BOOK INFOMATION
10代後半から20代前半にかけて、夏になるとあたしは、実の親からしょっちゅう、「どこの国の人ですか?」と訊かれていた。
「日本です」と答えると、実の親はきまって、「へー。じゃああなたのご両親はどこの国の人?」と訊く。
で、渋々「日本です」と答えると、実の親は怖い声で、
「そんな焦げた娘を産んだ覚えはない」
と言い放った。
そう。
当時のあたしは、いつでも肌が真っ黒だった。
美白のスペシャリストは声を揃えて、「日に焼かないのが一番」と言う。
「若い頃、海にばっか行っててすげー日焼けしてたんスよ」というようなことを言ったなら、「焼いちゃダメよー!」と美容部員に言われたこともある。
ごもっともな話だが、20年も前のあたしに今ダメ出ししたところで、何の解決にもならない。
それに。
世の中には海水浴やマリンスポーツをする楽しみもあるわけで、夏を満喫しまくった若かりし頃のあたしは、20年後の自分のために紫外線を避けて暮らすなんてことが考えられないくらい生き生きしていたハズだ。
それはそれでええじゃないか、ええじゃないか。
元々色は黒いほうだが、それに加えてとにかく日に焼けやすい。
赤くなったり痛くなったりすることはなくて、見てるそばからどんどん黒くなる。
ハワイでもグアムでも沖縄でも家のベランダでも野球場でも、あっつう間に小麦色の肌が出来上がる。
で、シミもあるにはあるのだが、何しろ肌が黒いからイマイチ目立たない。
な ん て ー の ? 保 護 色 っ て ー の ?
(ヤケになるな)
(ヤケになるな)
だけどやっぱり、どんだけ目立たなくても気にはなる。
いざという時はレーザーなりケミカルピーリングなりすればいいと思っているが、でも、ある程度のことは日頃から自分でやっときたい。
だって俺、女の子だもん。
(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)

(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)

というわけで、久々にサイバーバズのサンプル試用レポ。
今回は、AVON(エイボン)の新製品「ミッションホワイト」の、「ブライトニング ローション」「ブライトニングミルク」「ジェルエッセンス」、化粧水と乳液と美容液です。
改めて考えて気づいたけれど、化粧水・乳液・美容液の3つとも美白効果のあるものを、朝晩10日間連続で使い続けたなんて初めてかもしれないなあ。
で、使ってみた感想は。
保湿力がすげーよ、これ。
製品サイトによると、この「ミッションホワイト」シリーズは、エイボンが新開発したアグホワイトなる成分が配合されていて、それが保湿力を高めているそう。
美白効果だけじゃなく、浸透力と保湿力が優れていると、アレコレ使わずに済むからステキ。
化粧水を手のひらにとってみると美容液なみのトローリ感にびっくり。
ティッシュパックにもってこいだなあ、これ。
まだ11日目なので美白効果のほどはよく判らないけど(え!)、使い始めてからというもの、肌のキメが整ってる気がするし、明らかに化粧のノリが違う。
これで美白ができるんだろうか、ほんとうに。(失礼)
ただ、モノグサなあたしにとって最大のネックは。

化粧水と乳液がフタ付きの瓶に入っているということ。
長年ポンプ式の化粧水と乳液を使っていたせいで、

フタを取って瓶を持ってさかさまにしてちょいと振って・・・・(中略)・・・・わずかに化粧水の残る手でフタを持って瓶に乗せてクルクル回すっていうのが、どーにもこーにも億劫でたまらない。(オカシイ)

美白のためのケアは毎日続けなければ意味がないと思っているのだが、あたしにとって、続けるためにはケア用品の使いやすさが重要。
ジェルパックみたいに、夜ゆったりとやるものならばどれだけ手間がかかってもいいが、普段使いの化粧水は「ぷしゅ!」「びしゃびしゃ!」で終わらせたい。
最初に、化粧水と乳液のフタを外しておいて、ぜーんぶを塗り終わったら手を拭くなり洗うなりした後でフタをしめればいいのかもしれないが、この10日間、そう思っても出来たためしがない。
ううーん。
フタ付きの化粧水~美容液を使ってる人ってどうしてるんだろう。
いちいち手を拭いたり、瓶を拭いたりしてるんだろうか。
ううーん。
使用感はすごくいいんだよなあ。
AVONさん、
これのポンプ式を作ってくれねえかなあ・・・・。
(モノグサ向けに)
(モノグサ向けに)
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