビールも美味しくなってきたなーと思って」
「・・・・ほう」
「やっぱ晩酌はビールですよね!」
「ふうん」
「え?家で酒呑まないんですか!呑みますよね?」
「うん」
「ビールもほら、好き嫌いがあるじゃないですか」
「ああ」
「夏目さんは何が好きですか?」
教えね



~ 1日前。担当、再び部長 ~

「夏目。お前、確か、エビスと一番搾りが好きなんだよな?あと何だっけ。缶チューハイの、加藤あいがCMやってたやつと・・・・」
喋ってないで仕事しろ
「・・・・はい」



~ 当日 ~








(魚肉ソーセージには「カルシウムたっぷり」。つうか、ヤングコーンは・・・・略)






(何本食ったんだ?って訊いてんだろーが)






(喜び>重さ、ではある)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
判らない人も居そうなので敢えて書いときますが、これは、今日あたしが職場で貰った義理チョコのお返しです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





ホ ワ イ ト デ ー ま で オ ッ サ ン 仕 様 。





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 ここ↑のバナーにある、「あなたの腐OL度判定」をやってみた。タイムは38秒39。女子力はAランク。なのにオッサン風味なホワイトデー・・・・。


「化粧をし始めてからこれまで、ただの1度も、夜に化粧を落とさず寝たことが無い」と言う友人がいる。
彼女は超ド級のコスメマニアだ。
知り合った頃はお互いお肌ピチピチの若者だったのに(夏目基準)、彼女は当時から、ズボラなあたしが呆れるくらい、肌のことを気にかけていた。
彼女は、気になる化粧品は全て買って試してみないと気が済まない。
そりゃあ、試してみなくちゃ自分が求める化粧品にも出会えないけど、でも彼女の購買意欲は凄まじく、時に異常で、あたしはそんな彼女のことをいつも、口をあんぐり開けて見つめていた。

彼女が美容にかける情熱は本当に凄い。
あたしは彼女と年に数回旅をしているのだが、ホテルの部屋で彼女は、あたしの5倍くらいの量の荷物の中から出した入浴剤を入れて風呂に1時間入り、その後更に1時間半かけて肌の手入れをしてからでないと寝ない。
朝起きるとシャワーを浴び、その後また1時間かけて肌の手入れをし、20分でメイクをしたら10分かけて全身に日焼け止めを塗る。
それを旅先でも必ず毎日やる。
「一晩くらいやらなくたっていいじゃない」とか、「時間が無いから手を抜く」とかいうイレギュラーは無い。
必ずやる。
ちなみに、彼女がそうしている間、あたしが何をしているかと言うと。
旅先では普段にも増して大量の酒を呑んでいるため、夜、彼女が風呂から上がった頃には、顔も洗わず爆睡し始める。
翌朝は彼女がドライヤーを使う音で目を覚まし、ボーっとしたり朝食を摂ったりした後、チェックアウト15分前にようやくシャワーを浴びる。(本当)

あたしは自分が、酔ってる時に肌の手入れをするのは無理だと判っているし、お酒を呑まない彼女は、1日でも手入れを怠るとそれが顕著に自分の肌に表れることを知っている、というだけのことなのだが、旅先でのあたし達はあまりに違い過ぎている。
ただ、初めて一緒に旅をした時はお互いがお互いの行動に驚いたのだが、すぐに慣れた。
あたしは彼女の、強迫観念にも似た肌の手入れにアレコレ言うつもりもないし、元来呑気な彼女もまた、あたしが顔を洗わないで眠ってしまったところで、「あたし、顔を洗わないで寝ようとしても眠れないよー。顔を洗わなくてもぐっすり眠れるなんて、お酒ってすごいね」と言うくらい。



「・・・・酒のせいだけじゃないよ」
「うん、知ってる」
「そうか」
「でも夏目ちゃんはオッサンだから、手入れはヒゲだけでいいんだもんね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







いや、鼻毛もマスト。

(上司の愛用品。時々目の前でやりやがる。もちろん凝視する)







ちなみにこの、「夏目ちゃんはオッサンだから」という言葉を初めて彼女に言われたのは20代半ば頃。
確かに当時のあたしは、シラフであろうとなかろうと、肌の手入れにはちっともさっぱり興味がなかった。
でも、それからほどなくして、やたらいろんなことが気になるようになった。
何故なら、常に傍にいた、あたしと大して歳が変わらない彼女の肌が、どんどん綺麗になっていることに気づいたからだった。
若かりし頃から手入れを怠らなかった彼女の肌は、歳を重ねるたびに俄然輝きを増した。
それに気づいたのがきっかけであたしはようやく、毎日化粧を落とすようになり、肌の手入れもマメにするようになった。
どんな巧いセールストークもどんな知識もウンチクも、彼女の肌には叶わない。
百聞は一見にしかず。
彼女の肌には説得力がある。

で。
そんな彼女にアドバイスを貰いつつ、気合いを入れて肌の手入れを始めてみると、これが案外面白い。
そして、飽きない。
元来堪え性がなくモノグサで、何をやっても3日坊主どころか1日で飽きるこのあたしが、なんでだか、肌の手入れだけは続けている。




(時々、自分で「アホか」と思ったりもする)



もちろん、コスメマニアな友人の美肌には到底及ばないしこれから先も彼女のようにはなれないだろう。
それどころか、何度席替えをしても必ずエアコンの風を顔面で受ける席に当るハメになる星の下に生まれたあたしが人並みの手入れしたところで全然ちっとも追いつかないのかもしれない。
でも、それでも、長年コスメマニアな彼女を見てきたから、やらないよりはずっとマシなんだと信じられ、夜な夜なテレビを見ながら肌の手入れをするのが日課となっている。
ちなみに、今のあたしがこの他に「日課です」と胸を張って言えるのは、結露取りとアイロンがけくらいしかない。



・・・・というような、コスメへの熱い思いを100文字にまとめて(短い)応募をしてみたら。




(業務連絡。さなえさん、さなえさん。
デカいほうのダンボールはまたもやステ奥とお揃いっす。
ほんと、奥様じゃないのにね、俺





当 選 し た よ 、 マ マ ン !






逸る気持ちを抑えてダンボールを開け、






デカプチプチをよけるとそこには!




サイバーバズさん、ありがとうございまーす)





ナ ノ ア ク ア の ジ ェ ル パ ッ ク 、 き た ー !





ここ最近で一番試してみたかったコスメなんだよう。
いやー、テンションあがるわー。
ん?なになに?






洗顔後、顔を冷やしたら顆粒とジェルを混ぜ合わせて、ヘラで顔に乗せてラップかマスクで覆って、20~30分放置したらジェルをヘラで取って顔を洗って、通常どおりのスキンケアをする?
で、これを10日間続ける?











メ ン ド ク ・ ・ ・ ・ さ く な ん か な い っ !
(本当に)





できるできるー!
つうわけで、今日から10日間連続で、酸素パックをすることになりました。
手順がやたらメンドウだけど、呑みに行かなければ大丈夫!
結露が薄い昨今、家に帰る楽しみが半減しちゃったけど、でも!今日から10日間はスキップして家に帰ろうと思います。(やめろ)
・・・・と同時に。
ステキな奥様とおんなじアイロンをかけたり、スタイロフォームを貼ったり、雑誌の取材を受けたりする予定。(詳細は後日)



それにしても。
普段なら、仕事以外の予定が複数入ると全てメンドウになっちまうあたしにこれだけのヤル気をくれるなんて、ジェルパックってすげー。
・・・・と、うっとりしていた矢先、外出中の上司から電話がきた。





「 今 日 、 焼 肉 食 べ に 行 か な ・ ・ ・ ・ 」











「 行 か ね 」
(註:部下が上司に言った言葉です)











「言うと思った。でも今日は歳の頃もイイカンジのイケメンが一緒だぞ?
お前に紹介してやろうと思っ・・・・」











「 興 味 ね え 」
(註:部下が上司に言った言葉です)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、電話を切った直後、何の前触れもなく唐突に、コスメマニアな友人がいつだか言っていたことを思い出した。



「高級美容液より高級エステより、恋が一番美肌に効くんだよ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
恋?



そ ん な メ ン ド ク セ ー こ と は 出 来 ね 。





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 啓蟄も過ぎたんだから、蟲師、にょきにょきあがって来ないかな。


たとえば、1枚の紙を2つ折りにする時、角をピッタリ揃えないと気が済まない人もいれば、揃える気はあるのに揃えられない人もいれば、揃える気なんかさらさら無い人もいる。
そのほかに、仕事中なら無意識に角を揃えているけれど、家に帰ってきた途端、角に意識が行かなくなる人・・・・は、あたしだけじゃないはずだ。




(角に意識が行かないどころか、ファイリングすらしないまま放置して3ヶ月)



時々は「あらまあ」くらい思うし、せめて書類をトントンと揃えればちょっとは見栄えが良くなることも判ってはいるけれど、でもあたしは、「この書類をファイリングするのはきっと、夏目父の会社の決算の時だろうなあ」と、まるで他人事のように思っていた。
ところが最近になって、「この書類、決算月にも整理しない可能性が高いような、いやそれどころか、もしかするとまた10年くらい放置するんじゃね?」という気がしている。
なぜならあたしは、ワゴンの向こうにある押し入れのカビを取・・・・おや?




(書類の隙間に何かがいます)






(ぴか?)






(ぴか!)






(ジグソーパズルのようなシルエットのぴか。出所は不明)





おうこら、とーちゃん。





これ、あたしのじゃないって、何べん言ったら判るんだ。

(註:今我が家では、これの所有権で揉めに揉めている。その話はまた)



話を元に戻すと。
あたしがこの書類をまた10年も放置すんじゃね?と思うワケは、押し入れ内部のカビを取る時にワゴンを動かさなかったから、というだけでなく、あろうことか、大工な友人がくれた断熱材を押し入れに貼る段になってもまだ、作業するのに最も邪魔なワゴンを動かす気になっていないからだ。




(押し入れの扉とワゴンの間は10センチ弱)



ワゴンの上の書類が雪崩っちまわないように気をつけながら押し入れ内部の採寸に挑むも、押し入れの前にしゃがみこむスペースがないため、メジャーの目盛りを読むことができない。
手を伸ばし、押し入れの奥までメジャーを入れることは出来ても、果たしてそのメジャーが真っ直ぐ伸びているのかどうかが判らない。
なので。





想 像 だ け で 図 面 を 描 く こ と に し た 。






(押し入れ下段左側の想像図。凸型かどうかも判らない。全て想像)



・・・・と描いてはみたものの、形もサイズも想像上のものということは、この図面通りに断熱材を切る意味が無いことに気づき、



サ イ ズ は 測 ら ず 、 直 感 で 切る こ と に し た 。








一発で切ろうとしたら、






ガッタガタになっちゃったけど、いいのいいの。
だって、どーせサイズ合ってねぇんだもん。


角も、一発で切り落とそうとしたら、






ボッサボサになっちゃったけど、いいのいいの。
だって、こんな形かどうかも判んねぇんだもん。



「どうしてワゴンをよけて押し入れの戸を外して、ちゃんとサイズを計らないんだ?」とは、他の誰よりも一番強く、全世界で一番強く、あたしが思っている。
でも。
「まずワゴンをよけて、いや、今のまま動かすと書類がバラバラバラーって落ちそうだから、最初に書類をよけて、いや、よけるくらいならファイリングすべきだよな。よし、じゃあまずは書類をファイリングして、ワゴンを動かして、戸を外してどこかに立てかけて・・・・ってどこにだ?とりあえず4畳半に持っていくか。いや、でもそうなると、今晩中にコレをやり終えなかったら、また4畳半から8畳に戸を持ってくるのか?で、後日また戸を外して4畳半に運んで?そんで、えーっとえーっと・・・・」という脳内シミュレーションをしているうちに、断熱材を切り刻んでプラゴミで捨ててしまいたい衝動に駆られたのだ。
やばいやばい。
大工な友人の厚意を無駄にしちゃいかん。
そこまで落ちぶれちゃいかん。
だから。
かなり荒っぽいやり方ではあったが、イチかバチか、自分の想像力に賭けてみることにしたのだ。




(想像には限りなく近いが、想像と現物の距離に問題あり)



さて。
1枚切り抜いただけだけど、まずはめてみるか。
ところで、これがパコっとハマればいいけど、もしブカブカだったら壁にピタっと貼り付けなくちゃいけないよなあ。
何で貼ればいいんだろう。
糊かな。両面テープかな。ご飯粒かな。(最後のは絶対違うぞー)



しかし、あたしのこの悩みは、意外にもすぐに解決した。
だって。










(サイズがどうなのかは不明だが戸を外さなければ入らないことだけは確か)








おう、大工。









マジで鮨食いに行くぞぉー。
(初戦敗退)








た だ し 、 軍 資 金 は 1 , 9 2 2 円 だ か ら な 。
(自分の想像力に賭けて負けたから、
リベンジだー!と鼻息を荒くして雀荘に行き・・・・以下略。悲しいから、略。)





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 さすがはカナさん!たった3時間ですと!


大雪が降ろうが冷え込もうが路面がツルツルに凍っていようが、猛暑だろうが熱帯夜だろうが真夏日だろうが、天気に気持ちを下げられることは滅多にないのだが、今日は、家に帰ってきた途端、心底がっかりした。







3月下旬の最高気温になんかならなくて良かったのに。










つうか。












結露ってない窓なんて、窓じゃねえから。
(窓ですから)











(水滴1つ無いクリアな窓)



ああ・・・・。
あたしの愛しい結露は何処へ。(「押し入れじゃね?」っていうツッコミは要りません)





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 え?あのステ奥が実は変人ですと!?・・・・って、そんなのとっくに知ってるし。