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片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



結局魔物を全て読み終えた。
で、






計34冊を処分することにした。
背表紙が色褪せているわ全体的に焼けているわで、捨てるしかないかなあと思っていたのだが、幸い、姪が世話になっている学童保育施設に引き取って貰えることになった。
エゲツナイ本はないから安心して読みたまえ、小学生諸君。
あ、でも、ちぅくらいはあるから気ぃ抜くなよ、小学生諸君。



魔物以外にも複数の文庫本があり、その多くは今のあたしにはビビっと来ないものばかりだったが、テスト勉強中に部屋の片付けがしたくなった中学生でもあるまいし、読んじゃいけない理由はどこにもないわけで。
片付けに期限を定めていないのをいいことに、片っ端から読み倒すことにした。
処分するのを前提で。



まずは、バブル期の代名詞的な本。






これもかなり流行ったよなあ。






あと、こっち系も。






中には、純文学や詩集や評論など、毛色の違う本も。








小学校高学年になるとあたしは親が買ってきた本を片っ端から読み漁っていたのだが、4畳半にあった本のほとんどは、多分自分で買ったものだろうと思う。
が。
何を思ってそれを買い、それを読んで何を思ったのかが、さっぱりちっとも判らない。
というか。
これらの本を読みながら、「なんで 『 青春論 』 よ」とか、「片岡義男なら、 『 彼のオートバイ、彼女の島 』 もあったような気が・・・・」とか、余計なことばっか考えてしまうから集中できねえったらない。
そして、これから先も、集中して読める気が全くしない。
むしろ、本棚にあるそれを見ただけで、青かった頃の自分を思い出してモヤモヤしてしまいそうだ。
なので、今のあたしが共感とか感動とかを覚えないモノは処分することにした。



最後まで迷ったのは、一世を風靡したこの2冊。










表紙を見て少しテンションが下がったのだが(何故)、いざ読んでみると、両方とも突き抜けていて、青い頃に読んだのとは違うであろう読後感がある。
こういうのは取っておきましょう、そうしましょう。



これでようやく本の選別が終わり、ベッドの下にわんさかあった、荷造りご無用なダンボールが全てなくなった。




(汚すぎてさっぱりスッキリしない)






(なんかあるよね)



うん、あるね。




(引き出してみた)



この箱の存在にはだいぶ前から気づいていたが、側面の絵を見て、「ああボウルか」と思っていた。
というか、これに入っていたボウルがブルーグレーだったことや、中学の同級生の結婚式の引き出物として貰ったことも覚えていたから、中身を確認する気にならなかった。






箱の底には、






得体の知れないシミとカビの跡が残っているけれど、中身がボウルだもの大丈夫でしょ。
さて開けてみましょーか。
綺麗な色のボウルを見てみましょーか。
・・・・と呑気に蓋を開けてみた。
で、ギョっとした。
何故なら。
この箱の中には、予想もしていなかったモノが入っていたからだった。






(へ?)





箱の中に入っていたのはブルーグレーのボウルではなく、中学からハタチくらいまでの間に貰った年賀状と、大量の手紙だった。




(丁度、『捨ててスッキリ。キレイに暮らす。』 のsonicaさんが、手紙の整理をした様子を書いていらっしゃいます。やってることは同じなのに何故か対照的)



前にも書いたけど、小学校に入学してから中学を卒業するまであたしは尋常じゃないくらい引っ越しをしていたから、9年間ずっと、いつでもどこでも転校生だった。
で、引っ越し先の住所を聞かれたり「引っ越しました」のハガキを出したりすると、前にいた学校の同級生数人から、「新しい学校はどお?」という手紙がくる。
せっせと返事をしていたこともあったのだが、でもあたしはある時期から、その手の手紙に返事を書かなくなった。
幼さが消えてモノグサな性分が表に出てきたことが最大の理由だろうが、幾度も転校するうちに、物珍しさが薄れたら転校生は飽きれられるのだと、身をもって知ってしまったことも関係している気がしている。
ついでに言えば。
あたしが同級生の名前や顔をちっともさっぱり覚えていないのは、付き合った期間がいちいち短いことに加えて、いつの日か離れることになる彼らと一生の友達にはなれないと、判っていたからのような気もしている。
というわけで。
今でも仲がいい友達2人から貰った手紙やハガキだけを残して、他は全部捨てることにした。
魔物や文庫本と同様に全部中身を読んでみようと思ったが、3通読んだだけでもうお腹いっぱい。
当時はピンと来なかっただろうが、若さとか青さとか、痛さとか羨望とか、その世代特有の複雑な心が見え隠れしている文章はもう読めん。
つうことは、あたしもそんな手紙ばかり書いていたんだろうなあ・・・・。




(10代の自分を抹殺してぇ)



ちなみに。
小学校に入学してから中学を卒業するまでに知り合った何百人かの同級生のうち、今でも友達と言えるのはただひとり。
18歳の春、彼女があたしにくれた1枚のハガキは秀逸だ。









(コイツからは、「アスノミカイ デンワクレ」という電報を10回以上貰った)



彼女とは、この先もずっと友達でいられそうだと、改めて思った。
つうか。



コ イ ツ 、 昔 か ら ア ホ だ っ た ん だ な ・ ・ ・ ・ 。
(類友とか言わない)






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