BOOK INFOMATION
(これは汚部屋住人による汚部屋ブログです)
日曜日、友人がやっているフェイシャルエステサロンに行くと、挨拶もそこそこに友人が言った。
「肌、綺麗になったんじゃない?右半分だけ」
「あ?」
「右半分だけ。左はそうでもない。っていうか全然ダメ」
「だ・・・・ダメ?」
「うん、ダメ。でも右半分はすごく綺麗」
「・・・・そうか」
左側がダメだったのには理由があるのだが、それはまた後に書くとして。
その日はそれから6時間ほど、サロンでパソコンをいじっていたのだが、作業を終えて帰る時もまだ、右はOK、左はNGな顔のままだった。
話は変わるが。
あたしの上司は、身だしなみにとても気を遣っていて、スーツのお洒落が好きなだけでなく、髪や爪もいつでも綺麗にしている。
ヨレヨレよりは身奇麗な方がいいに決まっているが、この男、とてもウルサイ。
たとえば、自分が寝グセを完璧に直しきらずに出社しようものなら、手ぐしでそこを整えては、向かいに座っているあたしに、「直った?」と訊く。
「まだ」
(更に手ぐしで整え)「直った?」
「・・・・鏡、見れ」
(無視して手ぐしで整え続け)「これで直った?」
「・・・・まだ」
「そうかあ。なあお前、寝グセ直しのシューってヤツ、持って・・・・」
「ねえよ」
「だよな」
別の日。
たとえば、ヒゲの剃り残しがあるまま出社しようものなら、顎を手で擦っては、向かいに座っているあたしに、「目立つ?」と訊く。
「全然」 ←裸眼で
「ココだよ、ココ」 ←剃り残しを指差しつつ
「全然」 ←視力0.03
(立ち上がってあたしの間近にきて)「コ・コ!」
「・・・・あっち行け」
その次の日。
また、ヒゲを剃り残して出社して、顎を手で擦りながら向かいに座っているあたしに、「目立・・・・
「 お う こ ら 、 剃 っ て や る か ら 顔 貸 せ 」
(カッターナイフを手に)
(カッターナイフを手に)
そんな上司は、でも、あたしの身なりには全く興味がないらしく、最近、10ヶ月ぶりに髪を切った時はさすがに気付いたけれど、普段はサッパリだ。
なのに。
今週月曜日から急に、本当に急に、あたしに構うようになった。
上司が気になっているのはあたしの顔。
月曜日の朝イチから、「若くなった」とか「肌が滑らか」とか「艶やか」とか「テカってない」とか「顔色が明るくなった」とか、「あたしに惚れてんじゃね?それか、何か後ろめたいことでもあるんじゃね?」くらい褒めちぎる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
つうことはつまり、これまであたしは、
ボッコボコでテッカテカで土気色の顔をしてたっつうことかぃ?
いや、過去のことはどうでもいいけれど、今の肌のことをここまで言われるっていうことは、やっぱり、アレのせいだろうなあ。

というわけで、またもやサイバーバズのモニターレポ。
今回は、3/7に全国発売されたばかりの、Restgenol (レスジェノール)、『 リフティングベール リキッドファンデーション』 と、 『 ボアフォーカス ブレストパウダー』 。
早く言えば、液状ファンデーションと粉。

(これは汚部屋住人による汚部屋ブログです)
B&Cラボトリーズのレストジェノールラインは、 毛穴同士が小ジワで結ばれた状態=「帯状毛穴」対策のアイテム。
コスメ目当てでサイバーバズに登録したあたしは、受け取ってすぐに使い始めた。
そういえばこの間の 『 おネエ★MANS 』 では、ファッションのカリスマ・植松晃士も毛穴レーザー治療に通っているって言ってたし、最近は毛穴対策が流行ってるんスかね。


ちなみにあたしが普段使ってる下地とファンデーションはマキアージュで、
このパウダーファンデーションには何の不満もないけれど、だからこそ、変える勇気が無かった気がする。
ただ、歳も歳だからそろそろアインチエイジング対策のメイクアイテムを使うべきだよなあと思っていた矢先のことで、普段何も言わない上司がこれだけ何度も言うっていうことは、自分が感じている以上に効果絶大っていうことなんだろうなあ。

スキンケアでもメイクでもネイルでも、所詮は自己満足なんだろうけど、自分が何も言ってないのに人に気付いて貰えるとやっぱり嬉しい。
気付いてくれるのが女友達や上司じゃなかったらもっと嬉しいんだろうなあ・・・・なんてことは考えない考えない。
悲しくなるから、考えない考えない。
リキッドファンデーションは、あたしがこれまで使ったことのある物とは、トロ味が違う気がする。
粘度は高いのに、肌に塗ると重くないしムラにならない。

パウダーは更に良くて、とにかく細かい。
そして顔に乗せた感じがものすごく軽い。
リキッドファンデーションの美容液効果なのか、パウダーを乗せた仕上がりはサラっとしているのに、肌の奥が潤ってるカンジ。
で。
一番スゴイのは。
崩 れ に く く ヨ レ に く い こ と 。
(夏目基準)
(夏目基準)
モノグサゆえ、会社に居るとしょっちゅう化粧を直しそびれるから、化粧直しの必要が無いファンデはとってもありがたいのだ。
さて、話を最初に戻すと。
友人に、「左半分がNG」と言われたのには思いっきり心当たりがあった。
あたしはその日初めてこのファンデーションを使ったのだが、顔を洗った後、部屋の布団の上に座りTVを見ながら基礎化粧品を一通り塗り、次にこのリキッドファンデーションを専用スポンジで顔の右側につけた。
で、そのまま手を止めてTVに見入り、次にパウダーを顔全体につけた。
パウダーの付き方が左右全然違ったので不思議に思い、自分がほんの1分くらい前に何をしたのか考えてみると。
左半分に、リキッドファンデーションを塗り忘れたことに気付いた。
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ま あ い っ か ・ ・ ・ ・ 。
(この思考には自分でも時々驚く)
(この思考には自分でも時々驚く)
その後、パウダーの乗りが悪かった左半分に普段使っているパウダーファンデをチョンチョンと付けてみるも、厚塗りになっていくだけで右半分のクリアな肌とは似ても似つかないものになってしまった。
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ま あ い っ か ・ ・ ・ ・ 。
(いくない)
で 、 そ の ま ま の 顔 で 出 か け た 。
(そりゃあNG出されるわけだ)
(いくない)
で 、 そ の ま ま の 顔 で 出 か け た 。
(そりゃあNG出されるわけだ)
ちなみにこの日、サロンから家に帰ると、あたしの顔をじっと見て夏目父が言った。
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