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BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



マンガを買わなくなって暫く経つ。
週刊のも隔週のも月刊のもコミックも、学園モノも恋愛モノもいつの間にか縁遠くなり、今あたしが読むマンガといえば、雀荘で卓が割れるのを待っている間、英気を養うつもりで手にする 『 哭きの竜 』 と 『 アカギ 』 と 、時々 『 ゴルゴ 』 。

(問:独身女子としてどうなんでしょうか?)

(答:どうって、終わってます)

まあ、これを読んで気合いを入れ、哭きの竜よろしく、「悪いな、それロンな」なんてカッコ良く決める気満々で卓についたところで、入れ歯をカポカポさせてる対面の推定無職なオヤジに、「ねえちゃん、ごめんねえ。それロンなんだよねえ(カポカポ)」と言われちゃったりするのがオチなのだが。
とにかく。
自分で好んでマンガを読まなくなって暫く経つから、ここ10~15年のマンガは近代麻雀系以外知らない(なんつう女もどうかと思う)し、それどころか、かつて自分がどんなストーリーに胸をトキメかせていたのかもよく覚えていなかった。
それと同時に。
8畳にあったおねえちゃんのマンガを読んだ時と同じように、昔は何かを感じたであろうマンガを読んで何も感じなくなってたらイヤだなあとも思っていて、だから今回は、魔物に憑かれるのも恐る恐るだった。





(古いカバーのほうが断然カワイイ)



うむ。
確かに好きだったぞ、くらもちふさこ。
『 海の天辺 』 あたりまでは全部持ってるハズだし、





(4巻目のカバーがいいのに何故2冊にする)



どれもこれもが大好きだった。
でも。
心身共に穢れて荒んでやさぐれた今のあたしが読んで、「いいなあ」って思えるんだろうか?
・・・・と思いながらパラパラと捲って気がついた。
そうかそうかー。
おねえちゃんのマンガの中で残したアレって、『 いつもポケットにショパン 』 に似てたんだー。





(全てにおいて「ショパン」にそっくりだが、これはこれでアリ)



じっくり読むのは後にして、他は何が入ってる?





(塩森恵子なる漫画家のはコレしかなかった)



ああ!ああ!!
下宿やってる家の娘が、高校の先生とか下宿人とかにモテモテのヤツ!
で、他は?他は? ←気分が乗ってきた




(初版が1977年ですってよ、奥様) ←誰



あー、岩館真理子かー。
これは同級生同士の話だったと思うけど、他のは、「え。○○クンに彼女がいたの・・・・!?」って驚いて落ち込むんだけど、実は彼女じゃなくて従姉妹だったとか姉だったとか妹だったとかいうパターンが多かった気がするんだよねえ。
今でもそのシチュエーションに萌えんのか?俺。






マーガレットコミックスばっかだと思ってたら、やっぱあったか、りぼんのも。
そうだそうだ。
小椋冬美の書く大人っぽい女の子が好きだった時期あったなあ。
でも、どう考えても、今のあたしのほうが全然大人なんだよなあ。(当たり前)
そして最後はやっぱコレ。




(ク、クラウス!!!!!)



いやー、懐かしい!
忘れもしないよ。
これは最初、お母さんが買ってきたんだ。
おねえちゃんもあたしもこっち系(どっち?)には興味がなかったのに、お母さんがせっせと買ってくるもんだからどんどん読んでるうちにハマったんだった。
家族4人で読んだもんなあ。
友達にも貸しまくったなあ。
だからこんなにボロボロになったんだよなあ。




(破ったりセロテープで補修しやがったのは、多分末娘)



ちなみにこの 『 オルフェウスの窓 』 は全18巻。
姉もあたしもそれはもう頻繁に友達に貸していたのだが、中には又貸しする子なんかもいたりして、貸した本人達ですら誰に貸したのかあやふやになったりした。
それなのに今我が家に全巻揃ってあるのは、このおかげなんじゃないかと思う。




(最後のページにある母親の字)



マンガ本に自分んちの住所と名前を書くなんて今じゃ絶対考えられないが、親は親なりに、子供だけの社会でもちゃんと「借りて返す」というルールが守られるよう考えてくれたんだろう。
なんにでも名前を書けばいいってもんでもないが、友達から借りた本にもしも、大人の字でしっかり住所と名前が書いてあったなら、なーんとなく早く返したくなってしまう、あたしは。
そういえば。
「ゴミを捨てないで下さい」「犬のフンは持ち帰りましょう」「無断駐車厳禁」などの張り紙は、見易く綺麗に印刷するよりも、下手でもいいから手書きしたほうが効果が大きいという話を、だいぶ前にテレビで見たことがある。
確かに、看板みたいなスマートな注意書きは見過ごしてしまいがちだけど、たとえば筆書きで縦書きで、「ゴミを捨てるな」と書いてある場所にうっかりゴミを落としたら、どこかでじーっと見ている怖いオヤジが「こらー!」って走って出てきそうな気がする。
・・・・と、30年くらい前の親の字を見ながらアレコレ考えつつ、いよいよ、魔物にどっぷりハマることにした。
で、その結果。
『 いつもポケットにショパン 』 でジーンとなり、



『 オルフェウスの窓 』 でウルっとなる。



が。
あたしの後追いで読み始めた夏目父は、



『 オルフェウスの窓 』 を読んでポロポロ泣いた。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って。





乙 女 か 。





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