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BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



モノで溢れかえった部屋にある不要品を捨てて捨てて捨てまくった女が次にすべきこと、それは。
・・・・まあ、あたしのように、「汚部屋暮らしのさなかでダメにした4畳半の部屋ひとつをリフォームしなければ先に進めねー」というヤツは置いといて、普通の汚部屋住人(オカシイ)が次にするのは、部屋に残った要る物を家具に収納することだろうと思う。
ところが、夏目調べによると、汚部屋住人の多くは収納も苦手。
そして多分、収納名人を部屋に連れてきて、鮨をおごって酒もたんまり呑ませて「じゃ、よろしくお願いしやす!」と言ったところで、その時だけは部屋が片付くんだろうが、元汚部屋住人がそれを維持することは多分できない。
これも夏目調べ。
モノを捨てる基準が人それぞれなように、自分の便利が他人の便利とは限らない。
自分の生活スタイルや性格を一番知っているのは自分なわけで、その部屋で生活するのも自分なわけで。
知識が無いのだから収納のスペシャリストにヒントを貰うのは有効だろうが、結局は、自分の頭と身体を使い苦労して工夫しなければ、自分にとって居心地のいい部屋を作ることはできないだろう。
・・・・と、ここ1年半くらいずっと思ってきたのだが、そんなあたしの思いを、まんま実践した人がいる。



それにしても。




(この便箋だって、サっと取り出せたハズ!)



なんてカワイイ字なんだ。

そう、あたしの中での彼女は、とても女性らしくてカワイイ人だ。
あたしとはまるっきり違うタイプの、オッサンっぽくない女性。
でも。
今回の本の中の彼女は、迷って悩んで立ち止まって、凹んで挫けて膝をつき、それに疲れて立ち上がりまたゆっくりと動き出す。
小さいことで大いに自分を褒め、ちっちゃくガッツポーズをしながら少しずつ前に進んでいく。
失礼なのを承知で言えば、その不器用さはやけに自分と重なる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





失 礼 過 ぎ ま す ね 。 そ う で す ね 。



つうわけで。
明けて昨日、池田暁子さんの新刊が出ました!
「片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術」「貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術」に続く第3弾は!





「汚部屋を片づけた女の、こんどは!私自身が片づく番だぜ!





ではもちろんなく、





必要なものがスグに!とり出せる整理術!











整理整頓が得意な人にとっては当たり前でも汚部屋住人歴が長い人にとっては難しい、細々とした物の整理に、元汚部屋住人である池田さんがチャレンジした様子が克明に綴られています。
『 婦人公論 』 誌上での座談会で初めて池田さんにお会いした時に盛り上がった、「物の大きさの把握が苦手」ということにまつわるエピソードも出てきて、クスクス笑ったり、「そこで手ぇ止まんの、すげーわかるよう」と共感したりしながら、あっつう間に読み終えられる一冊です。
機会があったら是非是非読んでみて下さい。





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 あ、やべ。今日って資源回収の日だったような・・・・。
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