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BOOK INFOMATION

単行本 『 片付けられない女魂 』 は、Amazonマーケットプレイスで購入できます。
片付けられない女魂     Amazon
(扶桑社 / 全503頁 / 書き下ろしアリ)



知人の娘さんが、来春の大学進学に備えてパソコンを買うことになったのだが、親も子もパソコンに疎いのでどんなものを買ったらいいのか皆目見当がつかないらしく「相談に乗って欲しい」と言われた。
何かと物入りな時期だから「できるだけ安価なものを」と言う。
大学との連絡以外は、Webサイトを見たりブログを書いたりゲームをしたりメールの送受信をしたりするだけらしいので、「お店で売っているパソコンの中で一番安いのを買えばいいんスよ」と言う気満々だったのだが、これではいい加減に答えていると思われかねない。
が、「安価なもの」っていっても、一家に初めて導入されるパソコンが中古ってのはイヤだろうし、かといって、見たことも聞いたこともないPCパーツショップオリジナルマシンを薦めても胡散臭く思うだろうし、つうことはやっぱ、一般的に知られているSONYとか富士通とかPanasonicとか東芝とかのがいいんでしょうなあ。
・・・・と、あたしにしてはわりと真剣に考えて、要らない機能がついていないまあまあ安価なもののうち、ある程度の拡張性があって尚かつスペック対価格比が高いものを3機種を挙げてみた。
「想定していた額より5万以上安い」と喜ばれた。
良かった良かった・・・・って、どんだけ高いモン買おうとしてたんスか。



そんなわけでかなり久しぶりにPCメーカーサイトをガッツリ見たのだが、他人のPCの機種選定をしょっちゅうしているわりに、あたし自身は全くちっともさっぱりパソコンに興味がない。
ブログをやってるくせに何言ってんだと思われるかもしれないが、車と携帯電話と私用onlyのパソコンは最低限のことができりゃOKだと思っているので、本当に全く興味がない。



初めて自分のパソコンを買ったのは16年前(!)、B5サイズのThinkPadで、OSはWindows3.1(!)だった。
が、OSをWindows95(!)にアップグレードした直後、床に直置きしたノートPCを踏みつけ液晶を割ったためご臨終。
ちなみにこの時はシラフだった。念のため。
2台目は、「牛柄の箱で届くのが見たい」という理由だけで、今は亡き(いや、あるけど)Gateway2000(現・ゲートウェイ株式会社)のを買った。






OSはWindows95だったが、買ってから2年11ヶ月経った頃、ハード面の疑問を解決すべく真夜中にサポートデスクへ電話すると、話の成り行きから、買ったのよりもずっと高いスペックのPCに無償交換して貰えることになった。
OSもWindows98(!)に。





これが1999年のこと。
その2年後、Gatewayは日本から撤退したが、無償交換して貰ったパソコンはすこぶる調子がよく、OSをWindows2000にしてからも、毎日せっせと働いてくれた。





丸 1 0 年 も 。










それが未だに現役で、このブログもGatewayマシン・もーもクンで更新している。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





パソコンに名前つけるなんてキモいですね。イタイですね。そうですね。





が、完全に私物であるハズのこのもーもクン(懲りない)が、数年前から会社の人に引退を促されている。





人使いの荒いウチの会社は、自宅からも社内ネットワークに接続できるようにしているのだが、それを、「要らんことすな。会社の仕事は会社でやるもんじゃ、ぼけ!」と思っているのはあたしくらいなようで、フレックス有・在宅勤務有なうちの会社では、わりと多くの人が便利に思っているらしい。
社内ネットワークに接続するためは、私的に使ってる分には全く必要のないヘヴィなソフトウェアをインストールしなくてはならないのだが、如何せんうちのもーもクンは低スペック。
特殊なソフトが動き出すと、息も絶え絶えになってしまう。
で、だいぶ前、社内ネットワーク管理部門の人に「もっと軽いソフトにしてもらえないか」と言ってみたところ、「高スペックのマシンを会社から貸与しましょう」と言われてしまった。
なので素直に、



「 い ら ね 」 と 答 え た 。



この件では上司に何年も前から「往生際が悪い」と言われているのだが、フレックスでもなく在宅勤務をする気もないあたしはどーしても解せない。
会社の人から携帯に電話がくるだけでもだいぶ鬱陶しいのに(こら)、家に居ながらにして仕事をする環境なんぞを整える必要がどこにある。
こちとら、毎日会社に行ってるっつうの。毎日仕事してるっつうの。働いてるっつうの。
いや、それよりなにより。
会社絡みのソフトのせいじゃなく、100%私的に使ってる状態で、もーもクンがもーも爺になったと感じたのであれば、あたしだってこんな意固地にはならねえよ。
でもさ、私的なPCを私的に使ってる分には問題ないんだもの、なんで替える必要があるんだ?ってことよ。
・・・・と鼻息荒くしていたのが去年の今頃のこと。
が、今年に入り、もーもクンはめっきり老けてしまった。
時代の動く早さについていけなくなったのか、リニュアルされたYahoo!Japanのトップページの右側を読み込む途中で30回に1回くらいコケるようになったのだ。
で、ようやく、ほんとにようやく、「いよいよ替え時か」と思うに至った。



つうわけで。
久しぶりに社内ネットワークの管理部門に連絡。

「あのソフトの推奨スペックってどんくらい?」
「んー、そんなに高スペックじゃなくていいんですよ」
「そうなの?」
「OSはWindows2000以上でOKですし」
「ふうん」
「お、夏目さん、いよいよ会社からの貸与受ける気になりましたか!」
「なりません」
「どうしてですか」
「だってどーせLenovoでしょ?それとも、あたしがオフィスで使ってるMacbookをもう一台貸与してくれるっつうの?」
「Macでなきゃいけない理由があれば検討し・・・・」
「ねえよ、そんなモンはよ」
「じゃあ無理っす」
「あ、Windowsでもいいや。あのさ、キティのノートパ・・・・」
「Lenovoです」(きっぱり)

(が、ケチな会社は結構好きだ)

「じゃあいらない」
「え?でも、いっぱいいっぱいなんですよね?もーもクン
「へ?」
「あれ?もーもちゃんでしたっけ?」
「・・・・つうか、なんでキミが名前知ってんの」
「あー、夏目さんとこの部長さんから聞いたことあるんで」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





いらんことまで喋んなっつってんだろーが、部長。





「ま、まあ、もーもクンはいっぱいいっぱいなんだけど」
「ああ、やっぱ「クン」か」
「でも別のがあるから」
「買ったんですか?」
「違うけど。でもまあ、もーもクンより強いのがあるからそれに変えようかと思って」
「ほう。CPUがソコソコでメモリ256MB以上ならちゃんと動きますから」
「ふうん」
「満たしてますか?」
「うん」
「じゃあ、もーもクンからのデータ移行用にHDD貸し出しますねー」



なんと至れり尽くせりな会社だろうか。
が、あたしは答えた。



「 い ら ね 」 。



そう、あるんだもの、パソコン。
コテコテの汚部屋時代からずっと、もーもクンよりイケてるのが部屋にポロンと転がってたんだもの。
もーもクンを使い続けていることに呆れた友人がくれたんだもの、3年くらい前に。
しかも。
もーもクンからのデータ移行はどうしようかなあと思ってた矢先、ポータブルHDDがうちに来ることになったんだもの。



これはもう「やれ!」っつうことでしょう。そうでしょう。





(続く)





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