先週末、ステキクロス貼り職人に刺激されて取り寄せた壁紙のカタログが届いて以来、布団の上でカタログを眺める日々が続いているのだが、夕べ突然ある物がたまらなくイヤになり、仕事の帰り、代替品を買ってきた。
つうか。
こんな毛玉ってるモン、いったい何年使ってんだよ、あたしは。

(とても週末に洗ったばかりとは思えない敷布団カバー)
『 お値段以上 』 なお店で更に何割引きかになってたものを、こんなに毛玉って薄ぅーくなってまで使う必要がどこにある。
毎日汗水垂らして、夕方になると上司に「そのテッカテカな顔、なんとかしてくれや」とまで言われながら稼いでるんだもの、見知らぬオッサンにせっせと寄付なんかしてないで敷布団カバーくらいとっとと買えや。
いやーそれにしても。
無印に行ったのなんて何年ぶりだろー。
あ、行ったことはあったのかな。
こんなにじっくり見たことがなかっただけかな。

(快適快適)
長身で小綺麗なサラリーマン(推定30歳)と隣り合って寝具の棚の前に立ち、悩むこと40分。
これからの暑さを考えたら麻綿素材のと迷ったのだけれど、この手触りが捨てがたかった。
でもまあ、麻綿のも欲しくなったらまた買いにくればいいよ。
意を決してシーツと枕カバーを棚から取ると、40分間あたしの隣に立っていた男性の視線を感じた。
釣られてあたしも相手を見た。
するとその男性は、あたしが持ったシーツを見ながら呟いた。
「それ、気持ち良さそうですよねえ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「40分も黙ってたのにいきなり声かけんなよ。びっくりするじゃねえか」と心の中で呟いて、男性には、「ねっ」とだけ言ってレジに向かっちまうからあたしはいつまでも独り身なんだ。そうなんだ。

(快適快適)
やったー!
これでようやく早起きから解放されるー。
30分は違うよなあ。
いや、40分は違うかなあ。
だってあの毛玉、結構硬くってさー、枕から落ちて敷布団カバーに直に顔つけてるとさー、顔にボツボツ毛玉の跡がついちゃっててそれがなかなか消えねえんだもの。
と、歳のせいじゃなく毛玉のせい、歳のせいじゃなく毛玉のせい・・・・。
(呪文)


















